鹿児島 03月27日(金)~29日(日) 同行者:三木、藤澤、鱸
   恒例になったSDOT合宿、今年はどんなドラマが待っているのやら?
   わくわくしながら九州道を走り桜満開の山道を抜けて薩摩川内駅に向かった。
   新幹線は定刻通りに到着し、三木さん、藤澤さん、鱸さんと久しぶりの再会。
   

   ホテルに荷物を預け、コンビニで買い物を済ませ、さぁ港へ!
   港では先頭さんが準備をして待っててくれた。
   堤防に上がると、風は内側から吹き付けていた。
   天候は曇りで潮は満潮から下げに入ったところ、魚の活性は如何に?

   仕掛けを作り集合写真を撮ってから、藤澤さんと鱸さんは南側、三木さんと私は
   北側へ進んだ。
   

   少し進んだ所で、浮いた魚を発見!
   そぉ~っと餌を落としてみたが、これは不発。
   「三木さん、魚浮いてるよ!」
   その2投後、1ヒロで糸が止まった。
   うっ、これはアタリか?
   うりゃ~~!!!
   竿は大きく曲がって、力強くギュギュギュっと引き込まれた。
   「来た来た」と叫びながら、やりとり開始。
   魚はかなり元気でなかなか浮いてこない。
   焦らず少し時間をかけて糸を巻き、丁寧に取り込んだのは思ったより大きく
   でっぷりとした
50cmだった。
   

   すると直ぐに三木さんの竿も大きく弧を描いたが、これは残念ながら針外れ。
   しかし、再開後に今度はしっかりGetした。
   

   その後も1ヒロ~3ヒロ程度で喰ってきて、46cm43cmをGetした。
   

   この日は、かなりの魚が視えて餌を落とすとかなりの確率でアタックしてきた。
   アタリは止めばかりで喰いは浅く、途中で外れる事が多かったが、終了間際ま
   で続き楽しむ事ができた。
   南側に行った藤澤さんは52cmを筆頭に5枚、鱸さんは2枚。
   

   北側に進んだ三木さんが50cmを筆頭に4枚、私が3枚だった。

   陸に戻りホテルにチェックインし汗を流して近くの居酒屋へ繰り出した。
   

   翌朝5時、渡船場で福岡組&広島組と合流して堤防に渡った。
   暗いうちから仕掛けを作り、明るくなると共に開始した。
   

   すると直ぐに広島の露無さんが2ヒロでGetした。
   

   この日も魚は浮いてるな!と私は昨日と同様、棚を狙って探っていくが・・・・
   一向に反応がない。
   しかし底まで狙っていた他の面々は着々と釣果を上げていた。
   

   

   上田さんもゆっきんさんも竿を曲げる。
   

   棚狙いで粘っていたが1人だけ取り残されるのも寂しいので私も底狙いに変更。
   すると着底後に僅かにコンコンと来たので、カサゴかも知れないが、何度も何度
   も竿先で聞いて喰い込むのを待ってから、思いっきりうりゃ~!
   掛かったのは本命、しかし軽い。
   取り込んだのは38cmだったが、これでボーズを免れたかと思うとホッとした。
   

   10時に全員集合して記念写真。
   

   再開後、苦戦していた三木さんも私と同様38cmでボーズを免れた。
   

   アタリが遠のいたので11時に昼食タイム。
   カップラーメンを食べてから暫くコーヒーを飲んで寛いだ。

   満潮を過ぎた頃に再開、私と三木さんは再び棚狙いに変更した。
   すると間もなく2ヒロの止まりアタリで44cmをGetした。
   

   やっと浮いてきたか!と喜んだが、その後、私は沈黙。
   また底狙いに変えようかな~と思っていると、三木さんが2ヒロで47cmをGet。
   

   なので棚狙いを続けたが、結局、終了まで何も起こらず。
   最後に藤澤さんが灯台方面で3連続ヒットして終了した。

   結局、この日は、藤澤さんが6枚、鱸さんが3枚、三木さんと私が2枚。
   福岡組が4枚、広島組も7枚(max52.5cm)の釣果を出していた。
   

   陸に戻ってホテルで汗を流した後は、待望の爆笑宴会となった。
   

   

   翌朝は雨、予報では小雨になっていたが、しっかりと降っていた。
   仕方なくカッパを着こみ、5時過ぎの船で堤防に渡ると沖側からの風が強くて
   修行状態。
   広島組は何事もないかの様に全員仕掛けを作り始めたが、私たちは風雨に
   メゲて階段下へ降り明るくなるのを待った。
   明るくなると予報通り雨は上がり、風も弱くなったので急いで仕掛けを作って
   開始した。
   すると、直ぐに広島の中田さんが棚でGet!
   

   よ~し、私も!と気合が入ったが朝一の棚に反応はなく、この日は直ぐに底狙
   いに変えて探っていった。
   しかし、無情にも時間だけが経過していく。
   堤防ではフカセ釣りで頻繁に竿が曲がっているが、落とし込みは厳しい時間が
   続いていた。
   8時過ぎ、昨日から苦戦を強いられていた広島の唐内さんが遂にGetした。
   

   暫くして、ゆっきんさんがタモに魚を入れて戻ってきた。
   結構大きいなーと思ってみていたが戻ってくると、それは黒鯛ではなく特大の
   ハリセンボンだった。
   

   そして南側に行っていた上田さんもしっかりとGetして戻ってきた。
   

   私も終了の11時半まで粘ったがアタリは貰えず、結局、この日の結果は、
   鱸さんが2枚、私と三木さんと藤澤さんはドン枚だった。
   

   陸に戻り、いつものお店で黒豚ロースカツ定食を食べて、今年のSDOT合宿を
   無事終了した。

   三木さん、いつも計画や全員のホテル手配等、有難うございます。
   福岡組のみなさん、広島組のみなさん、楽しい釣行&爆笑宴会、有難うござい
   ます。
   そして、若潮丸船頭さんに感謝いたします。



宮崎
  03月19日(木)~22日(日)
   先日のSDOTで撃沈してしまったが、潮も大きくなってきているし気温も上がっ
   て来たので黒鯛の活性が上がってるのでは?と期待して、午後から雨上がり
   の県北に向かった。

   まずHS港の様子を見てみたが、相変わらず大型台船が停泊して釣り場所が
   無かったのでスルー。
   潮も上がって来たのでNS港浅場に行ってみると適度に濁りが入って良さそう。
   ウネリも入っていたのでガン玉を足して落とし込んでいくと、着底間際にグズッ
   と来たので、うりゃ~!
   手応え十分で竿は大きく曲がる。
   次の瞬間、ギュギュギュッと強い抵抗がはじまった。
   魚は流れに乗って右方向に走るので糸は出さずに追随、先に回り込んでリー
   ルを巻くと今度は沖に走る。
   ここは障害物はないので、無理はせずにやや糸を出し体勢を立て直して竿を
   立てて応戦する。
   少し時間は掛かったが、取り込んだのは47cmの綺麗な黒鯛だった。
   

   再開後、T港~A港を探ってみたが反応はなく、この日は終了。

   翌日は朝一を狙ってNS港浅場に行ってみたが反応ナシでT港へ。
   すると湾内に複数の黒鯛を発見、しかも年ナシクラス!
   ワクワクしながら餌を落としてみたが反応はない。
   暫くして先ほど発見した近くに戻ると、かなり浅い場所で大型の尾鰭が横に向
   いていた!
   これはヘチの餌を食ってる、チャンスか?
   急いで近くに餌を落とし込む。
   ユラユラ落ちていく糸がブルッと来たので、うりゃ~!
   しかし、一瞬、乗ったが外れてしまった・・・・。
   悔しかったので何とか1枚を!と粘ったが、結局アタリはこの1発のみで終了。

   翌朝、再び朝一を狙ってNS港へ、潮位は高く適度に濁って良い感じ。
   第1投、1ヒロ入る前にクッと感じたので、うりゃ~!!
   竿が綺麗に弧を描くと強烈に右に突っ込んだ!
   お~強い強いと呟きながら右へ移動、少し疲れさせるか!と思いながら、やり
   取りを楽しむ。
   だが、潮に乗って泳ぐ為か?なかなか弱らないので機を見て糸を巻き取るが
   沖から左、そしてまた右へと暴れまわる。
   バラしてはいけないので丁寧に丁寧に寄せてタモにおさめたのは、
51cm
   満足サイズだった。
   

   気を良くしてNS港をタンタンと進んでいくと、1ヒロでガツンッと引っ手繰られた
   ので、うりゃ~!!
   加速の付いていた魚はかなり強い、竿を立てる前に強烈に突っ込んで、その
   まま左方向に走る。
   強引に竿を立てて浮かそうとしたが、魚の方が強くて仕方なく糸を出す。
   竿を立て直して応戦するが、いやぁ~強い強い。
   なかなか浮いてこないので、違う魚か?と思う程。
   そうこうしていると周囲の人達が何人か集まってきた。
   これは絶対にバラス訳にはいかない。
   何度も何度も突っ込まれたが丁寧に時間を掛けて慎重に取り込んだ。
   48cmだったがデップリとした綺麗な黒鯛だった。
   

   これで朝一の釣りは終了。
   この日は、持って帰る予定だったので、港で鱗と内臓をとってクーラーボックス
   に入れて持ち帰った。

   お昼は干潮になるので前日に地元の人に聞いたKB港がどんな所なのか見に
   行ってみた。
   細い山道をくねくねと走り漸く辿り着いくと、外海に面した海は波が高く、高い堤
   防に囲まれていた。
   外側はテトラだったが、内側や近くの短い堤防はヘチを探る事ができそうだった。
   更に、進んでYI港に行ってみると港の澄んだ海に黒鯛が泳いでいた。
   この2つの港、満潮時や少し荒れた日は釣れそうだった。

   翌日の日曜日、実は土曜日に東九州自動車道の蒲江IC-佐伯ICが開通した
   ので、大分方面に行ってみようか?とも思った。
   しかし、日曜日だし釣り人が多そうだったので、結局、この日もいつもの場所で
   朝だけやってみる事にした。

   NS港浅場からスタートしタンタンと探ってみたが反応はなく、ちょっとボ~ッとし
   ていると、ガツンッと竿先がゴムパッドに叩きつけられてリールが逆回転した!
   慌てて竿を立てようとしたが、先手を取られ竿を寝かされたまま数m引っ張ら
   れてしまった。
   体制を立て直し、竿を立てて魚を止めに掛かったが、この魚もかなり強い。
   何度か突っ込まれた後、強引に巻き取ろうとした時、フッと軽くなった。
   あ~やっぱり外れてしまったか~合わせてなかったもんな~と独り言。

   気を取り直して再開。
   一回りした後、対岸が気になったのでプチ移動。
   2ヒロまでを狙ってタンタンと落とし込んで行くと、コンッと来て餌を取られてしま
   った。
   アタリがあると思うと集中力が増す。
   少し進んだところでシュッと糸が引き込まれたので、うりゃ~!!!
   今度は取るぞ!と言う気持ちで応戦。
   この魚もかなり元気に抵抗してきたが、ほどなくタモにおさまった。
   腹パンパンの43cmだった。
   

   その後、T港に行ったが反応はなく予想通り混んできたので帰途についた。



鹿児島
 03月17日(火) 同行者:長友
   お稲荷長友氏「やっと行けそうだ、SDOTそろそろ良いじゃろ」という事で今年
   初めてのSDOTに行ってみる事にした。
   3:30に出発、高速を走り、その後、山越えの一般道になるが例によって霧の
   道だった。
   しかし、今度の車はフォグランプが付いていたので以前より遥かに良く見えて
   予定通りに港に到着した。
   

   6:00に出船し堤防に上がると明るくなった。
   

   急いで仕掛けを作り、フジツボで朝一満潮の浮いた魚を狙って開始した。
   しかし、この日は珍しく風もうねりもないマッタリ状態、厳しい釣りとなった。
   堤防を端から端まで往復したがアタリは貰えず潮が下がってきたので餌をカニ
   に変えて底まで狙う事にした。
   すると暫くして底近辺で微妙に糸が震えたので、そぉ~っと聞いてみると、クッ
   と感じたので、思いっきり、うりゃ~!が、空振り。
   少し経った頃、お稲荷さんからTEL「ヒヒヒッ、42cmだけど釣ったぞ!」
   

   よし俺も釣るぞ!と気合を入れて進むが、なかなか当たらない。

   潮が下がって、お稲荷さんも戻ってきたので、ラーメンタイムにした。
   昼食後、お稲荷さんはお昼寝、私は再開して1往復したが何事も起こらず。

   基地で少し休憩すると残りは1時間、この日は暑くて気温はなんと23℃、ハ
   イネックとパッチを脱ぎ、リポDを飲んで気合を入れて再開した。
   すると潮は低かったが先端で浮いてる魚を発見!
   急いで餌をフジツボに変えて落としてみたが反応なし。
   そのまま棚を狙い、逆方向まで探っていくがアタリは貰えないまま反対方向の
   先端まで来てしまった。
   潮が揉んでいる場所におとすと2ヒロで止まった!
   これは?
   竿先で聞くと、僅かに持たれたので、うりゃ~!
   竿は大きく曲がり、会心のヒットか!と思ったが、水面下に見えたのは緑っぽ
   い魚、ありゃ~アオバチか?と思った時、外れてしまった。
   残り時間が迫ってきたので、基地に戻りながらタンタンと落とし込んでいると、
   基地近くで魚を発見!
   餌を落としてみると、2ヒロチョイで止まったので、うりゃ~!!
   しかし、これも空振りでガンダマにはあざ笑うかの様に歯型が残されていた。
   結局、これで、この日は終了、次回に期待して帰途についた。。



宮崎
  03月09日(月)
   午前中は強い雨が降っていたが、昼過ぎから上がり北西の風も強くなってきた
   ので、16時からT港で竿を出してみた。
   潮は低かったが、風が予想以上に強く波気はあったので、ガン玉をいつもより
   やや重くしてスタートした。
   横からの風に糸が持っていかれるが竿で操作しながら落とし込む。
   開始して3投目、1ヒロくらいでやや違和感を感じた!
   アタリか?竿先でそぉ~っときくと僅かに生命反応があったので、うりゃ~!!
   手応え充分で、ギュギュギューーと引き込まれた。
   体制を立て直し、竿を立てて応戦開始。
   荒れる波に乗った魚は、かなり元気に抵抗したが丁寧にやりとりし無事にタモ
   におさめた。
   丸々とした44cmの綺麗な魚だった。
   

   その後、NS港に行ってみたが反応はなく、夕マズメに再びT港に戻り先ほど
   の場所でやったがアタリはなく、最後にストラクチャーの隙間に落とすと着底
   と同時にグズグズッと来たので、すかさず、うりゃ~!!
   同時に思いっきり竿を立てて魚を引きずり出そうとしたが、残念ながら失敗。
   道糸が擦れて切れてしまった。
   悔しかったが、暗くなったのでこれで終了した。



大分
  03月08日(日)
   先週鹿児島で使ったカニが余っていたので、カニで実績のある大分県US港へ
   行ってみた。
   日曜日なので港が混む前が勝負!
   明るくなった7時前から開始、ここは2度目だが宮崎より2℃は低くて寒い。
   しかし前回来た時にバラシてるので何とかリベンジを!と強い気持ちで寒さに耐
   えて落とし込む。
   何事もなく1時間ほど経過した頃、オーバーハングに落とすと、一ヒロ半で僅か
   にクッと感じた。
   瞬時にうりゃ~!
   そしてリールを左手で押さえたまま右に走って魚を引っ張り出した。
   先手を取ったので魚は無抵抗で水面へ、ここから暴れるのは想定内、足下へ
   突っ込まれる事を警戒しながら遣り取りして素早くタモを伸ばした。
   
52cmのやや下品な黒鯛だったが、此の場所での初物&リベンジで大満足。
   

   2枚目を狙って再開したが当たるのはフグばかり、しかもだんだんサイズアップ
   してくる。
   釣り場には、時折ルアーマンが入れ替わりやってきていたが、そのうち投げ釣
   り師が1人、10時前頃からフカセ釣り師が続々と現れ10人以上で大賑わいに
   なったので終了した。



宮崎
  03月07日(土)
   満潮は7時頃だったので明るくなると同時に、まずはNS港の朝場からスタート
   した。
   風も当たりバシャバシャして良さそう。
   ワクワクしながら落とし込んだが反応はなくT港へ移動した。
   ここも風面は良さそうな感じだったが、まずは風裏のOHから探ってみた。
   そろそろ此の場所でも当たって良いのだがと希望的観測で進が、なかなかアタ
   リが無いと未だ早いのだろうと諦めムードになってしまった。
   が、その時、いきなり引ったくられた!
   面食らったが、この瞬間は何度経験しても嬉しさがこみ上げてくる。
   グイグイと伝わる感触を味わいながら浮かせ、黒鯛を確認。
   よしよしとタモに手を掛けようとした時、フッと軽くなってしまった。
   あまり大きくはなかったが、やっぱり悔しい。
   気を取り直して期待の風面を探ったがアタリは貰えず。
   いつもなら次に湾奥に行くのだが、今日は天気が良くないせいかNS港に人が
   少ないので、そっちに移動した。
   南面から開始しコーナーを曲がると、強い北風が横から吹き付けて釣り辛い。
   この面での実績は少ないが最新で釣ったのは確かこの面だったので、糸を操
   作して懸命に落とし込む。
   中間付近に来た時、一ヒロ半でスッと糸が引き込まれた!
   うりゃ~!!
   思い切り振り上げた愛用の流紋が大きく弧を描いた。
   次の瞬間、強い力でグググ~っと沖に走った。
   竿を立て直して溜め込むがズルズルと糸が出された。
   これは大きそうだ!
   ここは平場なので無理をせずに丁寧に応戦。
   魚は左から右へ大きく旋回しながら再び潜ろうとする。
   何度か突っ込まれたが落ち着いて浮かせると、力尽きてタモにおさまった。
   かなりブ厚い
53cmだった。
   

   今季一の魚に大満足、見に来た人に写真を撮って貰ってから再開したが、その
   後は反応がなく潮も下がったので終了した。



鹿児島
 02月27日(金)~03月02日(月) 同行者:金子
   2月17日、携帯が鳴った。
   着信音は師匠の金子さんだったので急いで出ると「今、まだ台湾だけど、今月
   の終わりにやっと時間が取れそうだから行くよ!」

   と言う事で楽しみに準備をしていたが、天気は徐々に下り坂になっていった。
   前日の午前中まで宮崎は雨、カッパを着てフジツボを取り、雨が止んだ午後の
   干潮にカニをとってきた。

   翌日、荷物を車に積んで宮崎道を走り、鹿児島空港に向かった。
   心配された天気だがこの日は晴れ、翌日の午後からは激しい雨になるとの事。

   飛行機は定刻よりやや早めに到着、急いで買い出しをしてから港に向かった。
   2015年初のTYOT、時期は早く寒いかも知れないが、防寒着やホカロンを用
   意してのぞんだ。
   港で着替えて荷物を車から降ろすと、今日は船が違う?
   いつもの船はオーバーホール中で来週には終わるとの事だった。
   

   堤防に着くとやや強めの風が吹き付けて潮もやや濁りが入り、黒鯛を狙うには
   良さそうなコンディションになっていた。
   流行る気持ちうを押さえながら基地を設営し、急いで仕掛けを作った。
   昼食は一探りしてからとる事にし、私は右へ金子さんは左へ向かった。
   タンタンと落としながら進むが結局往路は期待に反して何事もなかった。

   そこで、復路はオモリを少し重くしてみた。
   潮は良さそうなのだが、やっぱりまだ早いのかな?と思いながら落とし込んで
   いると、2ヒロ落としきって回収しようとしたら喰っていた!
   グググッと来てフッと外れてしまった。
   しまった、と思ったが魚が居る!となると気合が入る。
   集中して落とし込んでいると少し進んだ所で、スッと糸が引き込まれた!
   うりゃ~!!!
   手応え十分で応戦体制に入ると魚も思いっきり暴れまわる。
   黒鯛の引きを噛みしめながらやりとりして取り込んだのは体厚のある41cm
   だった。
   

   やっと1枚釣ったよ!と金子さんに連絡して再開したが、アタリはなく基地まで
   戻ってきた。
   私はここで昼食をとり、今度は左側に行ってみた。
   強風で何度も帽子が飛ばされかけたが、拭きあげる仕掛けを何とか操作しな
   がら落とし込む。
   しかし、一往復してアタリは無く、そのまま基地を通過して先ほど釣った右方面
   へ進んだ。
   暫く何事も起こらず、先にいる金子さんの方を眺めていると、いきなり竿先が持
   って行かれた!
   遅まきながら、うりゃ~!!!
   今度もかなり強く暴れまわる。
   いやぁ~強いな~と引きを楽しみながら応戦。
   何度か引き込まれ、時間は掛かったが取り込んだのは
50cmの満足サイズだ
   った。
   

   再開後、基地に戻りながら落とし込んだがアタリは貰えず、暗くなってきたので、
   お湯を沸かしてカップラーメンでも食べる事にした。
   最初のボンベが少ししか残っていなかったので新しいボンベに付け替えたが、
   何故か?ガスが出ない。
   何度付け替えてもダメ。
   結局、カップラーメンは諦めてパンを食べる事に。

   テントで暫く横になっていたが、狙いの時刻になったので気合を入れて再開。
   夜仕掛けで大型のカニを選び真鯛を狙って右へ進む。
   タンタンと落とし込んで行くが何事も起こらず沈黙が続く。
   こんな時はいつも「真鯛くん、忘れた頃にやってくる!」と呟きながら進む。
   すると着底後に違和感!
   竿先でそぉ~~っと聞いてみるが、カニが何かを掴んでいるような?
   もう1回聞いてみるが、やっぱり???
   何度かやってみるとほんの僅かにコッと感じたので、思いきって、うりゃ~!!
   ワンテンポおいてからグググッと抵抗が始まった。
   お~掛かったぞ!
   魚は沖に走ったので喜んで応戦体制に入ったが、フッと軽くなってしまった。
   あちゃ~、やっぱり外れてしまったか・・・・。

   気を取り直して再開したが、次のアタリはカサゴ。
   その後、アタリはなく復路に入り少し進んだ所で、今度は着底間際にゴツゴツ
   と来たので、来た!とばかりに、思い切って、うりゃ~!
   が空振りで大きくよろめいてしまった。

   急いで餌を付けて再開したが、その後、アタリは貰えず。
   テントで次の時刻まで横になった。

   寒くなってきたので持ってきたので服を1枚足し、ホカロンを貼り、防寒服を着
   て再開。
   金子さんは既に起きてやっている様だった。
   シ~ンとした夜の海にバチャバチャと波の音、その下に潜む大真鯛を頭に描
   きながらワクワクしながら落とし込む。
   中間付近まで進んだ時、軽く聞きあげた竿先にグズッとした感触!
   すかさず、うりゃ~!!!
   手応え十分で竿は大きく曲がった!
   魚はギュギュギュと抵抗を開始したが、重さはさほどない。
   黒鯛か?とも思ったが、突っ込みは強いので真鯛か???
   バラしてはいけないので丁寧に丁寧にと言い聞かせながら、やりとりする。
   時間を掛けて浮かせると白く見えたので真鯛と確信。
   落ち着いて取り込んだのは、43cmの今季初真鯛だった。
   

   再開後、サイズアップを目指して進んだが、結局アタリは貰えなかった。

   第1ラウンドの結果は、
   金子さんが、黒鯛1枚、真鯛らしき魚は掛けたものの残念ながら針外れ!
   「マ」が「ブ」に変わったとブダイが2枚、カサゴ多数。
   私が黒鯛2枚と真鯛が1枚だった。
   

   いつもなら第2ラウンドは夕方から開始だが、今夜は大雨の予報になっていた
   ので断念して、近くのホテルに宿泊する事にした。
   翌日はチェックアウト後、バーナーのボンベを購入する為に鹿児島ゼビオに行
   ってみた。
   新しいボンベを購入し、昨夜の不良ボンベを見てもらったところ、やはり不良品
   との事で新品と交換して貰えた。
   
   第2ラウンドはお昼の船で渡った。
   ところが、途中で代船のアラームが点灯、エンジンが不調になってしまった。
   どうなる事かと思ったが、流石は百戦錬磨の先頭さん、落ち着いて操船し堤防
   に渡してくれた。

   堤防に渡ると、今度は天気予報では風速8mの予報だったのが10m以上の
   強風になってしまった。
   潮は小さかったので水は上がって来ないが、波シブキが凄い。

   黒鯛は喰いそうなのでガンダマを少し足して開始した。
   直ぐにアタルかと思ったが、最初の1往復は反応なし。
   今度は金子さんのやってる方へ行ってみるが、何しろ途中何度も波をかぶる。
   メガネが濡れて見えなくなるので、その度にティッシュで拭く。
   そうでなくても花粉で鼻水たらたらなのでティッシュの消耗が激しい。

   すると先にいた金子さんの竿が大きく曲がった!
   かなり引いて、取りこまれたのはデップリとした46cmだった。
   

   金子さんに様子を聞くとアタリはあるが、やはりメガネが濡れて目が視えないの
   と波に顔を背けてしまうので、なかなか合わせられないとの事だった。

   私も1枚は釣りたいと思い、我慢して落とし込んでいると糸が沈まなくなったので
   壁に引っ掛かった?と竿先で軽く外そうとしたら、ギュインと引き込まれたので、
   うりゃ~!!!
   喰った喰ったと大喜びでやりとり開始。
   魚は荒れる波にのってガンガン暴れまわるので時間は掛かったが何とか無事
   に取り込んだ。
   体厚のある45cmだった。
   

   再開しようかと思ったが、満潮時刻になって波シブキが更に激しくなり、靴が濡
   れてメゲてしまった。
   基地に戻って潮が少し下がるまで休憩。
   私が休憩している間も金子さんは波シブキと格闘し、1枚追加していた。

   予報では風はおさまる筈だが、なかなか弱まらない。
   暗くなったのでクーラーボックスと体で風をよけバーナーでお湯を沸かし、昨日
   食べられなかったカップラーメンを食べた。
   寒い堤防での温かいラーメンは本当に美味しい。
   夕食後はテントで仮眠、
   深夜過ぎに漸く風がおさまったので釣り易くなったが、アタリは全く貰えず終了
   してしまった。
   
   第2ラウンドの結果は、
   金子さんが夜にも黒鯛を1枚追加して合計3枚、私が1枚だった。
   

   帰りは船頭さんの知人の船で迎えにきてくれた。
   

   今回は予想外の展開が多かったが、事故もなく楽しい釣行になった。
   船がオーバーホール中だったにも関わらず、お世話してくれた船頭さんに心か
   ら感謝致します。



大分
 02月25日(水) 同行者:藤嶋
   四国から九州に渡り長崎方面へ行っていた鉄人こと藤嶋さんと大分のUS港で
   久しぶりに会った。
   相変わらずの強靭な体力と落とし込みへの熱意には、いつもの事ながら脱帽さ
   せられる。

   朝7時過ぎに現地に到着すると、北西の冷たい風が吹き付け、凄~く寒い。
   延岡から佐伯までは気温はあまり変わらなかったが、津久見を過ぎた頃から
   急激に下がっていた。

   初めての場所、潮は干潮で低くて水深も浅い、こんな場所で釣れるのかな~?
   と思ったが、ここ数日、藤嶋さんはここで実績を上げている。
   

   寒さに痺れる指を我慢して意気揚々と開始した。
   先端付近から根元に向かって外側を探るが、なかなか反応はない。
   3/4ほど戻った付近で着底後、微かにコッ・・コンと反応!
   お~アタリか? あ~でもこれはベラかフグと判断してヒョイと合わせた。
   掛かったので強引に引き抜こうとしたらギュギュっと突っ込まれた!
   あっ、しまった・・・これは本命だった。
   水深は浅いので追い合わせを入れる間もなく水面へ、40cm程度か?
   しかし、タモに手を伸ばしたところで、オートリリースとなった。
   また、やってしまった~(^^;

   情けないな~と後悔しながらも気を取り直して再開。
   その後、潮も動いて良い感じになったが何事も起こらず、昼食タイム。
   藤嶋さんと近くのお店で、天ぷら定食を頼んだが、ボリュームがあって美味しか
   った。

   港に戻ってから藤嶋さんは仮眠、私は一探りしたがアタリは貰えなかったので、
   対岸の港を探索し、フジツボを取ってから仮眠した。

   15時過ぎから再開、17時半ころまでやってみたが沈黙。
   雨も降って来たので、これで終了した。
   この場所は干潮でも釣れる事が解ったので機会があったら再チャレンジして
   みたい。



宮崎
 02月22日(日)、23日(月)
   今日は朝から雨だったが、昼過ぎから上がったので夕マズメを狙って県北に
   向かった。
   最初はHS港に行ってみたが、大型台船が3隻も停泊して釣り場が無かった。
   どこに行こうか?と考えていたら川原さんが来たので一緒にスリット岸壁方面
   に行ってみた。
   ここは久しぶりで数年前には多く釣れたらしいが、私はまだ釣った事がない。
   この日、濁りは入っていたが潮は未だ低く一探りしてみたが、やっぱりアタリは
   貰えず、T港に移動した。

   ここもやや濁りが入りウネリもあったが、やはり水位は低く期待は薄い。
   満潮が20時頃なので、今日は暗くなってからが勝負かな?と思いながらタン
   タンと落とし込む。
   すると2ヒロくらいで糸が止まった!
   半信半疑で、そぉ~っと竿先で聞いてみると、モゾッときたので、うりゃ~!!!
   「来た来た!」と叫びながら応戦開始。
   引きはさほど強くはなかったので、ほどなくタモにおさまった。
   上げてみると思ったより長くて48cmだった。
   

   再開後はアタリはなくNS港に移動。
   暗くなってから1ヒロでアタリをもらったが、残念ながら針が外れてしまった。
   この日は、これで終了。

   翌朝も7時~8時半までだったが、NS港に行ってみた。
   潮はまだあまり高くはなかったがウネリがあって濁っていたので釣れるかも?
   と思いながら開始。
   すると、中間付近でコツッときたが合わせる事ができず、しまったと思っていた
   ら直ぐにコツンときたので、うりゃ~!!!
   完全にヒット、魚はウネリにのってガンガン暴れまわったが、無事にタモにおさ
   まった。
   48cmの綺麗な魚だった。
   

   その後、潮が上がってきたのでT港の湾奥を探ったが反応はなく、最後に昨日
   釣った場所に行ってみた。
   すると1投目で竿先が持たれたので、うりゃ~!!!
   掛かった魚は、これまた元気に抵抗したが引きを楽しみながら取り込んだ。
   体厚のある43cmだった。
   

   これで満足して終了した。



宮崎
 02月20日(金)
   天気予報を眺めると、T港の風は北西5mだったので、性懲りもなくまた夕方か
   ら出撃してみた。
   しかし、現地に着いてみると風はない。
   あちゃ~これはダメだ、暗くなってからかな?と思いながら開始。
   昨日良い思いをしたT港~NS港に行ってみたが、やっぱり不発だった。
   暗くなってからNS港でやってみたが反応はなく、潮位が高かったので再びT港
   へ移動。でもやっぱり何事も起こらず。
   最後に湾奥を探ってみた。
   ここは昔、夏の夜に頻繁にやっていたがキビレが多かった。
   今は冬だし、どうかな?と思って一探りしてみると、モゾッときたので、うりゃ~!
   やっと喰ったが、引きがイマイチ弱い。
   上がってきたのは、やはりキビレ(40cm)だった。
   

   時刻は21:00を過ぎたので、これでこの日は終了した。



宮崎
 02月19日(木)
   今日は朝夕が満潮になるので朝一は新規開拓とばかりに、カニ取り場付近の
   U港を探索してみる事にした。
   明るくなると同時に港の一番外側の堤防から落とし込み開始!
   水深を確かめながらタンタンと落とし込む。
   堤防から港内をくまなく探ったが残念ながらアタリは貰えなかった。
   しかし夏場なら可能性があるかも?と思える場所はあったので、暖かくなった
   ら再チャレンジしてみたい。

   10時に帰宅し掃除洗濯を終えてゆっくりしようと思っていたが、14時頃、何気
   なく天気予報をチェックすると、T港は北風7m~9mとなっていた。
   夕方、大潮の満潮で、しかも強風。
   これは行くしかない!

   高速を飛ばして16時前に到着した。
   すると予報通り、強い北風が吹き付け海は荒れ模様で絶好のコンディション。
   第1投、強風に煽られる糸を操作しながら落とし込むがうまくいかない。
   やり直そうと仕掛けを上げてみると餌が無くなっていた。
   お~やられたか!
   直ぐに再投入したが反応はない。
   吹き飛ばされそうになるので背を屈め、アタリを求めて懸命に落とし込む。
   すると暫く進んだ所で、ギュンっと引っ手繰られた!
   うりゃ~!!!
   この場所で久々のヒット。
   竿は大きく曲がり、道糸は荒れる海に強い力で引き込まれる。
   体勢を立て直し竿を立てて応戦するが、魚はウネリに乗って走り回るので、
   少し時間を掛けて弱るのを待った。
   取り込んだのは46cmの満足サイズだった。
   

   今日は持ち帰る事にしたので、ストリンガーに繋いでから再開。
   強風に煽られた糸がやっと沈んだかと思ったら餌がない・・・・。
   まだ魚は居るな!
   直ぐに餌を付けて落とし込む。
   少し進んだ所で糸が走ったので、うりゃ~!!!
   今度も元気に暴れまわったが重量感はさほどなく、取り込んだのは41cm
   の綺麗な魚だった。  
   

   ストリンガーに繋いで再開すると直ぐにゴンッときたが、これは空振り(^^;
   続いて2ヒロ落としきった所でコンッときて餌を取られてしまった・・・・。
   これで、この場所の時合いは終わったので、魚を絞めてクーラーボックスに
   入れ、NS港へ移動した。

   ここも強風で餌が陸に吹きあげられてしまうのでオモリを足して落とし込む。
   潮の流れも早く、アタリが解らない。
   これは難しいかな~と思いながら懸命に餌を落とし込むと、2ヒロ落としきった
   ところで潮の流れに逆らって竿先で聞いてみると、何だか重い。
   さらに、そぉっと引っ張ってみるとグイッときたので、うりゃ~!!!
   ワンテンポ置いてから魚は一気に沖に走った。
   竿を立て若干糸を出しながら体勢を整えてから、やり取り開始。
   この魚もかなり元気で波にのって走り回り、なかなか寄ってこない。
   何度か突っ込まれながら、なんとか浮かせる事に成功したが、ウネリと波で
   なかなかタモに入らない。
   もたもたしてると魚は再び突っ込み、慌てて竿を立て直す。
   掬おうとしたら、今度はタモが伸びすぎてあたふたする。
   急いでタモを縮め、やっとの事で取り込んだのは、白子を出している太目の
   48cmだった。
   

   ストリンガーに繋いで再開すると少しして先ほどと同じ感じで掛かった!
   これも元気に右へ左へ沖へと走ったが、何とかタモ入れも成功して無事に
   取りこむ事ができた。
   45cmの精悍な魚だった。
   

   その後、夕マズメまで粘って反応はなかったので、魚を絞めてから帰途に
   ついた。
   今回は思い立ったが吉日の釣行だったが、久々の4枚Getで大満足だった。



宮崎
 02月17日(火) 
   潮回りが良くなってきたので、いそいそと県北に向かった。
   予定通りに狙いの朝マズメに到着、まずは実績のあるNS港へ行ってみたが
   海はベタ凪でスケスケ状態。
   いつもの様に付近の港を廻ったが、何事も起こらず潮が低くなったので一旦
   終了した。

   期待の夕方、朝の穏やかさが嘘の様に強い風が吹き始めた!
   潮も思ったより満ちて、ヘチ釣りにはこの上もなく良い条件になった。
   ワクワクしながらT港湾奥を探ってみたが、なかなか反応はない。
   しかし、これで釣れない訳がない!と自分に言い聞かせながら強風に立ち向
   かって竿を出す。
   すると掛け上げりの浅場で、仕掛けを回収しようとしたら喰っていた!
   慌てて応戦体制に入ったが、なにせ合わせていない・・・・(^^;
   やっぱり3秒程度で外れてしまった。

   NS港に移動すると風は更に強くなり、時折、突風まで吹いて、踏ん張らないと
   飛ばされそうになる。
   これは無理かな~と思ったが、1往復だけ頑張る事にした。
   竿をギュッと握りしめ、風上にむけて落とし込み拭ける道糸を操作して餌を落と
   し込む。
   数投後、風の抵抗とは違う違和感を感じた!
   アタリか?
   竿先で軽くきくとグズッときたので、思いっきり、うりゃ~!!!
   今度はガッチリ掛かって応戦開始。
   やっと掛けた魚、バラす訳にはいかないので無理はしたくないが強風で荒れる
   海で魚はガンガン走り回る。
   外れるなよ!と祈りながら寄せて取り込んだのはやや太めの40cmだった。
   

   再開後、追加を狙って落とし込んだが、糸が見えなくなったところで終了した。



宮崎 02月11日(水)
   今日も風はなく晴天で海はまったり模様、しかも潮は小さく期待は薄い。
   なので満潮前後の時間帯のみを狙って9時~12時までやってみた。
   最初のHS港は相変わらず大きな台船が停泊していたので空いた場所を探っ
   てみたが反応はない。
   続いてHK港に行ってみるも他の釣り人でいっぱい。
   今日は建国記念の日で祝日だった(^^;
   次にNS港に行ってみたが、ここも大賑わいだったのでT港に移動。
   すると遠くの浅場で黒鯛が数枚泳いでいるのを発見!
   餌を投げ込んでみたが喰ってくれない。
   ヘチにも付いていないかな?と一往復探ったが反応なし。
   今日はやっぱりダメかな?と思いながら最後に浅場のストラクチャーに落とす
   と、モゾッと感じたので、思いっきり、うりゃ~!!!
   一気に水面まで上げて取り込んだのは36cmだった。
   小ぶりだったが、諦めていた時だったので嬉しい1枚だった。
   



宮崎
 02月04日(水)~05日(木) 
   このところ関東から北では低気圧の影響で荒れている様だが、宮崎はと言うと
   風も弱くて晴天が続き岸壁でのヘチ釣りには厳しい状況。

   今日も県北にやってきたが潮が澄んで時折、魚が視えるので、そぉ~っと餌を
   落とすが目もくれずに去っていく。
   10時までやってみたがアタリボー、そこで昼間の潮の低いうちにカニをとって、
   暗くなってから実績のあるNS港に行ってみる事にした。
   寒くなると平磯ガニは水の中に入ってしまうので、取るのに四苦八苦したが、
   何とか30匹ほど確保できた。

   ここでの夜釣りは1年ぶりか?釣り方を思い出しながら開始した。
   相変わらず風は無く波気もないぶん、夜釣りはやりやすい。
   北面から開始して南面~東面へと進む。
   一回りしたて反応がなかったので、二回り目は底まで狙ってみる事にした。
   南面に入った頃、若干潮が動き出した。
   少し進んだ所で着底後にグズグズ!待望のアタリ!!
   竿先でそぉ~っと聞いて喰い込みを待つと、グッと抑え込まれたので、思い切
   って、うりゃ~!!!
   手応え十分で竿は綺麗に弧を描いた。
   よ~し、外れるなよ~と思いながら、やりとり開始。
   グググーーーっと魚は元気に突っ込んで抵抗するので竿を立てて丁寧に応戦。
   何度か走られたが無理はせずに少し時間をかけて浮かせた。
   バシャバシャするのを目がけタモを伸ばすが失敗。
   2回目、3回目も失敗、すると魚は復活し再び突っ込んで抵抗を始める。
   しまった~、外れるなよーと祈りながら、浮かせて再びタモを伸ばす。
   が、また失敗・・・・、何をやっているのか?我ながら情けない。
   ライトを点灯するか?迷ったが、そのままもう一度挑戦!
   これが上手くいき、やっとの事で取りこむ事が出来た。
   46cmの黒鯛だった。
   

   苦労して釣ったこの1枚は本当に嬉しかった。
   再開後、気合を入れて2枚目を狙ってみたが、20時を過ぎお腹が空いてきた
   ので終了した。

   翌日は、少し風が出て来たので早朝だけNS港に行ってみた。
   陽が昇る前、手の悴みに耐えながら落とし込むが反応はない。
   ケーソン2つほど進んだ頃、ふと最初の場所にもう一度!と心の声が呟いたの
   で逆戻りして最初の場所に落とし込んでみた。
   すると、これが大正解!
   コツコツと小さなアタリだったが、機をみて、うりゃ~!!!
   魚は潮に乗って右へ左へと走り回ったが丁寧にやりとりして無事に取り込んだ
   のは45cmの黒鯛だった。
   

   その後、T港へ移動して1回アタリを貰ったが針掛かりせず。
   8時半に終了した。



宮崎
 01月26日(月)
   今日は朝から雨、どうしようか?ちょっと迷ったが、迷った時はGo!と決めてい
   るので、久しぶりにカッパを着ての釣行となった。
   まずはT港に行ってみたが無風で潮はスケスケ、これは厳しいよな~と思いな
   がら開始。
   一往復したが何も起こらず、NS港に移動した。
   いつもは他の釣り人が多い場所だが流石に雨なので私の他には2人のみ。
   雨足が強くなってきたが、取り敢えず一回りしてみようと決めて落とし込む。
   南面でアタリはなく、あまり実績の少ない東面に入って、少しボ~っとしながら
   進んでいると、ギュンッ!と引っ手繰られた。
   おっ喰ったか!竿を立てて応戦体制に入ると心地よい引きが伝わってきた。
   そんなに重くは無かったが、バラシたら悔しいので丁寧に丁寧にやりとりして
   取り込んだ。
   37cmの綺麗な魚だった。
   

   その後、実績のある北面でアタリは貰えなかったので、T港からA港を廻ると
   魚は確認できたが餌は喰ってくれず、潮が下がってきたので終了した。



宮崎
 01月22日(木)
   前回良い思いをしたので、もう一度!とばかりに出発した。
   まずはNS港、しか~し、先客が陣取っていて気勢をそがれてしまった。
   合間を縫って落とし込むも、やっぱり反応なし。
   すぐにT港に移動、潮は高くなっていたがやや澄みぎみで風もない。
   これはキツイな~と思いながら探っていくと、2ヒロ落としきって回収しようとした
   ら何だか重い? お~喰ってるぞ!
   遅まきながら、うりゃ~!!!
   ラッキーと応戦体制に入ったが、かなり軽い。
   すぐに浮かせて取り込んだのは35cmの黒鯛だった。
   

   型はイマイチだったが、1枚釣れたので取り敢えず一安心。
   湾内を廻っていると風が出て来たので気合を入れて落とし込んだが、どういう
   訳か反応がない。
   結局、潮が低くなったので昼食をとって暫く休憩。

   再開後、HS港に行ってみたが台船が停泊して釣り場がなかったのでHK港へ
   移動。
   ここで久しぶりに掛けたが、途中で針が外れてしまった。
   夕マズメ、再びT港、そして最後にA港に行ってみたが残念ながら何事も起こら
   なかった。



宮崎 01月17日(土) 
   この日も西風が強く多少寒かったが、潮回りは良くなってきた。
   満潮は15時頃だったのでゆっくりと家を出て県北に向かった。

   まずはHS港、ここは昨年のこの時期に大型に再三やられた場所だが最近は
   沈黙が続いていたので、あまり期待せず満潮になる前にちょっとだけやってみ
   る事にした。
   いつもの場所より対岸の方が風が当たっていたので最初は対岸から開始した
   が反応がなかったので、結局、いつもの場所に戻った。

   落とし込んでみると潮は適度に流れて良い感じ、しかも進むにつれて風も斜め
   前から吹き付けてきた。
   タンタンと落とし込んでいくと、1ヒロでツンッと感じたので、すかさず、うりゃ~!
   ワンテンポ置いてから強烈に足下に突っ込んだが、左手でリールを押さえて竿
   を立てたまま強引に右へ走って、これを阻止。
   魚は沖に走ったので竿をたてて応戦、力強く走り回るので少し時間をかけて、
   やりとりを堪能。
   少し弱ったところで一気に糸を巻き取ると、かなり寄った所で再び足下に突っ
   込もうとするが、竿をいっぱいに立てて水面に浮かせた。
   取り込んでみると思ったより大きくて
52cmだった。
   

   この場所では久々だったので大満足。
   再開後、すぐにまた掛けたが、これは珍しく30cm未満だったのでノーカウント。
   1往復したところで、お腹が空いたので昼食をとってからT港に向かった。

   狙いの時間帯だったが、風はやや弱くなってきたので今のうちに前回2連続
   でバラシた場所へ直行。
   ドキドキしながら集中して1往復落とし込むが、風が落ちてきたせいか反応は
   ない。
   う~ん、残念、と思いながら車に戻っていたが、陰になった場所で魚がヒラを
   打っている様な気がした!
   おっ黒鯛か?と期待して餌を落としてみたが何事もない。
   少し粘ったがダメなので落としながら移動していると2ヒロ手前で糸が拭けた!
   半信半疑だったが、うりゃ~!!!
   次の瞬間、ギュギュギュギューーーと竿が絞り込まれた!
   竿を立て直して応戦体制に入るが、魚は強くて糸が出される。
   左にはロープが入っているので、走らせる訳にはいかない。
   リールを押さえ竿を溜めこんで耐えると糸がキ~ンと音を出す。
   ゴリゴリ巻き取る途中で再び突っ込んで抵抗するが、これも竿を立てて阻止。
   何度か糸が鳴ったが、最後は力尽きてタモにおさまった。
   計ってみると、これも
52cmだった。
   

   その後、湾内を廻りA港にも行ってみたがアタリは貰えず、夕マズメに再び先ほ
   ど釣った場所に行ってみた。
   集中して落とし込むが反応はなく進み、昔、黒鯛を見た事のある陰にそぉ~と
   落としてみると1ヒロで糸が拭けた!
   壁に引っ掛かったかな?と思いつつも竿先で聞いてみるとモゾッと感じたので、
   思いっ切り、うりゃ~!
   手応え十分で完全に掛かったが、魚はロープを搔い潜って右に走った。
   無理をすると糸が擦れてしまうので、竿先を海面近くまで下して糸の角度を確
   認しながらやりとりする。
   何度か走られたが、魚がロープから抜けた所で一気に浮かせる事に成功。
   無事に取り込んだのは、47cmだった。
   

   暗くなったので、これで終了。
   今日は黒鯛の引きを十分に楽しめた釣行だった。



大分
 01月11日(日) 同行者:川原
   久しぶりに川原さんと一緒の釣行なので何処に行きたい?と聞くと、大分方面
   との事だったので、満潮11時前後を狙い8時に出発した。
   最初のポイントには予定通りに到着、しかし潮はスケスケ状態。
   風も弱く、日曜日なので他の釣り人も多い。
   今日は厳しいなと思ったが、予報では昼頃から風が強くなるので、これに期待
   していた。
   12時頃から予報通りに風が強くなり、時折突風も吹き始めた。
   これは良いかも?といつもの場所を転々と回ったがアタリは貰えず。
   新規開拓とばかりに少し離れた場所まで足をのばしてみると良さそうな場所は
   あったが、潮は下がってしまい反応はなく終了。
   残念な結果だったが、次回、またチャレンジしてみたい。



宮崎
 01月10日(土) 
   西風が強く吹く中、今日も午前中だけ竿を出してみる事にした。
   期待のNS港では何事も起こらずT港へ移動。
   往路は反応がなく復路の最後にいつもの穴に入れてみるとモゾッときたので、
   うりゃ~!そして一気に水面まで引き抜いた。
   そこから元気な抵抗がはじまったが、障害物の少ない方へ走ったので落ち着
   いてやり取りして取り込んだのは43cmの黒鯛だった。
   

   1枚釣れると気持ちが楽になる。
   次の場所でアタリは貰えなかったので前回釣ったA港へ行ってみた。
   強風に耐えながら落とし込むが実績ポイントでは反応がなく、今までアタリを
   貰った事のない場所で落とし込んでいると、1m程度で糸が拭けた!
   おやっ?壁か??竿先でそぉ~っときくとグズッと来たので、思いっきり、うりゃ
   ~!!!
   手応え十分で竿が大きく弧を描き、そのままグイグイと引っ張られた!
   これは良い型だと確信、ここは障害物はないので無理はせずに応戦。
   魚はうねる波にのって暴れまわるが徐々に徐々に寄せて取り込みに成功。
   今年初の年ナシ(
50cm)だった。
   

   満足感に浸りながら次の場所に移動。
   ここは数年前、お稲荷長友氏が頻繁にやっていた場所だが私はあまりやって
   いなかった。
   この日は風が当たってかなり良さそうだったので試しに竿を出してみた。
   強風で何度も帽子が吹き飛ばされそうになりながらも我慢してタンタンと進むと
   2ヒロ落としきったところで回収しようとしたらグイッと引っ張られた!
   慌てて竿を立てると一気に左方向へ走られた。
   応戦体制にはいると、ずっしりと重量感が伝わり、これは良い型だ!と思ったが、
   何せ、まともな合わせが入っていない。
   次の瞬間、やっぱり針が外れてしまった(^^;
   
   くそぉ~やられたと言う悔しさと、やっぱりここにも居たか!と言う嬉しさで複雑
   だったが、直ぐに餌を付けて再開。
   集中して落とし込んだが、往路は反応がなく、復路に入った。
   すると、先程アタリのあった付近で再び糸が拭けたか?と思った次の瞬間竿先
   が引っ張り込まれた!
   先手を取られてしまったが、竿を立てて追い合わせを入れ、応戦体制に入った。
   この魚も重量感があって力強く抵抗する。
   ここは沈みロープがあるのでやや強引にリールを巻くが、魚は強くて糸が出され
   てしまった。
   今度は左手でリールを押さえながら竿を立て直し、再びゴリゴリと糸を巻き取る。
   2回3回と突っ込まれたが、これに絶えて糸を巻き取る。
   すると水面に現れたのは、年ナシ間違いなしのサイズ!
   ヨシヨシとタモに手を伸ばそうとした時、ナントまたしても針が外れてしまった・・・。
   う~悔しい~~~。
   その後、アタリは貰えず終了。
   最初は嬉しく、最後は悔しい釣行だった。



宮崎
 01月05日(月)~07日(水)
   みなさん、明けましておめでとうございます。
   今年もどうぞ宜しくお願い致します。

   年末からお正月は家でおとなしボクシングやラグビーのテレビ中継を楽しんで
   いたが、釣り仲間の初釣りの様子を聞いたり初物Getの連絡が入ってくると、
   ヨシッ俺も!と思い、早起きして県北に向かった。
   予定通りに到着して、まずは腹ごしらえ。
   コンビニでおにぎりを食べてから期待の朝マズメは冬場に実績のあるNS港へ
   行ってみた。
   1投目でコツコツと来たので、うりゃ~!!!
   しかし、水面から勢いよく飛び出したのはカサゴだった。
   陽が昇ってくると潮はかなりスケスケ、この日は風もなかったので望み薄かな?
   と思いつつ、何とか初物を!と祈りながら落とし込む。
   NS港で本命アタリはなくT港へ移動。
   

   潮が澄んでるので、テトラの穴に入れてみるとこれまた1投目にモゾッと来た!
   ここは穴なので一気に上げる必要がある。
   両手で竿を持って思いっきり、竿を振り上げると、今度は黒鯛が宙を舞った!
   釣れたのは31cmの黒鯛、去年の初物は年ナシだったが今年はトホホ。
   

   小さかったが2015年の初物に感謝して再開。
   サイズアップを目指して、今まで釣った事のない穴に投入していくと再びグズッ
   と来たので、これも両手で思いっきり竿を振り上げた!
   すると今度は宙を舞う事なく、しかし殆ど無抵抗で36cmが上がった。
   

   型はイマイチだが2枚目だったので気を良くして、その後も港内をアチコチ探っ
   てみたがアタリは貰えず、潮が下がったので初釣りは終了した。

   翌日も朝だけ竿をだしたが、スケスケの無風で全く反応はなかった。
   翌々日の朝、強い風が吹いていたので再びNS港へ行ってみた。
   まだ薄暗い中でそぉ~っと落とし込むと、流れと風で糸が右に流されていく。
   回収しようとした時、グッと糸が引っ張られた様な気がした。
   見ると餌が無くなっていた。
   あちゃ~食い逃げされたか!と呟きながら落とし込んで行くと。
   1ヒロ半で止まったので壁か?と思いながらも、そぉ~っと竿先できくと僅かに
   動いた様な気がしたので、うりゃ~!
   思いのほか重くて手首がグキッ!となってイテテテッ、慌てて体勢を立て直し、
   竿を立てるとグググッと来たので、よっしゃ~!と思ったが次の瞬間、針が外
   れてしまった・・・・。 ガン玉には歯型がくっきりと付いていた。
   悔しがってはいられないと直ぐに再開したが、その後、アタリはなくT港へ移動。

   初物を釣った場所に行ってみたが反応なし。
   港内をタンタンと探って歩いたが、なかなかアタリは貰えない。
   風が強くなってきたので、ひょっとしたら浅場に居るかも?と行ってみたが、
   やっぱりアタリはない。
   でも往路だけはやってみようと進むと、1番浅い場所で仕掛けを回収しようと
   したら、何だか重い。
   地球か?と思いつつも、そぉ~っと聞いてみると微かに生命反応が!
   カサゴかも知れないが、取り敢えず、うりゃ~!!!
   手応えはあったが、果たして魚は?
   次の瞬間、ギュギュギュっと左に走ったので本命だと確信。
   しかし、水中のロープを潜ってしまった。
   瞬時に竿先を水中に突っ込んで、糸の感触を確かめながらゴリゴリとリールを
   巻く。
   何度か強い抵抗にあったが、何とか浮かせる事に成功。
   取り込んだのはスリムな41cmだった。
   

   次に昨年最後に釣ったA港に行ってみた。
   すると3投目に1ヒロ半で止まったので、竿先で聞くとグイッと竿先が沈んだ!
   うりゃ~!!!
   手応え十分で竿は大きく弧を描く。
   お~やっと満足サイズか?と思いながら応戦。
   魚は元気に右へ左へと走り回る。
   ここは平場なので無理をせずに丁寧にやりとり。
   タモ入れも珍しく一発で決まり取り込んだのは46cmだった。
   

   潮も良い感じでまだ釣れそうだったが、今日は9:00までの予定だったので終
   了した。