宮崎  2020年12月29日(火)
   アッと言う間にまた納竿の日がやってきた。
   2020年の最後はやはりホームの宮崎県北。
   天気も良く風もあまり無い、でも大潮なので、これに期待し
   て出発した。

   大潮の満潮だったので、まずはNS港浅場へ行ってみた。
   タンタンと落とし込むと1ヒロで着底後、そぉ~っとききあげ
   ると、グズッと感じたので、うりゃ~!
   グググッと引き込みが始まったので竿を立てて応戦。
   あまり重くは無かったが元気に暴れるのでバラさない様に
   丁寧にやりとりして取り込んだ。
   幸先の良い1枚は40cmだった。
   

   続いてNS港北岸壁に行ってみたが反応はなく、T港へ移
   動。
   朝日が眩しく綺麗な風景だった。
   

   最初に灯台能面に行ってみたが不発。
   続いて湾奥に移動と思っていたが、不意にオーバーハン
   グが頭に浮かんだ!
   私はこんな直観には素直に従う事にしているので、途中
   で車を停めてやってみた。
   すると2投目にスゥ~っと糸が流れた?
   流れかな~?と思いつつも、取り敢えず、うりゃ~!!
   竿は大きく曲がり、そしてオーバーハングに突っ込まれて
   しまった。
   糸がギュギュギューーーと出された。
   しまったと思ったが、慌てずに腰を落とし竿先を半分くらい
   海に突っ込んでやりとり。
   少し巻いては出され、また巻いて出される、しかし幸い柱
   に擦れている感触は無かったので少しずつ引っ張りだし、
   無事、取り込みに成功。
   46cmの綺麗な黒鯛だった。
   

   続いて予定の湾奥へ移動すると2ヒロでモゾッっと感じたの
   で、うりゃ~!
   竿は大きく曲がりやりとり開始、しかし途中で突っ込まれて
   ストラクチャーへ!
   体ごと移動して耐え、何とかしのいだがフッと軽くなってしま
   った。
   痛恨の針はずれだった(^^;

   気を取り直してNS港南岸壁へ移動。
   すると1ヒロで糸がスッと引きこまれたので、うりゃ~!
   取り込んだのは36cmだったが元気に楽しませてくれた。
   

   お昼の休憩後、最後にNS港北岸壁へ。
   すると2ヒロ手前で糸が止まったので、うりゃ~!
   この魚も強くて走り回り、右へ左へ走りながら応戦。
   無事にネットインしたのは太目の44cmだった。
   

   これで2020年の釣行も終了、納竿とした。


   例年の様に、2020年の釣果を纏めてみた。
   釣行日数は72日。


      黒 鯛
        279枚
         30cm以上40cm未満が  45枚
         40cm以上50cm未満が 180枚 
         50cm以上55cm未満が  48枚
         55cm以上59cm未満が   6枚

         宮 崎 で  92枚
         大 分 で  56枚
         鹿児島 で 131枚

         今年は仕事の臨時休業が頻発した事もあり、釣行日数
         は昨年よりもかなり増えた。

         鹿児島での枚数は昨年とピッタリ同じ枚数だったが、
         宮崎&大分での枚数が極端に増えた。

         年ナシは54枚と例年の倍以上の釣果で、13年ぶりに
         自己記録更新の57.5cmを大分で釣り、更に58cm
         を宮崎で釣る事ができた。

         今年は博多沖堤防や川崎新堤などでかつてないほどの
         爆釣があり全国的に黒鯛の活性が高かったようだ。

      真鯛&コロ鯛
         今年の真鯛は18枚で昨年よりやや減ったが、逆にコロ
         ダイは16枚で増加した。
         大型は何回か掛けてはいたが取る事ができなかった。


   今年は世界的に広まったウィルスの影響で、非日常的な生活様
   式を強いられたが、大きな怪我もなく大好きな釣りが出来た事に
   感謝したいと思います。
   2021年は従来の生活が戻り明るい年になる事を願っています。




宮崎
  2020年12月15日(火)
   今日は大潮、ホームの県北に行ってみるか!
   朝4時に起きて出発、しかし東九州道は清武~日向は工事
   で夜間通行止、仕方なく一般道をひた走る。
   朝一は満潮なので、まずはNS港浅場へ。
   

   さぁ開始!と意気込んだが、気温は3℃で空気が冷たい。
   釣り場で餌を付けていると指先の感覚が無くなってきた。
   と、気付かないうちに餌が無くなってしまった。
   やられたか?
   急いで餌を付けたいが指が動かない。
   ハーハーしながら何とか付けて再開したがアタリは貰えない。
   続いてNS港北岸壁に移動したが沈黙。
   南岸壁は飛ばしてT港灯台へ。
   アジ釣り師が2名いたので様子を聞くと「何も釣れない」との
   事。
   その側でコツンと来たので、うりゃ~!
   上がって来たのは元気な35cmだった。
   

   その後、オーバーハングを狙ってみたが反応はなく湾奥へ
   移動。
   波気があって良い感じ、タンタンと落とし込んでいくが反応
   なし。
   オーバーハングを終えて平場へ。
   すると2ヒロ落としきったところでグズッと感じたので、うりゃ
   ~!!
   竿は大きく曲がったが、重いだけ。
   でもゆっくり沖へ泳いでいく感じ。
   竿を立てて糸を巻くと気付いたのか?ややスピードを上げ
   たが、でも遅い、でも重い。
   水面近くで漸く暴れはじめたが素早くタモをだして取り込ん
   だ。
   デップリとした
55cmだった。
   

   今日はこれで大満足。
   その後、T港、NS港を廻ったがアタリは貰えず。
   潮が下がったので終了した。



大分
  2020年12月12日(土)
   仕事が工場のメンテ休になってるのでちょっと大分方面に
   足を延ばしてみた。
   朝の下げ潮に期待していたが何の反応もない。
   港を転々と移動してやっと数枚確認できたが餌は無視。
   そのうちに北風が強くなってきたので期待感が増してきた。
   が、喰って来たのは46cmのカンダイだった。   
   

   結局、午前中は本命のアタリはなく、車で昼食をとって暫く
   休憩。
   上げ潮が効いてくる頃から開始。
   風は更に強くなり糸が吹きあげられるのでガンダマを追加。
   前回、Getした港へ行ってみた。
   すると2ヒロ落としきったところでグズッときて竿先に持たれ
   たので、うりゃ~!
   手応え十分で流紋が綺麗な弧を描いた!
   喜びながら応戦、魚は強い力でグイグイ引き込む。
   お~強い強い、外れるなよーと願いながら丁寧にやり取り
   して取り込んだのは47cmだった。   
   

   1枚釣れて一安心、次の港でアタッタ!と思ったらまたカン
   ダイ(52cm)だった。
   

   強風に耐えながら餌を落とし込んでいくが少々疲れて来た。
   アタリは貰えず先端まできたので休憩しようと思って落とし
   たら、ガツンッと引っ手繰られた(^^;;
   慌てて応戦、追い合わせを2回3回と入れながらてやりとり。
   上がって来たのは、また47cmの黒鯛だった。
   

   その後、少し粘ったが反応はなく終了となった。



鹿児島
 2020年12月08日(火)~10日(木) 同行者:金子
   今年最後のTYOT、寒いので今回は昼間のみの釣行。
   この日の鹿児島は曇天、潮は小・長・若であまり良くない
   が、それでも期待感が高まってきた。
   

   現地で記内さんと合流、風を考慮して今回は短い方に渡っ
   てみた。
   

   潮は高く北風が吹き付け、バシャバシャと良い感じ。
   仕掛けを作って直ぐに開始。
   ワクワクしながら東方面に進んだが全く反応がない。
   仕方なく底まで落としてみると35cm程度のハタが喰って
   きた。
   黒鯛を狙ってるので再び棚狙いで進んだが先端まで沈黙。
   先端付近で再び底を狙ってみたが反応ナシ。
   復路は棚狙いでタンタンと戻っていると、いきなり引っ手繰
   られた!
   慌てて応戦、かなり元気に暴れるが重さはさほどでもない。
   上がって来たのは42cmの黒鯛だった。   
   

   さぁこれからか!
   と思ったが、それっきりアタリは貰えずこの日は1枚のみ
   で終わった。
   因みに、金子さんは黒鯛2枚とハタ、記内さんは大物を掛
   けた様だったが残念ながらGetはならなかった。

   翌朝、港に行ってみると既に1番船はJTOTに向け出向し
   それでも2番船を待つ多くの釣り人で賑わっていた。
   なんでも茶丸(茶色丸ハタ)がJTOTでかなり上がってい
   る様で、数日前に13kgも上がったらしい。(泳がせ釣り)

   この日は抜木さんと合流し3番船でゆっくりと一番長い堤
   防に渡った。
   気合を入れて開始!
   私は北方面へ、金子さんは南へ、抜木さんは腰を痛めた
   らしく今回はカゴ釣りで灯台で降りた。

   波気立つ外側を狙ってタンタンと落とし込んだが今日も沈
   黙が続いた。
   復路も沈黙、基地に戻って暫く休憩。
   南側の2人も苦戦してる様だった。

   今日も桜島は噴煙を上げていた。
   

   再開後も北側へ、そして復路に入り、潮がだいぶ上げてき
   た頃、漸く、糸がシュッと引きこまれたので、うりゃ~!
   掛かった魚は強い強い、一瞬、黒鯛じゃないかと思ったが
   上がって来たのは
50cmの黒鯛だった。
   漸くの1枚にホッとしながらスマホで写真を撮ってリリース
   したが、何故か写真が保存されていなかった(^^;

   その後、基地までアタリは貰えず。
   基地でカップラーメンを食べて少々休憩。

   再開後、時折魚の姿が確認できたので北側で粘ったが、
   結局、喰ってくれず終了となった。

   結果、私は黒鯛1枚、金子さんは黒鯛2枚とハタ、抜木さん
   はアジゴ少々とカサゴ数尾だった。

   最終日は、午前中、地の岸壁を廻ってみる事にした。
   明るくなってから色んな岸壁を廻ってみたが、潮が低い為か
   黒鯛の反応は全くない。
   

   今回は新しく違う港にも行ってみた。
   そこでは泳がせ釣りで90cmのブリが上がっていた。
   地元の常連さんの話では、いつもは黒鯛もたくさん泳いで
   るとの事だった。
   

   又、違う港では小さなアオリイカが上がっていた。
   更にいつもの岸壁でルアーマンに話をきくと、4~5kgの
   ヒラメが喰ってるとの事だった。

   色々廻って探ってみたが本日は金子さんが1回ツブを割
   られただけで終了。
   私はアタリボーズだったが、次回に期待が持てた(^^)



大分
  2020年12月03日(木)
   寒い時期の大分方面はどうか???
   ちょっと行ってみようかな~!
   と思うともう車は北へ向かって走っていた(^^;
   この日の風は北風4mの予報だったので、まぁ釣れれば
   ラッキーかな、と思っていたが、風はドンドン強くなってき
   たので期待感が膨らんできた。
   餌を調達してポイントを廻ってみたが何事も起こらない。

   お昼になったので車でパンを食べ休憩後、新しい場所に
   行ってみた。
   相変わらず北風ビュービューで帽子が飛びそうになるが
   ホルダーが付いてるので安心して落とし込む。
   最初の港では反応ナシ。

   次の港でいつの間にか餌が取られてしまった(^^;
   何か居るか?と集中して落とすと2ヒロで止まった様な?
   気がしたので、空振り覚悟で、うりゃ~!
   と竿は大きく曲がってヒット!
   よしよし外れるなよ、と思いながら丁寧にやりとり。
   小さいな~と思ったが上げてみると、46cmだった。
   

   1枚釣れて一安心、次の港に移動すると2ヒロでコツンと
   来たので、うりゃ~!
   ガンガン暴れまわった魚は、48cmだった。
   

   続いて少し深めで糸が引き込まれたので、うりゃ~!
   掛かったと思ったら強烈な力で糸が出されてしまった。
   竿をたて腰を落として応戦体制に入ったが糸は出されっ
   放し。
   20m以上出されて何かに引っ掛かったのか?全く巻
   けななくなってしまった。
   糸は出るが巻けない。そして切れてしまった・・・・。


   次の港で新規場所はおしまい。
   ここは少し狭かったが取り敢えずやってみた。
   強風で海草が大量に流されていたので落とす場所は
   少なかったが、隙間に落としてみると、グズッと来たので
   うりゃ~!!
   この魚も、かなりの力で暴れまわった。
   浮いてからのタモ入れも浮いた海草類で苦戦。
   何とかネットインしたのは、
51cmだった。
   

   再び、いつもの場所に戻って探ってみたが反応はなく、
   帰途についた。



宮崎
  2020年11月29日(火)
   今日はマッタリ陽気なので、のんびりとホームに行ってみ
   た。
   餌を取ってからゆっくり開始したが、予想通り全く反応なし。
   

   厳しいのは覚悟していたが、何とか1枚!と思ってしまう。
   あちこち移動した後、NS港で漸くのアタリ!
   元気に引いて楽しませてくれたのは、37cmだった。
   

   やっとの1枚はいつもながら本当に嬉しい。
   その後、少し粘ったが反応はなく、終了した。



宮崎
  2020年11月16日(月)
   今日は夜から仕事だが、大潮だし午前中だけでも行って
   みようかな~と思ったら最後、勝手に体が動いてしまう。
   いそいそと出発し、夜明け前にT港に到着した。
   潮は満潮前で水位が高くて良い感じ(^^)。
   早速、浅場から開始して港内を探ってみたが反応なし。
   NS港へ移動するも沈黙。
   下げに入ったので再びT港へ、すると漸くスッと糸が引き
   込まれたので、うりゃ~!
   ヨシヨシ、やっと来てくれたか(^0^)と喜びながらやり取り。
   上がってきたのは41cmだった。   
   

   再開後、直ぐに当たったが、残念ながら30cm未満のノー
   カウントサイズだった。
   そして次に喰って来たのは35cm程度のキビレだった。

   そこでT港湾奥のオーバーハングにいってみるとギュン!と
   来たので、うりゃ~!!
   が先手を取られて足下に突っ込まれてしまった。
   マズイと思ったが、しゃがみ込んで手をいっぱいに伸ばし、
   竿先を海中に突っ込んでのやりとり。
   巻いては出され巻いては出される、柱に擦れる様な感触
   があったので無理せずに巻く。
   少し時間は掛かったが何とか引っ張り出して取り込んだの
   は45cmだった。
   

   その後、再びT港で42cmをGet!
   

   潮がだいぶ下がってきたので最後にNS港に行ってみた
   が喰って来たのは丸々太ったブダイだった。
   その後、11:30まで粘ったが反応はなくタイムアップ
   となった。



宮崎
  2020年11月01日(日)~02日(月)
   大分へのプチ遠征が続いてホームから遠ざかっていたが
   今度の休みは大潮だし、夜勤明けは日曜日なので翌日の
   土曜日に行ってみようかな!と思っていたが、天気予報を
   みると、月曜日は雨、少し悩んだが結局、日曜日のお昼か
   ら出発して夕方と翌朝を狙ってみる事にした。

   一般道を走って門川のスーパーで買い出しを済ませ、駐車
   場で、気になっていた井上直弥の防衛戦結果をスマホで確
   認すると、見事7RKO勝ち!
   早速、YouTubeで動画を見てから港に向かった。

   T港に着いたのは14時前、そろそろ上げ潮が動きだす頃?
   港は多くのファミリーフィッシングやアジ狙いの釣り人で賑わ
   っていた。
   まぁ、日曜日だから仕方ないな、と思いながら仕掛けを作っ
   て開始した。

   オーバーハングを狙って進んだが反応なし、やっぱり今日
   は厳しいよな、のんびりやろう、と次は灯台へ行ってみた。
   ここは例年、よく当たる場所だが、何故か今年はサッパリ
   だった。
   例によって大勢居たので期待薄で落とし込んでいくと、3投
   目に2ヒロでストップ!
   柱かな?と思ったら、グズッと感じたので、うりゃ~!
   お~来た来た、喜びながらやりとり開始。
   ギャラリーの視線を感じながら丁寧に応戦して取り込んだの
   は41cmの黒鯛だった。
   

   今日は、釣れたらラッキーと思ってたので嬉しい1枚。
   その後、追加を狙ってNS港や湾奥に行ってみたが沈黙。
   結局、暗くなるまでやって終了、車に戻って夕食をとって
   横になった。

   翌朝は暗いうちから目を覚まし、コンビニで朝食を買って
   きて車で食べ、そして潮が高いうちにT港の浅場から開
   始した。
   夜に降った雨は止んでいたので今がチャンスと集中して
   落とし込んだが全く反応なし。
   明るくなってから灯台へ行ってみたが沈黙。
   NS港北岸壁に期待したが何事も起こらず。
   この頃から雨が本格的になってきたのでカッパを着込ん
   で長靴を履いた、これで開き直ってやれるぞ!
   
   続いて南岸壁へ、すると数投後にスッと糸が引き込まれ
   たので、うりゃ~!
   漸くのヒットに喜びながらやりとり開始。
   元気に暴れまわる魚に少々手こずったが無事にネットイ
   ン。
   昨日と同じ41cmだった。
   

   さぁこれからだ!
   と追加を狙って落とし込むがなかなか反応がない。
   再び、T港に戻って湾奥~オーバーハングを狙ったがアタ
   リは貰えない。
   下げ潮がきいてきた頃、灯台内側でゴンッと来たが空振り。
   続いて、1ヒロでブルッと来たがこれも掛からず。

   復路は外側に落とし込むと、今度は餌を取られてしまった。
   魚が小さいのかな~と思いつつ、これは棚が浅いに違い
   ない!と集中して落とすと、半ピロ入らないうちにクッと感
   じたので、思いっきり、うりゃ~!!
   手応え十分で竿は大きく弧を描いたので、ヨシヨシと呟き
   ながら応戦体制に入ったが、沖に走った魚は凄いパワー
   で糸がZZZZZZzzzzと出されてしまった。
   お~、これは黒鯛か???
   かなり重い手応えだがスピードは真鯛ほどではない。
   突っ込みは石鯛ほどシャープでもない。
   あれ、これはひょっとすると超デカブダイかな~???
   色んな魚が頭をよぎるが、兎に角、強い。
   機を見て懸命に糸を巻くが再び出されてしまう。
   バレるなよ~と祈りつつ、出来るだけ糸は出したくないの
   で狭い足場を速足で追随しながらリールを巻き取る。
   右へ左へ走らされながら少しずつ浮かせた。
   道糸、ハリス、共に4号だが柱に擦れると切れてしまうの
   でネットインまで気が抜けない。
   思った通り、今度は足元に突っ込もうとしたので、両手で
   竿を支えて体ごと移動。
   かなり時間が掛かったが、漸く魚が確認できた。

   デカブダイではなく間違いなく黒鯛だ!
   しかもかなりデカイ!
   慎重にタモを伸ばし、ネットイン(^^)/
   持ち上げると、メチャ重い。
   そして今まで見た事のない顔の大きさだ!
   これは、ひょっとすると夢のロクマルか???
   取り込んでから暫く魚を見つめていた。
   デカイ鱗、ブ厚い体厚、計ってはいないが4kg以上ありそ
   うな重さ、将にT港の主の様な風格のある黒鯛だった。

   我に返ってメジャーを出して計ってみると、あ~尾鰭がか
   なり丸い。
   残念ながら夢のサイズには届かなかったものの
58cm
   で自己記録更新となった。

   前々回、13年ぶりに自己記録を更新できたが、18日後
   にまた更新なんて自分でも信じられない。

   何とか写真を撮りたいので、雨の中、カメラをミニ三脚に
   セットしていたが、幸い、通りかかった人が居たので、思
   わず声を掛けてシャッターをお願いしたところ、快く引き受
   けてくれた!
   どうも、有難うございました。   
   

   雨も強いし、もうやめて帰ろうかな!と一瞬思ったが、更に
   釣りたくなってしまうのが私の悪い癖。(^^;

   NS港北側岸壁に移動して47cmをGet!   
   

   そして、南側岸壁で41cm36cmを釣ったところで予定
   の11時を過ぎたので終了した。
   



大分
  2020年10月24日(土)
   大分釣行は前回で今年最後の筈だったが、なんと帰宅し
   てから落し物に気が付いた!
   最後の港で釣りを終えて片づけをしてた時、落としたらし
   い。
   偶然にもその港で地元の釣り師と知り合いになり、電話
   番号を交換していたので、電話してみたら翌日、見つけた
   よ!と連絡が入ったので今日取りに行く事にした。

   ゆっくり家を出発して10時前に到着、今日は満潮が14時
   の小潮、しかも土曜日なので港も込む事が予想され釣果
   は期待できないが、まぁ釣れたらラッキーと楽な気持ちで
   準備して餌を確保してから開始した。

   いつもの港を廻ってみるが魚は殆ど見えない。
   風の当たる面を探ってみるが全く反応はない。
   何事も起こらず港での散歩状態。
   そこへ田〇さんが落し物を持ってきてくれた。
   長年使って愛着がある物だったので、感謝感謝、有難う
   ございました。

   あちこち回ってみたが沈黙が続き、お昼も過ぎたので車
   でパンとバナナを食べて暫く休憩。

   満潮前から再開したがあまり状況は変わらない。
   魚を探して転々と移動すると漸く浅い港の船の底に複数
   枚の黒鯛が視えた。
   早速、餌を投入してみると追っかけた魚は確認出来なか
   ったので、ダメ~と思ったら着底間際にモゾッと感じたので
   フグかな?と思ったら竿先に持たれたので、思いっきり、
   うりゃ~!
   今日初めて愛竿の流紋が大きく曲がった!
   浅場なので魚は右へ左へと走り回った、しかもロープがあ
   るので四苦八苦のやりとりだったが、何とかタモに収まった
   のは
51cmの良型だった。
   

   しかし、その後また沈黙が続き、今日は1枚で妥協して帰
   ろうかな?と思ったが、それでも何とかあと1枚!と粘って
   しまうのが私の悪い癖(^^;

   西日が射して眩しいので、陰になった場所を狙って落とし
   込む。
   

   暗くなる前にあと2か所狙ってみよう!
   すると1投目にゴンッ!と来たので、うりゃ~!!
   しかし、空振り。
   アタリがあると元気が出る。
   次のポイントに落とすと、ガツンッ!と来たので、うりゃ~!
   今度はガッチリ掛かった(^^)
   例によって激しく抵抗する魚だったが、丁寧に対応して無
   事に取り込む事ができた。
   48cmの精悍な魚だった。   
   

   最後にもう1ヶ所、行ってみたが反応はなく終了した。



大分
  2020年10月15日(木)
   今日も北風8m、しかも大潮、これは絶好のチャンス!
   今年最後の大分方面かも?
   いつも朝一で、仏壇に「いつもお守り下さって有難う御座い
   ます」と手を合せているが、今日は何故か「57cmオーバ
   ーの黒鯛が釣れますように」とお願いしていた(^^;

   いつもの場所にツブはもうなかったので、他の港でツブを
   確保。
   海は満潮、まだ風はさほどないが、モーニングに期待して
   開始した。
   しかし、期待の最初の場所では反応なし。
   次の港は先客が居たのでスルーして次へ。
   ここは居ればだいたい一投目から喰ってくるので集中して
   落とすが2投目でも反応ナシ。
   最後の1投でグズッと来たので、うりゃ~!
   竿は大きく曲がって、強い手応えで絞り込まれる!
   幸い魚は沖に走ったのでゆっくり、そして丁寧にやり取りし
   て取り込んだ。
   体厚のある48cmの黒鯛だった。。
   

   1枚釣れてホッと一安心、追加を狙って再開したが、ここか
   ら沈黙が始まった。
   時折、浮いてる魚がいるが、いつもより圧倒的に少ない。
   餌を入れても喰ってこない・・・・。
   仕方なく深棚まで入れると喰って来たのはカンダイが2枚、
   (51cmと58cm)
   

   これは上げ潮が動く15:00くらいからが勝負かな?
   車を日陰にとめて、パンを食べてから暫く横になった。
   14時過ぎからオーバーハングに行ってみたが風裏で潮は
   透けて反応なし。
   そうこうしているうちに15時を過ぎたので最初の港方面へ
   戻り、リセット気分で開始。
   数投後、落とした糸が潮と反対方向に流れたので、思いっ
   きり、うりゃ~!
   やっと掛かった黒鯛、いや~強い強い!
   何度も突っ込まれて走られて手こずったが最後は力尽き
   てタモにおさまった。
   
51cmの満足サイズだった。
   そして、少し進んだところで引っ手繰られたので、慌てて
   うりゃ~!!
   今度の魚も強くて重かった~、
51cmの連荘だった。
   

   続いて港の桟橋に行ってみた、ここはいつもアジつりやイ
   カ釣り、石鯛狙いの釣り人達で賑わっている。
   なので、合間を縫って落とし込むと、グッと来たので、思い
   っきり、うりゃ~!
   魚は一気に足下の突っ込むので竿を両手で持って腰を落
   として懸命に耐える。
   一旦、沖に走ったが途中で再び突っ込もうとするので、また
   また耐える。
   強い強い、切れるなよ~!と祈りながら機をみてリールを巻
   く。
   上がって来たのは体厚のある
50cmだった。   
   

   3連続の年ナシで大満足。
   次の港は狭く、他の釣り人がいたのでスルー、暗くなる前
   にオーバーハングに期待したが反応ナシ。

   少し戻って昼に黒鯛が視えてた港に行ってみた。
   確かこの辺に居たよな~と投入してみると、フワッと糸が
   拭けた様な感じがしたので、んっ、アタリか?
   糸が沖にスッと走ったので、思いっきり、うりゃ~!!
   と、同時にストラクチャーを避けて体ごと右へ移動。
   愛竿の流紋が大きく曲がって重量感が伝わってくる。
   うん、これはデカいかも?
   ギュギュギューーと引き込み、ZZZZZZと糸が出されてし
   まったので竿を立てて溜め込むが、また出される。
   本当に強くて、嬉しい~~、この瞬間。
   ヨシヨシと呟きながら応戦、ゆっくり寄せてくると再び2度3
   度と突っ込む。
   やっと浮かせてタモを伸ばしたがなかなか入らない。
   ちょっと焦ったが、ようやっとネットイン。
   引き上げると、思ったより重い。
   それもその筈、計ってビックリ、
57.5cmだった!
   

   やったーーー、自己記録更新サイズ!
   過去、タイ記録が2回で56cmが壁になっていたが2007
   年以来、13年ぶりの自己記録更新だった。(^0^)/

   暗くなって48cmを1枚追加して大々満足で帰途についた。
   

   あとで考えたら、お願いは60cm以上にしておけばよかっ
   た~!



大分
  2020年10月11日(日)
   今週は昨日が休み、そして今日の日曜日が臨時休業になっ
   ていた、しかも長潮なので、この土日はゆっくり休養する予定
   だった。
   が、土曜日にやる事を済ませてしまったら時間が空いてしまっ
   た。
   おもむろに各地(いつもの釣り場)の天気予報を見ると大分方
   面は北風7m!
   う~ん、日曜日の長潮か~と改めて思ったが、まぁダメ元
   で遊びに行ってみよう!
   2:30に起きてガソリンを入れてから出発した。
   高速を飛ばして約2時間、予定通り最初の餌場に到着。
   ツブを一握りほど確保してから釣り場へ。

   潮は干潮前だったがモーニングに期待して落とし込むが、
   やはり反応はない。
   いつもの様に港を次々と廻ったが沈黙。
   

   そこで前回、干潮時に釣った場所へ移動した。
   すると居ました居ました! 果たして喰ってくれるかどうか?
   遠くからそっと餌を投入。
   糸がすぅ~っと沈み、そしてスッと加速、うりゃ~!
   手応え十分で竿が大きく弧を描いた。
   魚は沖に走ってギュギュギューーーーと竿を絞り込む。
   強い、腰を据えて竿を立て両手で応戦。
   重い、これは良型かも?
   しかし側には3本のロープがあるので注意しながら応戦。
   が魚も元気に何度も突っ込んで抵抗する。
   水面近くまで浮かせるが反撃をくって糸を出されてしまう。
   そして遂にロープを潜られてしまった。
   更に悪い事にもう1本のロープも潜ってS時状態に・・・・。
   魚も疲れて浮いてきたがロープに引っ掛かって動かない。
   ダメかなと思いながら糸を緩めると魚は動は泳ぎだす。
   何度かやってみると遂にロープを1本回避できた。
   あと1本はロープの根元から竿を潜らせて漸く取りこむ事
   ができた。
   
52cmの綺麗な鰭の黒鯛だった。
   

   その後、再び沈黙。
   これは満潮後の下げに期待かな?
   と思いながら再度最初の釣り場から探り直した。
   風が強いのでバシャバシャした場所を選んで落としていく
   と、漸くコツンッと来たので、うりゃ~!!
   この魚も元気に抵抗したが、重さはさほどない。
   上がってきたのは42cmだった。
   

   そしてまた暫し沈黙。
   満潮は15時過ぎ、やっぱり夕まずめ期待かな?
   車でおにぎりを食べてからオーバーハングに行ってみたが
   やっぱり日曜日、多くの釣り人で賑わって探る場所がなか
   ったので次の場所へ移動。
   追い返しの港でストラクチャーの隙間に落とすと、喰ったの
   で竿をロープに潜らせていたら外れてしまった(^^;
   そして再び沈黙。

   そうこうしているうちに満潮時を過ぎたので、アリナミンを飲
   んで気合を入れ、最初の港に戻ってリセットする事にした。
   風は相変わらず強く吹き付け期待感が膨らんできた。
   車を走らせていると、フト道沿いの小さな港が目に入った。
   (ここは、最初の頃、見て回った時、極めて浅かったので以
   来、竿を出した事はなかった)
   しかし、私は第六巻には素直に従う、いつも気になった時は
   やってみる!
   車を近くに停めて波立つ際に落としてみた。
   浅いので直ぐに着底、やっぱダメか~、と回収しようとしたら
   喰っていた!!
   慌てて、うりゃ~!!
   当然魚は沖に走った後、右へ左へ暴れまわる。
   船が近くにあってロープもある。
   なるべく糸を出さずに強引に糸を巻く。
   何とか無事にネットインしたのは
50cmだった。(^0^)/
   

   同じ面は結局、これ1枚。
   その近くの船着場にも行ってみると船の下に黒い影が!
   底に投入すると喰ったので、うりゃ~!!
   ここはロープまみれ。
   神経を使いながら強引なやり取り。
   ロープに擦れて危なかったが無事にネットに入ったのは
   46cmだった。
   

   この場所も狭かったので、これで移動。
   最初に港に戻る予定だったが、予定変更。
   次の港でやってみた。
   風が当たり波立つ面に落としてみるとコツッと来たので、
   思いっきりうりゃ~!
   ワンテンポ置いてギュギュギューーと強い力で竿が曲げ
   られた。
   お~強いな~と両手で竿を立てて応戦するが波に乗っ
   て沖に走ったり、寄せてくると足元の穴に突っ込もうと
   するので竿を立てて懸命に耐える。
   何度か繰り返して漸く取りこんだのは
53cmだった。
   更に同じように喰って来たのは
50cm
   年ナシ連チャンで大満足。   
   

   勢いにのって最初の港に行ってみたが先客が居たので
   見送って次へ。
   ここで、いきなりゴツンッと来たが空振り。
   そして次の場所で何だかデカいのを掛けたが何処かに
   擦れてプッツン。
   う~ん、カンダイかな??
   暗くなったので最後の港、ここでグズッと来たので、うり
   ゃ~!
   掛かったが軽い。
   ここでは珍しいサイズ38cmで終了となった。
   

   今日も一日中歩き回って竿を出したので少々疲れたが、
   大好きな釣りが出来て多くの黒鯛に遊んで貰えた事に
   感謝して帰途についた。



大分
  2020年10月06日(火)
   秋の北風8m! これは行くしかない!!
   この日の潮は満潮が10時前の中潮、なので3:30に出発
   して高速を走り、コンビニで朝食、昼食、おやつを買い込ん
   だ後、目的の港に向かった。
   最初の港で餌のツブを確保し次の港から開始した。
   風は強く、潮も高くなってきていたので期待度MAXで落とし
   込んだ。
   しかし期待に反して全くアタリがない・・・・。
   次から次へと場所をかえて落とし込むが沈黙が続いた。

   すると、ふと、過去の同じような状況の記憶が蘇った。
   あの時は確かあの場所でデカいのが喰ったよな~よし行っ
   てみよう。
   なんと、これが的中。
   荒れる波の中、2ヒロ落としたところで違和感!
   とっさに、うりゃ~!!!
   魚は重量感のある引きで暴れたが外れるなよと祈りながら
   丁寧にやりとりして無事に取り込み成功。
   いきなりの年ナシ
53cmだった(^0^)/
   

   よし、これからだ!と思ったが、それから満潮になっても何
   故か全く反応がない。
   いやぁ~自然は解らないなーと改めて思う。
   下げ潮に期待して車で少々休憩。

   再開後、朝から回った一番最初からやってみたがなかなか
   アタリがない。
   風は強く、海はバシャバシャして絶好のコンディションの筈
   なのだがおかしいな~。
   そこで、いつもはスルーする浅い港でちょっと竿を出してみ
   た。
   すると数投後、ゴンッときて餌を取られてしまった。
   おっ、アタッタ!!
   直ぐに餌を付けて落とすとグズグズッと食べてる感触があっ
   たので、思いっきり、うりゃ~!
   やっと掛かった、グググーーと竿にのり、そして一気に沖に
   走った。
   う~ん、強い強い。
   時間を掛けてじっくり寄せて取り込んだのは、
52cmの満
   足サイズだった。
   続いて隣の港で同じように風の当たる場所に落とすとコツッ
   と来たので、うりゃ~!
   この魚も、元気に力強く抵抗し、船の下に潜ろうとしたので
   体ごと移動して阻止、沖に走ってからはゆっくりとやり取り
   して無事に取り込む事ができた。
   タモを上げると重い、上がってきたのは
54cmだった。   
   

   3連続年ナシ! さすがは大分だな~と喜びを噛みしめな
   がら次の場所へ。
   ここは何のへんてつもない風の当たらない穏やかな桟橋、
   落としていくと、フワッと糸が拭けたので、うりゃ~!
   ここは足元に突っ込もうとするので糸の擦れに注意して、
   糸を巻き取った。
   45cmの精悍な黒鯛だった。
   

   そして移動、この付近は突堤が蜂の巣の様に穴が開いて
   る所が多い。
   この場所もそうで、波が当たって複雑な水流ができて落と
   し辛い。
   が、今日はなかなかアタリが貰えず何度も色んな落とし方を
   試したので何と無くアタリの出る落とし方が掴めた。
   この落とし方で通してみたら、45cm2枚喰って来た!   
   

   アタリがあると本当に楽しい。
   更に次の場所でも同様の落とし方で進むと竿先に持たれ
   たので、うりゃ~!
   ずっしりとした感触で寄せるのに時間が掛かったが、丁寧
   に丁寧にと言い聞かせながら寄せて取り込んだ。
   
50cmのブ厚い魚だった。
   

   更に、折り返して先ほど釣れた場所へ戻って掛かったのは
   これまた
50cmだった!
   

   戻って次の場所での第1投、ゴンッときたので、うりゃ~!
   随分良い引きだったが、動きがやや鈍い。
   上がって来たのは51cmのカンダイだった(^^;
   そして更に進むと糸が拭けたので、うりゃ~!
   上がって来たのは44cmだった。
   

   潮もだいぶ下がってきたせいか?アタリが遠のいたので、
   車で少し休憩。
   そして、ちょっと車で走ってあまりやった事がない2つの港
   を探索したが反応はない。
   元の港に戻って、魚はいないか?見て回ると居た居た!
   船の底に数枚が確認できたので少し遠かったが餌を放り
   込むと黒鯛が反応して餌を追っかけたので、シメタ!と思
   ったが道糸がロープに引っ掛かってストップ、魚は喰わず
   に去ってしまった(^^;
   残念、再び船の底を探してみると見つけた!
   今度も少し投げ込んでみると餌を追っかけた、そして喰っ
   た! うりゃ~!!!
   ロープを交しながら応戦、タモにおさまったのは42cm
   った。
   

   お腹が空いたので車でおにぎりを食べて休憩。
   再開後、タンタンと落とし込んで行くとスッと糸が入ったので
   うりゃ~!
   この魚も2度3度と突っ込み多少糸がだされたがネットイン
   したのは、またしても
50cmだった。
   暗くなって最後の最後に喰ったのは年ナシにはちょっと足り
   なかったが49cmで締めくくった。
   

   結局、この日は黒鯛12枚、うち年ナシ6枚、大満足で帰途
   についた。



宮崎~大分
 2020年10月01日(木)~02日(金)
   今回は大潮、久しぶり?にホームの宮崎県北に行ってみ
   る事にした。
   早朝の満潮に合わせて出発。
   明るくなる少し前にT港に到着、もう肌寒くなったのでウイ
   ンドブレーカを着て開始。

   潮が高いので、まずは浅場から開始してみた。
   3投目、竿先に持たれた様な感覚!これはアタリと思った
   がロープの下だったので軽く合わせた後、糸を緩め竿をロ
   ープを潜らせてから戦闘開始!
   幸い、外れてなかったので追い合わせを入れながら応戦。
   タモにおさまったのは、48cmの綺麗な黒鯛だった。
   

   幸先良いスタート、陽が昇ると直ぐに暑くなってきたので
   ウィンドブレーカを脱いで続けたが暑い暑い。
   

   T港からNS港に行ってみたが全く反応はない。
   日差しが強いのでT港に戻りストラクチャーの陰や船の隙
   間を狙う事にした。
   まずはストラクチャーに落とすといきなり喰ったが先手を取
   られてプッツン(^^;
   次に船の隙間を狙うと喰った!
   シュッと合わせて、さぁどうするか?
   船の位置、ロープや浮きを確認し、一旦、糸を緩めて魚を
   沖に走らせ、船底に擦れない様に竿先を海中につけたま
   ま竿を船から離れた位置まで持っていき、そこからやりとり
   開始。
   これが上手くいってほどなくネットイン。
   41cmのブ厚い黒鯛だった。
   

   更に湾奥に移動して、オーバーハングを狙ったが反応はな
   い。
   そこで、ここで食ったら多分取れないだろうな~と思いなが
   ら、オーバーハングと船の隙間に入れると喰ったので、うり
   ゃ~!!
   掛かったがどうだ?
   魚は沖に走ったのでラッキーと思いながら糸を緩めて先ほ
   ど同じ作戦でいけるか!
   と思ったが、竿が船から抜ける前にオーバーハングに突っ
   込まれてしまった。
   これはマズイ、竿は船の隙間に曲げられたまま魚はオーバ
   ーハング内でグイグイ暴れまわる。
   糸も出されてしまい、柱に擦れたら万事急須なので祈る様
   な気持ちで、無理はせず、長期戦を選んだ。
   何度か、巻いたが突っ込まれ動かなくなったが、幸い外れ
   たので一気に巻いたが再び突っ込まれてしまう。
   昔、こんな状態で糸が切れ、反動で竿先が障害物に当たっ
   て折れた事がある。
   そんな事も気にしながら耐える。
   何度もダメかと思ったが魚も徐々に弱ってきたので、ゆっくり
   巻きながら最後は私も力を振り絞って竿を立てて浮かせた。
   船の狭い隙間にタモを突っ込み、何とかGetできた(^^)/
   会心の1枚、幸運だったが嬉しい47cmだった。
   

   これで午前中は終了。
   近くの食堂で昼食をとりながら午後からの作戦を考えて
   いたが、明日の午前中まで時間があるので思い切って
   大分方面まで足を延ばしてみる事にした。

   高速の無料区間を突っ走り、1時間でいつもの港に到着。
   北風がソヨソヨと吹き付け、なかなかの雰囲気、流行る気
   持ちを押さえ、まずはツブを一握りほど確保。
   最初の場所は一番実績があるが、果たしてどうか?
   すぐに結果が出た!
   1ヒロで糸が拭けたので、うりゃ~!
   魚は元気で竿はグイグイ絞り込まれたが程なく取り込みに
   成功。
   46cmの綺麗な魚だった。
   

   続いて同じようなアタリで掛かった魚も暴れまわったので
   丁寧に丁寧にやりとりして取り込んだのは
50cmだった。
   

   更に46cmが釣れたので気分よく次の場所へ。
   

   余りやった事が無い場所に落としてみると、珍しく32cm
   が喰って来た(^0^)
   

   次の港は前回、石鯛をバラシた場所なので気合を入れて
   落とすとグズッと来たので、うりゃ~!!
   愛竿の流紋が綺麗な弧を描き、重量感が伝わってきたが
   魚は足下に突っ込もうとする。
   ここは桟橋なので突っ込まれるとやっかい。
   なので、懸命に竿を立てて阻止。
   魚はかなり強い力で抵抗したが落ち着いて対応でき、最
   後は無事にタモにおさまった。
   
54cmの満足サイズだった・
   

   次の場所も実績が高いので期待してやってみたが反応は
   ない。
   ダメ~と最後の一投で竿先に持たれたので、うりゃ~!
   この魚も重い、上がってきたのは、
51cmだった。
   

   いつも次は対面の堤防に行くのだが、今回はその先の港、
   前回、入れ食いしたオーバーハングに行ってみた。
   が、先客がいたので話を聞くと1回アタッタが掛からなかっ
   たとの事。
   期待は萎んでしまったが、取り敢えず進むとコツッ!ときた
   ので、うりゃ~!!
   ここで掛けるとスリリングで面白い。
   しゃがんで手をいっぱいに伸ばして、やりとりして取り込ん
   だのは、45cmだった。
   

   この日の最後は最初に行った港へ。
   暗くなってから、
50cm46cmが釣れたので大満足で
   終了した。
   

   車の中で夕食をとり、そして横になった。

   夜明け前、潮が高くなっていたので勇んで開始した!
   しかし、この日は風ナシ、潮は澄んで全く反応がない。
   陽が昇ってくると更に厳しい状況で魚の姿が全く見えない。
   そこで、現在工事中で入れなかった場所へ工事前に行っ
   てみた。
   すると澄んだ海に多数の黒鯛が!
   そこでそぉ~っと餌を落とすとモゾッっと来たので、思いっ
   きり、うりゃ~!!
   が、空振りでバランスを崩し、そして魚は全部居なくなって
   しまった(^^;

   その後、港を転々と廻ってみたが沈黙。
   10時の終了時刻が迫ってきたので、ヤケクソでデカツブ
   を2つ付けて底まで落としてみた。
   すると着底と同時にゴツゴツと来たので、うりゃ~!
   竿は大きく曲がって動かない。
   根掛かりか?と思った次の瞬間、一気に沖に走ったので
   慌てて腰を落とし、竿を立てて応戦したがZZZZZZZZZと
   糸が出されてしまう。。
   全く歯が立たない、一瞬止まったかと思ったら直ぐに強い
   力で糸が出されて、そして切れた・・・・(T_T)
   スピードは真鯛程ではなかったが兎に角、重かった。
   多分、デカカンちゃんだと思うが、残念と言うより仕方ない
   と思うばかりだった。

   これで今回は終了、きっとこの日も午後からは良くなるんだ
   ろうな~、もっとやりたいな~と思いながら、今夜からの仕
   事に備えて帰途についた。



信さんの釣行記