信さんの釣行記

とりはま 12月29日(金)
    2006年最後の鳥浜釣行!
    毎年、この鳥浜最後の釣行は特別な思い出が残る。
    天候が悪くても、三木さん、鈴木さん、堀江さん、そして私の通称、鳥浜4バカ
    は皆勤賞である。
    この日も天気予報は、寒くて風が強いとの事だったが、一昨年、吹雪の中の
    釣行に比べれば楽なもんさ!と、おじさん4人は思っていた。
    やっぱり、今年もこの4人かな?と思いつつ船着き場に行くと、N氏、U氏、O
    氏の3人がスタンバイしていた。
    この3人に、今日は仕事で来られないF氏が加われば、新世代鳥浜4○○?
    かと思える。

    渡船後、早速、高い方に向かい、例によって根本から開始した。
    水深12mを上から下まで、ゆっくりと落とし込む。
    柱を一本ずつ丹念に狙っていったが、全く反応はない。
    唯一、O氏が先端付近の底で当たったとの事だったが、その他は全く沈黙だ
    った。
    休憩後も全く反応がなく、11時頃、中間付近で堀江さんと話しながら何気な
    く落とした竿先がブルッと震えたかと思うと、次の瞬間、一気に引き込まれた!
    ヨッシャ、来た来た、と叫びながら追い合わせのシャクリを入れた。
    強い引きは竿を締め込んだが、これを耐えてリールを巻こうとした所で、再び
    一気に走った。
    これは止める事ができず、糸がズリズリと出ていった。
    竿を立てながら、機をみてリールをゴリゴリと巻く。
    水面に浮いてきたのは、結構デカイ。
    落ち着いてタモに入れ、無事に取り込んだ。
    
50cm、2.5kg、大きい割には綺麗な魚だった。
    

    その1時間後、粘っていたO氏が、やはり中間付近で良型をGet。
    そして、14時にはN氏が超肥満体の3.1kgをGetして、鳥浜2006年の最後
    を締めくくった。


宮崎
    12月23日(土) 同行者:長友(護)
    今年最後の宮崎、天気も良さそうで気持ちよく出発した。
    まずは油津港、潮が低いので河口付近は遠目狙いのクリーピング、水上場
    方面はヘチを狙ってみた。
    一回りしてアタリはなく、長友氏に状況を聞くと本命アタリは有ったとの事。
    魚が居ると思うと気合いが入る。
    河口付近に戻り、投入を繰り返すとモゾモゾと生命反応が伝わってきた。
    竿先でそぉ〜っと聞き、乗ったかな〜と思ったところで思い切り合わせた。
    魚は一気に沖に走ろうとしたが、竿を立てて応戦、横走りも阻止して取り込ん
    だ。38cm
    その後、長友さんにアタリは有ったものの針掛かりせず、福島港に移動した。

    福島港に到着して、腹ごしらえ後、しばし仮眠。
    私は3時過ぎに目が覚めたので、そそくさと準備し信さんポイントへ。長友氏
    は熟睡。
    根本から探るも、潮がまだ満ちていないので水深が浅すぎる。
    トントンと落としながら、先端へ移動。
    先端まで行ってもアタリがなかったので、沖目に投げ込んでみた。
    すると、コンッと餌を取られてしまった。
    素早くカニをつけて再投入、すると直ぐにコンコンと当たる。
    思い切って合わせたが素針。
    残念と思いながら投入するとまたまたアタリ。
    ゆっくり慎重に聞きながら、合わせるとようやくヒット!
    なかなかの引きで、やりとりを楽しみながら取り込んだのは42cm。 
    いるいる!と思いながら、3mほど移動して投入した途端、ゴツンッと餌を取ら
    れてしまった。
    3回連続で餌を取られた。なかなか掛からないがアタリは凄い。
    熟睡中の長友氏に「寝てる場合じゃない、凄くアタルよ!」と電話で起こした。
    アタリは12回連続だったが型が小さい(30cm未満)。
    今度は、先端付近に戻りヘチに落とし込むとモゾモゾきた。
    グイッと合わせると、今度は強烈な引き込み。
    大きいぞ!とい応戦体制に入ったが、スッと軽くなった。なんと針がほどけて
    いた。(^^;
    悔しい〜。
    その後は、やはり型が小さく、やっとキープしたのは38cmだった。
    結局、キープは2枚、30cm未満を10枚釣った。

    長友氏は、まもやんポイントで大物と格闘!
    糸を切られたり、バラしたりしていた様だが、50cmと40cm程度を取り込ん
    でいた。

    明るくなってアタリは止まり、まもやんポイントで30cm未満のチヌを1枚あげ
    ただけだった。
    

    一休みしてから志布志港の探索に行ってみた。
    ここは漁港でも水深があり、水面には小魚もたくさんいた。
    これなら、本命も居そうだな〜と思い、私は漁港側、長友氏は堤防方面を探
    った。
    入れて直ぐにアタルがカサゴのオンパレード。
    コーナーを曲がり、船着き場のヘチを探った時、着底間際にゴソゴソと当たっ
    た。
    またカサゴかな?と思いながら合わせると、引きは強く重量感がある。
    ヨッシャ!とばかりに、竿を立てリールをゴリゴリ巻いて浮かせたのは40cm
    の綺麗な魚だった。
    

    福島港に戻る途中、綺麗な砂浜で仮眠。
    砂浜の向こうに石がゴロゴロとあったので、行ってみるとカニが取れたので餌
    を補充した。

    日をあらためて再び福島港。
    今度は、まもやんポイントから開始、投入後直ぐにヒット!
    グイグイ引いたが、慎重に取り込んだ。42cm
    これは、さい先良いスタート! 何枚釣れるか!!と期待したが、その後はサ
    ッパリ・・・・。
    結局、場所を移動して昔やったことがある河口に行ってみた。
    良さそうな場所だったが、アタリはなく、10時の満潮に再びいつもの場所に戻
    った。

    まもやんポイントに行く途中でアタリ!
    取り込んだのは34cmだった。
    数投後にもタナで食ったが、針が外れてしまった。
    期待してまもやんポイントに行ったが、そこでは全く当たらなかった。
    今度は、信さんポイントに移動、トントンと落とし込んだが反応はなく、沖目を
    クリーピングで探っても全くダメ。
    ヘチに落としながら戻っていたが、根本(コーナー)付近に何気なく落とした途
    端、ゴツンッと来た!
    サッっと合わせると、ギュギュギュギュと沖に走る。竿を立てて応戦!
    強烈な走りでなかなか止まらない。
    これは大きいぞ!
    力を込めて竿を握り、リールを巻くタイミングを図る。
    よぉ〜しと思った時、竿先がピョンと戻った。
    あれっ〜と思ったが痛恨のバラシ、なんと針が折れていた。

    その後、さっき釣ったまもやんポイントの途中で、再び掛けたが、水面でタモを
    入れようとした時に針が外れて万事窮した。

    今回は6枚のキープだったが、この時期にこれだけアタったのは初めてで、長
    友さんも50cmオーバーを上げた、今後に期待が持てそうである。


とりはま
 12月16日(土)
    今週は天気も良さそうで、意気揚々とやってきた。
    そして、先週、宙ぶらりんになった柵は落ち着いて足場を確認しながら渡った。
    週初めに腰を痛めたという三木さんも、針を打って復活していた。

    仕掛けを作って三木さんと高い方へ、例によって三木さんは先端から私は根
    本から開始。
    潮の流れはまずまず、釣れそうな雰囲気だったので、慎重に探っていった。
    開始早々、6mでヒットしたが、これはスズキだった。
    1時間程して、三木さんが本命をタモに入れて戻ってきた。
    よし、時合いか? 
    気合いを入れて探ると、中間付近4mでコンッと当たったが大きな空振りに終
    わった。

    暫く休憩し、10時から再開、今度は先端付近の6mで掛けた!
    合わせが弱かったので、追い合わせを2〜3回入れた時、なんとスッポ抜けて
    しまった。

    満潮時を過ぎ、潮は上下とも適度に流れ、釣れそうな雰囲気が続いたが当た
    らない。
    結局、15:45まで粘ったが本命はGetできずに終了した。 
    



とりはま
 12月09日(土)10日(日) 同行者:長友
    長友氏が宮崎から仕事でやってきたので、週末は一緒に鳥浜に行こうと思
    っていた。
    今回は天気が悪そうで直前まで迷っていたが、予報では午前中は曇り15時
    以降に雨となっていたので決行する事にした。
    念のために靴も長靴にして、カッパも用意して14時までの釣行とした。
    しかし、防波堤に渡ると直ぐに雨が降り出し、しかも止むどころか本格的にな
    ってきた。
    風も強くなってきたが、8時過ぎが満潮だったので少しは頑張ろうと思い、長
    友氏は低い方へ、私は高い方へ行ってみた。
    満潮前に私のすぐ後ろで釣っていた方が4mのタナ、カニ餌で良型をGetした。
    時合いか?と気合いを入れてやったが、反応はなく9時には休憩モードとなっ
    た。
    手袋は既に雨でビチャビチャだったが、外すと北風が厳しく濡れていても手袋
    はしていた方がマシであった。

    9:20頃から高い方で再開、根本から先端までやってダメ、風が更に強くなっ
    てきたのでガン玉を足し、今度は反対側に放り込んでいった。
    3投目、放り込んで糸が馴染み4〜5m落とし込んだ所で糸が拭けた。
    あれっ!?と思い、竿先で軽くきくと生命反応??。
    半信半疑ながら合わせると心地よい重量感と、チヌ独特の引き味に変わった。
    最初の合わせが弱かったので、追い合わせを3回くれてやり、やりとりを楽し
    みながら柱に突っ込まれる事だけ注意して慎重に浮かせ、タモに収めた。
    42cm綺麗で上品な魚だった。
    その後は、雨の冷たさが肌に染みてきたので、13時でギブアップした。
    

    翌日の天気は曇り時々晴れ!今日は大丈夫だろうと思いながら意気揚々と
    釣り場に向かった。
    富岡堤防に行くまでに、高いファンスを越え、鉄板の柵を通過し、同じく鉄板
    の海に突き出た柵をロープを掴んで乗り越え、最後に錆びた鉄柱の海に突き
    出た柵を越える。
    もう何十回も通った慣れた柵である。
    ところが、今回、最後の錆びた鉄柱柵を越えたと思った瞬間、足を踏み外して
    しまった。
    一瞬、何が起きたか解らなかったが、足は宙ぶらりんとなり、両手で錆びた鉄
    柱を掴んでいた。
    我に返って、腕に力をこめ登ろうとしたが、簡単にはいかない。
    再度、腕を曲げ、足を上に掛けようとした時に、長友氏が気づき腕を引っ張っ
    てくれたので容易に登る事ができ、事なきを得た。
    後で、考えてみると、寒かったので早めに手袋していたお陰で手の平は無傷
    ですみ、鉄柱をしっかり力を入れて握る事ができた。
    もし、素手だったら? 手をズタズタに切るか、若しくはそのまま海に転落、テト
    ラで体を強く打ち付け、命を落としていたかも知れない。
    そう思うとゾッとした。
    慣れた場所でも、そこには危険がいっぱい。
    安全には充分な配慮が必要だと、あらためて感じた。

    7時の1番船で14人が渡った。
    今日は、三木さん、鈴木さん、堀江さんもいるので、複数枚が期待された。
    私と長友さん、三木さん、鈴木さんは高い方、堀江さんは低い方へ行った。
    開始して間もなく長友さんの竿が大きく曲がった!
    

    みんなの注目を浴びたが、掛かったのは良型のスズキだった。

    この日の本命第1号は、堀江さんが低い方で、モドキでGetした。
    心配していた雨も、時々ポツポツ程度で、その後は日が差してきた。
    休憩後、高い方の1投目で掛けたが、これはスズキだった。
    直ぐに藤原さんもスズキ、そして先端付近の地底でも鈴木さんがスズキを掛
    けた。
    こんな日は、本命も釣れた事が多いので期待していたが、結局、13:45終了
    前にもスズキを掛けて終了した。
    久々のスズキdayであった。
    


宮崎
   12月01日〜03日 同行者:長友(護)
    いよいよ第二回2人だけの日本王座決定戦の日がやってきた。
    前回は予想外の大雨が勝敗を分けたが、今回、天気は良さそう。
    決戦場所を北にするか南にするか? 予選で勝った私に決定権があったが、
    長友氏の強い要望を聞き入れ、南の油津&目井津沖堤防に決定した。

    油津左側の凸部で開会式を行った後、23時からスタートした。
    

    長友氏は先端側、私は根本側を狙ったが、両者共本命らしきアタリはなく、西
    町方面に移動した。
    ここでは、長友氏が河口方面へ、私は右側堤防方面を探った。
    船着き場から堤防先端まで、丁寧に探ったがやはりアタリはなく、私も河口方
    面に行ってみた。
    「どう?」と聞くと、「4枚」との返事。
    しまった・・・・と思ったが、「大きさ?」と聞くと「小さい」との答え。
    「30cm以上?」、「う〜ん、1枚は微妙かな?」。
    これを聞いて内心ホッとした。
    そして、私も何とかしたい!と思い、沖目を狙ってみた。
    数投後、コンコンと明確なアタリを合わせるとヒットした!
    元気よい引きだがとても軽い。
    上がったのは、28cm、30cmにわずかに足りず、即リリース。
    その後、直ぐに同サイズ。
    なかなか、30cm以上が来ない・・・・。やはりこのこの時期は厳しいか?
    と思った時、竿先にコンコンという反応。
    竿先で軽く聞いた後、サッと合わせると、キュキュキュっと走った。
    タモで丁寧に取り込んで測定。今度はどうか?
    31cm!!
    長友氏はその後キープした様子はなく、これで少し気が楽になった。
    さて長友氏の釣ったのは本当に微妙なサイズ、魚を懸命に伸ばそうと努力し
    ていた姿に免じてOKとした。

    勝負は、目井津沖堤防へと場所を移した。
    ここは、、長友氏が初めてヘチでチヌを釣った「一文字堤防」と、先日良型を釣
    った「への字堤防」がある。何れも長友氏にとっては、ゲンの良い場所である。

    手前が「への字」、向こう側が「一文字」↓        「への字」で釣る私↓
    

    私は、先日の長友氏の実績と渡った事がないという理由で「への字」を選ん
    だが、長友氏は釣り易さ、距離、そして宮崎特有の登り潮を考えて「一文字」
    を選択した。

    渡船は30人以上だったが、なんと「への字」に渡ったのは私一人だけ、貸し
    切り状態となった。
    一瞬、「への字」は釣れないのか?とか「一文字」は、そんなに釣れるのか?
    とか頭をよぎったが、直ぐに、貸し切りだから、じっくり探れる!!と、良い方
    向に頭を切り換えた。  
    話によると、この堤防、最近、渡る人は少なく、しかも、外側の高い方は誰も
    やっていないとの事。

    まずは、内側の釣りやすい方からやってみたが、餌取りが多く、カニが直ぐに
    無くなってしまう。
    モドキ(ワーム)を付けても食われてしまう。ツブに変えてやると反応がない。
    厳しい闘いとなった。
    外側の高い方は、40cm程度のメジナが多数見えるが、チヌは発見出来なか
    った。

    一往復して、本命の反応は全くなかったが、風が強くなってきた。
    波がザワついてきたのでチャンスか?と高い方の先端から探ってみた。
    少し進んだ所で、ゴソゴソとした瞬間、竿先がグイッと引き込まれた。
    よっしゃ!とばかりに合わせたが、一瞬掛かって直ぐに外れてしまった。(T_T)
    その後は、根本までアタリはなく暫く休憩した。
    長友さんにTELしてみると、「潮が速すぎて、釣りにならん!」との事だった。

    風がますます強くなり、ガン玉を追加して再開、先端の低い方を探ると居食い
    していた。
    重量感と生命反応が伝わり、やった〜!と喜びながら、応戦体制に入った。
    しかし次の瞬間、竿先がピンと戻ってしまった。ハリス切れ・・・ショック。(T_T)
    すると、三木さんから写メール。鳥浜で上品なのを取ったとの事だった。

    仕掛けを作って、今度は高い方を攻めた。
    先ほど、当たった場所に期待したが、何事も起こらず通過。
    しかし、風がかなり強くなったので、水面がバシャバシャして期待が持てた。
    ガン玉を上の方にも追加しタンタンと落とし込み、中間付近にさしかかった時、
    竿先が一気に引っ張り込まれた!
    合わせが一瞬遅れたので、追い合わせを2〜3回くれてやり、やりとりを楽し
    んだ。
    水面まで浮かせると、青みがかった綺麗な魚鯛が確認できた。
    タモをいっぱいまで伸ばして、慎重に取り込んだ。
    36cmと小型で上品だったが、貴重なこの1枚、思わず「やった〜!」と叫ん
    でしまった。

    ストリンガーにキープして、長友氏へTEL。
    一文字は、真向かいからの強風で仕掛けが舞い上がり、非常にやり辛いとの
    事だった。
    それでも、帰りの船が来る頃、長友氏が遂に掛けた!
    逆転かと思われたが、上がってきたのは立派なブダイだった。
    これで終了。
    第二回、2人だけの日本王座決定戦は、私の優勝となった。
    (長友氏=最下位)
    

    閉会式は、活魚の「あや」で行い、美味しい伊勢海老のコースを御馳走になった。
    

      伊勢海老の塩焼きは絶品で、会話も忘れて、ひたすらかぶりついていた。
    

    翌日も、油津港で竿を出してみたが、ヌメリコ(キジハタ)、カサゴ、チンチンの
    みに終わった。
    尚、第二回2人だけの日本王座決定戦の結果は、近々発行予定の、妄想作
    家の「習慣釣りニュース12月号」に掲載(photo参照)されますので、そちらを
    ご覧下さい。
    対戦成績は、これで1勝1敗。次回の対戦が楽しみである。
    


宮崎
   11月17日 同行者:長友(護)
    今回は第二回2人だけの日本王座決定戦の予選を兼ね、勝者が決戦の場所
    を決める事が出来る。
    又、今回は釣り終了後に忘年会予定し第二回大会の詳細に付いても決める
    事になっている。
    今回の場所は天候を考慮し、北方面(土々呂、門川方面)に行ってみた。
    まずは、庵川港にてエサのカニ取り。夏の様にワジャワジャ取れるという事は
    なかったが、何とか確保して、私は小堤防方面、長友氏はマモヤンポイント方
    面に進んだ。

    小堤防方面でアタリが無かったので私もマモヤンポイントに移動した一投目。
    着底と同時にガクンというアタリ!
    すかさず合わせるも空振り。
    直ぐにエサを付けて同じ場所に入れると、今度は着底してからモゾモゾという
    感触。
    あれっ、フグかカサゴだったのか???
    と思いながら合わせたが乗らない。
    意地になって再投入。
    着底後、性懲りもなくアタってくる。
    やはりカサゴか?と思いながらも、今度は竿先で軽く誘って食い込みを待つ。
    すると、竿先が曲がったまま左に動き出した。
    カサゴだな!
    ソレッと合わせると今度はヒット!
    余裕をもってリールを巻こうとした瞬間、ギュギュギュっと沖に走った。
    お〜これは本命!
    と喜んだが、糸はロープの下を通っている。
    ロープを引っ張り、竿をくぐらせて戦闘態勢に入ったが糸は相当出てしまった。
    グイグイ引っ張られるが、何とか耐えて巻き取る。
    しかし、巻くときにはズリズリロープに擦れる感触。
    祈りながらリールを巻いていたが、最後はプッツンしてしまった。

    場所を土々呂に移動、船着き場&駈け上がりを探ったが、干潮の為、水深が
    浅すぎてNG。
    鯛名港に行ってみた。
    漁港前から対岸方面に探ると、直ぐにヒット!
    しかし、直ぐにラインブレーク・・・・。
    その後、反応はなく対岸へ。
    大きめのカツオ船?の間に落とした時にモゾモゾ。
    船の隙間を確認して、うりゃ〜!と大きく合わせると沖に走った。
    沖という事は、即ち、船底。
    竿先を海面に沈め、落ち着い応酬。
    ようやく1枚(33cm)をGetした。

    その後、実績のある小堤防に期待したが全く反応はなく、漁港側の長めの堤
    防では小カサゴの入れ食いに合ってしまった。 
    長友氏が入れ替わりに得意の対岸に行き、私は漁港前で休憩しながら沖を
    クリーピングで狙ってみた。
    すぐにゴンッと当ったが、大きく空振り。
    その後、竿先に生命反応を感じるが、合わせても合わせてもヒットしない。
    ひょっとして、これはイカかな?と思い、今度はそぉ〜っと水面まで引っ張って
    きた。
    すると、やはりコウイカがくっついている。
    水面まで上げて、タモで掬おうとしたが3回やって全て失敗。案外難しい。

    暫く、沖目を狙っていると、モゾモゾという反応と同時にグイッと引き込んだ。
    よっしゃ〜と大きく合わせると元気に走る。
    竿を立ててリールを巻き引きを楽しみながら取り込んだのは32cmだった。
    

    休憩後、門川港に移動、この頃から雨になり、少し竿を出しただけで帰途に
    ついた。
    途中、川南港によってみたが反応はなく、今度こそ真っ直ぐに帰ると思って
    いたら、車は宮崎港に到着。大粒の雨が降る中、長友氏はカッパを着てさっ
    そうと出ていった。私は車で待機。
    1時間程度してやっと戻ってきた長友氏。水面で針外れ!と悔しがっていた。

    これで、予選は私の勝利、決戦の場所は私が決める事になった。
    夕方から、長友宅にて暖かい鍋で忘年会を楽しんだ。
    長友氏の釣った大型のカサゴは煮付けにしたが、凄く美味しかった〜。
    尚、第二回大会の詳細(妄想作家長友氏作)は、photoに掲載しますので、
    ご覧下さい。
    


とりはま
 11月03日(金) 同行者:小俣
    11月03日文化の日、今日は鳥浜堤防にて”めぐみ友の会”主催による”なん
    か釣った会”という名の五目釣り大会が開催された。
    参加は無料(渡船料は各自負担)、誰でもOK、賞品持参の気軽な大会で、
    今年で3年目。
    今回も30名を超える参加者で賑やかに行われた。
    大本命、前回、前々回連覇の前田氏が今回は都合により出場を断念したの
    で、優勝は予想し難い混戦が予想された。
    競技時間は、7:30〜12:00。対象魚はフグ、ベラ、ギンポ、ボラ、スズメダイ
    を除くお魚達。
    15cm以上30cm未満が1点、30cm以上は3点、五種類の魚を釣るとプラス
    10点。
    トータル得点で優勝が決まる。
    優勝者から順に、集まった賞品の中から好きな賞品を選べる。
    今回も、高価な和竿やタモの柄から、美味しいお米やお酒、?DVDなど様々
    な賞品が集まった。
    

    優勝トロフィーが、前田さん代理の五十嵐さんから返還された後、私の笛でス
    タートした。
    

    私は第一ポイントである船着き場周辺は混むと思い、大用ポイントと呼ぶオー
    バーハング近辺に向かった。
    一投目でソイ(モヨ)を釣ったが、これは14cmでリリース。
    二遠目で24cmのソイをGet!これで1目。
    この調子で、楽勝かと思いきや、その後サッパリ当たらず、根掛かりばかり。
    やっと釣ったメバルはまたしても14cmでリリース。
    ようやくソイの15cmで2点にしたところで、10時の豚汁タイム!
    竹内夫妻の用意してくれた、美味しい豚汁を頂いた。
    途中経過を聞くと、三さんは私と殆ど同じで安心したが、伊東さん、吉沢さんが
    メバルを好調に釣っているとの事。
    更に、先生(飛島さん)&大宮の鈴木さん、若干遅れて参加のけるぞうさんが
    5目間近の様子だった。
    再開後、メジナポイントで狙い通りにメジナをGetし、更にメバル、海タナゴを
    追加し、これで4目となった。
    あとは、高い方でモエビをエサにフッコを取り、あわよくば黒鯛で5目&30cm
    以上を目論んだ。
    しか〜し、こういう時に限って全くアタリがない・・・・・。
    結局、12:00のタイムアップとなった。
    

    第3回、なんか釣った会の優勝は、17点を獲得した、けるぞうさんであった。
    日頃から、この日の為に、血のにじむような猛特訓をしていたと涙ながらに語
    る?けるぞうさん。
    結果的には、実力を発揮しての嬉しい優勝だった。
    今後は、五目釣り全国大会に参加するとか、しないとか・・・・???
    <念願の?優勝:けるぞうさん>       <7名で参加のN社加瀬軍団>
    

    参加者のみなさん、スタッフのみなさん、めぐみ渡船の竹内ご夫妻、楽しい時
    間を有り難うございました。     


とりはま
 10月27日(金)〜29(日)
    2週間竿を出していなかったが土曜日まで我慢しきれず、遂に休暇をとってや
    ってきた。
    渡船を待っていたのは、下道さんと逗子の鈴木さん、そして既に乗船していた
    のは鳥浜ドリーマーの湯浅さんだった。
    私と鈴木さんは低い方、湯浅さんと下道さんは高い方へと分かれた。
    潮は澄み、外に流れる様な感じで足下に入らない、やりにくい潮だ。
    ツブにやや重め(B)を入れて放り込んで行った。
    8:40頃、先端やや手前、浅い棚でコンッと来た、反射的にシュッと合わせると
    竿先が大きく弧を描いた。
    ワンテンポおいて、ギュギュギュと強烈に絞り込まれ横に走った。
    よっしゃ!とばかりに応戦体制に入ったが、沖に出た感じだったので、ちょっと
    安心した瞬間、内側に突っ込まれた。
    リールを巻くと、ザラザラした感触が伝わってくる。
    どうも、底の方で柱に絡んだ様子。
    柱を確認しようとしたが、どうやってもザラザラしてしまう。
    仕方なく、祈る様にリールを巻いたが、やはりハリスが切れてしまった。

    その頃、高い方では下道さんがスッポ抜け、湯浅さんが1枚Getしていた。
    その後、休憩に入ったが、低い方で粘っていた鈴木さんが、先端付近で掛け
    たが、やはり柱に突っ込まれてバラシた様だった。
    私は最後まで低い方で粘ったが、アタリはなく、15:30に湯浅さんが高い方
    で良型をGetした。

    翌日は潮が更に澄み、堤防全体で全1枚も上がらなかった。
    アタリは五十嵐さんに1回、宇田川さんが帰り間際にバラシ1のみであった。

    日曜日、小雨模様の中、低い方&高い方で最後まで粘ったが、、低い方で空
    振り&スッポ抜けで撃沈してしまった。 
    見事にGetしたのは、高い方でモーニングをものにした堀江さんが51cm、昼
    過ぎに高い方の深めの棚で、二瓶さんが1枚&水面バラシ1、オーバーハン
    グでマイボートの方が1枚だった。

    来週は、五目釣り大会。
    モエビと青イソメを持って5目を狙いたい。



とりはま 
10月14日(土)
    9月23日以来の鳥浜、凄く久々な感じで、いつもの様に駐車場から、三木さ
    ん&鈴木さんと自転車をこいで富岡堤防まで向かった。
    この日は、日本の南にある台風の影響で、かなりうねりが入り風も強かった。

    今までの私はツブを使う時は、軽いオモリを使用する為、強風やうねりは苦手
    としていた。
    しかし、一ヶ月前あたりから、こういう状況が多く、オモリを重くして試行錯誤
    してやった事が釣果に繋がり、自信を持てるようになった。

    この日もツブの中にかなり重めのオモリを仕込み、うねりと強風に負けない様
    に一定の速度で沈む様に調整した。
    開始、早々、低い方の根本付近で居食いしていたが、合わせが遅れて空振り
    となった。
    しかし、これで、この仕掛けで喰うと確信が持てたので、タンタンと探る事がで
    きた。
    堤防では暫く沈黙状態だ続いていた。
    私もその後、アタリはなく先端まで探り、時間は9時30分を廻っていた。
    折り返しは反対側を狙うが、潮の状態は悪くなかった。
    折り返してから10分後?柱に放り込んだ糸が拭けた。
    柱かな?と思いながらも、そっと竿先で効いた途端、一気に反対側(足下背
    中側)に引っ張り
    込まれた。
    ありゃ〜、またやられた。
    と思いながら竿先を海面に近づけ、引き込みに耐える。
    しかし、魚が強くなかなか止まらない。
    糸が柱に擦れない様に気をつけながら応戦。

    この様に魚に完全に先手を取られて柱反対側に走られた時、魚が元気なうち
    に闘うと、柱に糸が擦れてバラス事が多い。
    こんな時は、落ち着いて、ある程度のテンションを掛け(糸を緩めると魚が反転
    し、柱に絡む事がある)一直線に走らせ、止まるのを待つ。
    止まったところで、糸と柱の位置をしっかり確認し、リールを一定速度で巻き続
    ける。
    途中で、再び走り出したら無理をしないで、一旦、テンションを保ちながら走ら
    せる。
    止まったところで再度、糸と柱を確認し、リールを巻く。
    魚も懸命に走って疲れてるので、意外とあっさり引っ張り出す事が出来る。

    今回もちょっと時間は掛かったが、ようやく引っ張り出し取り込む事ができた。
    
53cm、2.55kgの満足サイズだった。
    

    その後、根本付近で引ったくられるも針掛かりせず。
    2回ほど潰されたが、やはり掛からず。
    三木さんも、バラシや引ったくられがあったとの事だったが、14時の船で上が
    った。
    その後、藤沢氏が高い方で51cm、3kgをGetしたとの情報が入った。
    藤沢さん、おめでとうございます。
    その他、この日はルアーで良型のスズキが多数あがっていた。               


宮崎   
10月06日〜10月10日 同行者:長友(護)
    今回は油津港の探索をメインにいってみた。
    ここの港は河口から大きく広がり堤防も数カ所伸びている。
    前線の影響で北日本が大荒れで、その影響を受け飛行機が2時間遅れとな
    り、油津港到着は23時頃になった。

    まずは、長友氏の実績のある一番奥の岸壁から開始した。
    私は右側側面方面へ、長友氏は駐車場所正面を狙った。
    側面は船の間で実績があるとの事だったので入念に狙ったが反応はなく、私
    は西町河口から堤防沿いに移動した。
    河口沿いで1回それらしき反応が有ったが空振り、堤防付近では頻繁にエサ
    を取られたが、針掛かりしなかった。
    結局、仮眠しようと基の場所に戻ったが、なかなか眠れなかった。
    明るくなる前に再び始動、正面から今度は左側側面を探ってみた。
    なかなかアタリがなく、針千本や大型のカワハギがエサを追ってくるので、甲
    良が3cmの大きいカニに変更した。
    側面の中間付近でアタリ!
    やった!とばかりに合わせるとヒット!!
    が、しかし、引きがちょっと違う。
    上がってきたのは35cm程度のタカノハダイだった。

    その後、左側の出っ張り(堤防?)まで探ったが、アタリは無かった。
    私には本命のアタリは1回もなかったが、長友氏は3回掛けてバラシたとの事
    だった。
    どうして、長友氏は3回もアタリがあり、私はないのか?
    それは上手いからだよ!って言う本人の顔が浮かんだが、どうも納得いかない。
    その後カニ取り時間(11時頃)まで、新規場所の探索とばかりに、右側漁港
    〜堤防、そして
    目井津、南郷と廻ったが、針千本のみに終わった。
    

    11時にカニを取って、かんぽの宿を目指した。
    かんぽの宿は初めてだったが、入浴は¥500で、食事(別料金)のメニューも
    充実していた。

    夕方からアタリ欲しさに福島港に向かった。
    夕まず目から開始したが、全く気配すらない。潮は高く釣り場すれすれまで、
    海面が迫っている。
    一通り廻ってから、暫く休憩。その間、色々考え、そしてガン玉を足して重くし
    てみた。
    21時頃から再開、信さんポイントの先端付近にきた時、着底間際でようやく
    モゾモゾと生命反応。
    竿先で軽く効いた後、思い切って合わせた。
    一気に沖に走ったが、ここはロープも何も無い場所。
    落ち着いて追い合わせもくれてやり、やりとりを楽しんで取り込んだ。41cm
    だった。
    先端付近再投入後、直ぐに同じ様なアタリがあったが、これは空振り。
    根本付近の浅場でもガリガリとした感覚が伝わって糸がグングンと横に引っ
    張られたが、これも空振りに終わった。

    0時に再び油津港に移動、少し休憩し、駐車スペースから左方面を探った。
    長友氏が頻繁に当たったと言うコーナーにで着底後にモゾモゾとした感触。
    ロープを確認しながら、エイッと合わせると忙しい引きだったが、意外と簡単に
    浮いてきた。
    30cmの小型だった。
    小さかったが、油津で初めてGetしたので、ホッとした。
    気を良くして側面をタンタンと落とし込んで行くと、タカノハダイを釣った付近の
    タナでコンッという感覚、そして竿先が沈んだ!
    よっしゃ!と大きく合わせると、嬉しい本命の引き。
    ここもロープなどはないので落ち着いてやりとりし取り込んだ。43cmだった。
    

    その後、西町方面の漁港〜堤防を探ったが何も起こらなかった。
    10時になってから、かんぽの宿で休憩した。

    夕方から市内にもどっていたので、夜から今度は土々呂に行ってみた。
    到着は2時、船着き場〜駈上りを探ったところで、睡魔に襲われ仮眠。
    5時に起きて鯛名港を探り、一発当たったが掛からなかった。
    明るくなってから満潮時の庵川&門川を少しだけ狙ったがアタリはなかった。
    例によって心の杜で休憩&仮眠(1時間)その後、細島港を探索し、釣れそう
    な場所にめぼしを付けてから宮崎市内に戻った。
    

    市内で用を済ませ、22時頃から油津へ向かった。
    車で少々仮眠してから開始、船の間でアタリがあったが風で船が動き岸との
    間が無くなり合わせる事が出来なかった。
    アタリはこれだけ。
    明るくなってから、正面左側の堤防(赤灯台)付近を重点的に狙ったが、カサ
    ゴのみだった。
    しかし、ここは岸壁形状、水深が変化にとんでいるので、盛期や夜に狙うと面
    白そうである。