信さんの釣行記

大阪  2011年12月29日(木)〜30日(金)
                          同行者:三木、藤澤、(藤嶋、井川)
   いよいよ2011年最後の釣行となった。
   このところ状況は厳しい大阪なので期待はできないが、それでも何だかワク
   ワクしてしまう。
   高速は、吹田前で事故渋滞だった為、一つ手前で降りたが、他は目立った渋
   滞もなく予定通りに到着した。
   いつもは吹田SAでうどんを食べるのだが、今回は行けなかったので、渡船場
   付近の「なか卯」で朝食。
   渡船場で、井川さん、藤嶋さんと合流して、レーダー付近に渡った。
   今回の餌はタンクガニ、大阪では久しぶりに使う。
   今年は例年のパイプの付きが悪く変わって大量に発生しているとの事だった。
   仕掛けを作っていよいよ開始、私はまずコーナーに向かってゆっくりと右側に
   進んでみたが、反応が無かったので、折り返して今度はヤイタ方面に進んで
   行った。
   風もなく穏やかな状況で落とし込み易かったが、魚の活性はやはり低い。
   暫くして、遥か前方で、井川さんが1枚目をGetしたという情報が入ったが、他
   は沈黙状態。
   私も色々と探ってみたが一向にアタリがないので、みんなはどうかな?と気に
   なってくるが大切なのは、集中して落とし込む事だと自分に言い聞かせ、丁寧
   に落とし込んでいく。
   8:20頃、深めの棚でモゾッと来た。
   おっ、これはアタリだが・・・・、竿先でそぉ〜っと聞くとまたモゾモゾと来たので、
   思い切り「うりゃ〜!」
   そして間髪を入れずにゴリゴリと巻き上げた。
   浮いてきてから反撃してきたが、型はあまり大きくなかったので危なげなくタモ
   におさまった。
   40cm程度の綺麗なチヌくんだった。
   

   その後も丁寧に落とし込んで行ったが、再び沈黙が続き休憩にした。
   

   再開後、おなっじパターンで右コーナーへ進み、少しだけコーナーを曲がって
   やってみた。
   この頃から船頭さんの言ってた通り風が強くなってきたので、オモリを増やし
   落とし方も変えてみた。
   すると、着底して軽く聞くと、ほんの少し違和感があったので更に慎重に聞き
   あげると竿先が曲がった。
   アタリだと確信して「うりゃ〜!!!」、竿は曲がりグググッと抵抗してきたの
   で負けじと応戦。
   2回3回と突っ込んだが、うまくいなして取り込んだのは、やはり40cm程度
   の綺麗な魚だった。
   

   14時からは桟橋に移動、風はかなり強くなっていた。
   かなりバシャバシャしていたが、本命アタリは貰えず1日目は終了した。
   結果は、井川さんと私が2枚、藤澤さんと藤嶋さんが1枚、三木さんは残念なが
   ら痛恨のバラシでドン枚だった。
   (井川さんはこの日で納竿、年間1000枚以上の大記録を達成した記念の年
    を終えた)
   ホテルにチェックインして汗を流した後いつもの中華料理屋さんで楽しく忘年会。
   ここで、鳥浜にペンギンが居た!とか、千葉には30cmクジラが居る!!とか
   ○○農業大学には人を2人も喰った全長10mの豚が居た!!!の伝説話で
   大爆笑だった。
   

   2日目は1日中、天気も良さそうで移動もないとの事だったので、これはいけ
   るかな?
   と有終の美を飾ろうとの期待に胸を膨らまして、前日同様、レーダー付近にに
   渡った。
   しか〜し、私は1度カニを潰されただけ、結果は全員撃沈で2011年の釣行を
   終了した。
   帰りの高速は渋滞もなく、途中で美味しいとんかつとたこ焼きを食べ、予定通
   りに帰りついた。
   

   2011年も、元気に安全に楽しく釣行できた事に感謝して納竿とします。
   来年はどんなドラマがあることやら???
   それでは、みなさん良いお年をお迎えください。    



鳥浜
  2011年12月23日(金) 同行者:三木、鈴木
   先週に引き続き、鳥浜での釣行。
   朝の気温は5度だったが、堤防につくと北西の冷たい風が7mで手がかじか
   んでしまう。
   仕掛けを作って高い方へ行ってみたが、潮は弱い流れで風は逆風のため、
   思うように投入できない。
   それでも懸命に落とし込み、漸くアタリを貰ったのは、このところ頻繁に釣れる
   30cmのフグ。
   その後も懸命に落とし込んだが本命のアタリはなく、13時の船で上がった。 


鳥浜
  2011年12月18日(日) 同行者:慶一
   12月に入って初の釣行、このところ水温が下がったのか?厳しい状況が続い
   ている様だったが、それならば!冬バージョンでと言う事で?そしてたまには
   酒の肴に鱸かメバルを釣ろう!とモエビを持ってやってきた。
   まずは船着き場で落とし込んでみたがメバルの反応はなかったので、オーバ
   ーハングに移動。
   しかし何もアタリはない、そこで高い方へ行ってみた。
   高い方には既に数人が落とし込んでいたが根本付近が空いていたので、根元
   から落とし込んでみると流れはまずまず良い感じ。
   底まで落とすと何かが触った様な気がしたが針掛かりはぜず。
   ケーソンを2つ過ぎた辺りでゆっくり落とし込んでいくと着底間際に再び何かが
   触ったかな?と次の瞬間、明確にコツンときたので、思い切りうりゃ〜!!!
   流紋が大きく綺麗な弧を描き、ずっしりと重量感が伝わってきた。
   よしよし、これは鱸か黒鯛か?
   ギュ、ギュ、ギュっと竿を締めこまれたが竿を溜めこんで糸を巻く、しかし次の
   強い抵抗で糸が出された。
   再び体勢を整えて竿を立てて応戦、リールをゴリ巻きして少し浮かせたが、今
   度は足下に突っ込んでいく。
   柱に絡まれてはやっかいなので、ここは落ち着いて柱を確認しながら機を見
   て巻く。
   漸く水面近くまで巻き上げたが、ここでまた強い引き込みにでやや糸を出され
   てしまった。
   再度、溜め込んで巻き上げた。
   鱸か??水面に見えたのは黒鯛!!
   落ち着いてタモを伸ばし取り込んだのは、
50cmの綺麗な魚だった。
   ストリンガーに繋いで再開後、再び何かアタッたが、これは空振り。
   そしてまたアタリが!
   思い切りうりゃ〜!!!
   これもヒット、重さもある!が、しかし引きがイマイチ弱い。
   上がって来たのは、毬くらいのデカフグ。
   その後、アタリはフグばかり、休憩後にアタッたのは良型のキス。
   昼から潮の状態も良さそうだったので期待して落とし込んだが、最後にまた大
   型フグを釣って終了した。
   


鹿児島
  2011年11月25日(金)〜27日(日) 同行者:金子(正)、(藤嶋)
   今年最後のTYOT、今年は雨に祟られて苦労したが、今回は雨の心配はなさ
   そうだったので、心配な寒さ対策を万全にしてやってきた。
   飛行機の中から桜島を眺めると、相変わらず噴煙を上げていた。
   

   このところ狙いの真鯛も復活の兆しがある様なので、なんとか大物を!と密か
   に狙っていた。
   昼過ぎの船でいつもと場所に渡り、テントを設営した後、昼用の仕掛けを作っ
   てまずは景気付けに黒鯛を狙ってみた。
   ツブを餌にして私は南側の外側を金子さんは北側の内側を落とし込んで行った。
   暫く進むとやや深めの棚で糸が引き込まれたので、すかさずうりゃ〜〜!!
   合わせはバッチリ決まって戦闘開始。
   元気に走り回ったので引きを充分に味わいながら取り込んだ。
   38cmの小ぶりだったが、釣れるとやっぱり嬉しい!
   

   少したってから、今度は金子さんが48cmをGetしたとの連絡が入った。
   先端まで進み、今度は内側を狙ってみたが、潮が澄みすぎていたので一旦基
   地に戻って休憩にした。
   基地に戻ると金子さんは黒鯛を1枚追加して戻ってきた。
   再開後、金子さんと一緒に北側(金子さんは内側、私は外側)に進んだ。
   今度は餌をカニに変えて底まで狙ってみると、当たってくるのは小ハタやカサ
   ゴばかり。
   暗くなってくると30cmクラスのハタが釣れたので、金子さんに「今回は真鯛を
   釣るつもりだからハタもおまけにするよ」と言ってキープした。
   直後に金子さんも同サイズを釣ったのでこれも貰ってキープ。
   餌を付けて落とし込むと引っ手繰られたので、これもハタだな!と思い、「金子
   さん、今度のハタはやや大きいかも?」と言いながら巻きに入ると強い引きに
   変わった!
   ありゃりゃ?ハタじゃないのか?
   疑問を持ちながらも、根に入られたら嫌なので強引にリールを巻く。
   水面近くで更に抵抗したので、これはもしかしたら黒鯛かキビレか?
   タモを伸ばして掬いあげ、ヘッドライトで照らしてビックリ!!
   本命の真鯛47cmだった。
   

   やった〜!と叫びながら、ハタの上に繋いだ。
   今日は良いぞ!と気合十倍で落とし込んでいくが、その後はハタばかり。
   やや大きめをキープしたが、その後、アタリは無くなってしまった。
   先端付近まで進んだ金子さんに、「アタリがないので休憩しますね!」と連絡し
   戻りながら時折、内側に落とし込んでみると、竿1本ぶん落としたところでモゾ
   モゾっときてグィっと引き込まれた。
   来たか黒鯛!と思いながら思い切りうりゃ〜!!!
   すると魚は右に走った。
   私は先回りしようと右に走ると一気に沖に出て行った。
   竿を立てて溜め込むと勢いを増してリールが逆回転、これは強い、コロか??
   出来るだけ竿の弾力で耐えて気をみて意図を巻き取る。
   巻いては出され、再び巻くが、また出される。
   久々に味わう強い引き味と重量感。
   モンスター級ではないが、充分に楽しめる(腕が疲れる)やり取りで漸く水面に
   浮いてきたのは、アイシャドーの綺麗な体厚のある58cm真鯛だった。
   

   ストリンガーに繋いでから何度も引っ張ってエラに水を送ってやり、動き出した
   らオモリを付けて沈めてやった。
   本命が釣れたので、休憩はやめてその付近を更に落とし込んでみたがアタリ
   はなく、結局休憩にした。
   再開後、今度は南側へ外側を探って進んで行った。
   暫く沈黙が続いていたが22時を回った頃、落とし込む途中で糸がふわっと浮
   いた様な感触と軽くコツコツとアタル様な感触が伝わってきた。
   これはアタリだ!と思いながらも合わせるタイミングが合わず中途半端に合わ
   せてしまった。
   しまったと思ったが魚はヒット!しかも本命の引きが伝わってきた。
   よっしゃ〜!竿を立てて応戦体制に入ると強い引き込みが始まった。
   外れるなよ!と祈ったが、案の定、針が外れて万事休す。
   合わせが悪かったな〜と後悔したが後の祭り。
   気を取り直して落とし込むもなかなかアタリはない。
   すると南側先端に行っていた金子さんからTEL「デカイの掛けたぞ!もう20分
   やってるけど根に突っ込まれた!」との事。
   「バラシたの?」と聞くと「いやまだやってる」と言うので私も先端に行ってみた。
   私が着くまでに根から1度離れかけたが再び動かなくなった様で持久戦になっ
   ていた。
   

   近くにもう1枚いるかな?と思いながらやってみるが、そうはいかない。
   今度は外側に行って落とし込むと、浅い棚でアタリがあったが、これは小ぶり
   (32cm)の黒鯛だった。
   

   そうこうしている間も金子さんは何度か魚を引っ張り出していたが、遂にハリス
   が切られてしまった。
   時間は0時を回っていたので仮眠に戻った。

   夜は気温6度でさすがに寒くなってきたが、防寒対策はバッチリだったので苦
   にはならなかった。
   期待の早朝、気合を入れて落とし込んだが、何故か一発もアタリはなく夜が明
   けてしまった。
   朝6時、岡山から鉄人こと藤嶋さんが合流、さっそく喫茶鉄人で温かいコーヒー
   をご馳走になって再開。
   

   小ハタの連続後、遂に手ごたえのある魚を掛けたが上がってきたのは50cm
   のハトポッポ(イラ)で
   終了タイムとなった。
   第一ラウンドは、金子さんが黒鯛2枚、私は黒鯛が2枚と真鯛が2枚だった。
   

   私と金子さんは10時の船でいったん陸に戻って温泉センターへ、藤嶋さんは
   堤防に残った。
   16時の船で再び堤防へ。
   第二ラウンドは最初から夜バージョンで大物を狙う。
   海の様子も悪くない、しかし何故かアタリはない。
   昨日釣った時間帯も沈黙で仮眠タイム。
   2時半に起きて北側に向かって進むが何も起こらず、折り返して戻っていると
   4時から再開した金子さんが掛けたが針外れだったとの事だった。
   明るくなってから漸くハタが当たりだし、昨日と同様に50cmのハトポッポも釣
   ってしまった。
   ちょっと休憩して南側に進んでいると金子さんが再び大物を掛けた!
   これも沖に走られて懸命に応戦していたが、なんと針を曲げられて万事休すと
   なった。
   結局、第二ラウンドは全員、ドン枚で終了。
   釣果は今イチだったが、好天に恵まれTシャツ一枚で温泉センターに向かった。
   来年こそは、モンスターを!と胸に秘めながら鹿児島を後にした。
   親切にお世話してくれる緒方渡船に、この場を借りてお礼を申し上げます。


鳥浜  2011年11月13日(日) 同行者:木戸、村上、鈴木(晴)、金目
   今日は職場の五目釣りたい会(木戸杯)を開催した。
   

   この時期は例年、メバルが釣れるので晩ご飯のおかずに!と張り切って行っ
   たが、期待は大外れ、いつものポイントでメバルは全く喰ってこない・・・・・・。
   スズキや黒鯛はどうかな?と高い方に行ってみたが釣れたのはキスが2匹だ
   った。
   その後も、私は、フグ、小カサゴのみでタイムアップとなってしまったが、
   木戸さん、鈴木さん、初参加の金目さんもカサゴ、メジナ、モヨ、海タナゴをGe
   tしていた。
   

   結局、カワハギやカサゴをGetした村上さんの優勝となった。

   



大阪
  2011年11月03日(木)〜05日(土)
            同行者:佐々木、長塚、最上、(井川、藤嶋、加藤、下道)
   今回は、佐々木さん達が計画していた大阪遠征に入れてもらっての釣行。
   10:30の船を目指して出発した。
   スリットに11:00に到着すると、プンちゃん(井川さん)が出迎えてくれた。
   プンちゃんはこの日、記念すべき今年
1000枚目という大記録を達成していた。
   さらに、鉄人こと藤嶋さんも500枚を達成、ダブル記念の日になっていた。
   おめでとうございます。
   

   私たちもワクワクしながら仕掛けを作り早々に開始した。
   開始してすぐに糸がピンと跳ねて餌を取られてしまった。(^^;
   しまった!と思いながらもアタリがあると期待感が膨らむ。
   そしてふと佐々木さんの方を見ると竿を曲げていた。
   魚は元気に抵抗をていた様だったが、間もなくタモにおさめられた。
   

   よし、俺にも来い!と思いながら落とし込むが、直ぐにはアタリはなく時間が経
   過していった。
   しかし、待っていたアタリはやってきた。
   落とし込んでいた糸が一瞬とまり、すぅ〜っと引き込まれていったので、シュッっ
   と合わせるとスリット内に力強く突進していく。
   糸の擦れに注意しながら竿を溜めて応戦、2度3度と突っ込むが何とか耐えて
   浮かせる事に成功。
   タモにおさめてホッとした。46cmの綺麗な黒鯛だった。
   

   これで勢いがつくと思いきや、次のアタリは先手を取られて万事休す。
   その後はアタリが遠のいたので暫く休憩、腹ごしらえをして再開、少し進んだと
   ころで引っ手繰られたがアタリは続かず、喫茶鉄人で美味しいコーヒーをご馳
   走になった。
   再開後、藤嶋さんと共に関門方面に進んで行くと前方で藤嶋さんがGetした。
   

   アタリがあるとの事だったので、集中して落とし込むとコンッと来てギュと引き
   込まれ、またしてもプッツン。
   急いで仕掛けを作って再開しようとした時、道糸がザラザラになっていたのに
   気づき、焦る気持ちを抑えながら道糸を切って仕掛けを結びなおした。
   しかし、ここから針外れ、空振りと、アタリは貰うがGetできない情けない状況
   になり、帰りの時間も迫ってきた。
   なかなか針掛かりしないので、ここでオモリを少し重くしてみた。
   すると今度はガッチリと掛かった!
   時間も迫っているので丁寧に丁寧に応戦、しっかりと浮かせて漸くGetしたの
   は48cmの良型だった。
   

   気分を良くしたところで、この日は終了となった。
   結局、この日は、朝から組の下道さんが15枚、井川さんが14枚、藤嶋さんが
   10枚で2桁、加藤さんが8枚と好釣果、11:00から参戦組の私が2枚、佐々
   木さんと最上さんが1枚となった。
   

   ホテルにチェックイン後、汗を流してから近くの中華で楽しく過ごした。
   

   翌日は07:00の船で前日と同し場所に渡った。
   仕掛けを作ってから、まずはみんなで記念写真。
   

   その後、私は加藤さんと一緒に進んだが、なかなかアタリはなく、どんどん進
   んで遂には1コーナーを曲がっていた。
   そして、待望のアタリ!
   魚はスリット目がけて何度も突進したが、何とかかわして、この日待望の1枚
   目をGetした。
   

   その後、2発は空振りと針外れだったが、小型を2枚追加したところで、基地
   に戻って腹ごしらえする事にしたが基地まで遠い遠い、しかし途中で更に1枚
   を追加して前半を終えた。

   少し遅い昼食をとってから、今度は昨日にアタリがあったヤイタ方面へ進んで
   落とし込んで行った。
   暫く沈黙が続いていたが、忘れた頃にコツン!と来たので、うりゃ〜!!と思
   い切り合わせを入れると、これまたスリットに潜ろうとグイグイ抵抗してくる、竿
   を溜めて糸を出さない様に頑張る。
   少々手こずったが取り込んだのは48cmの良型だった。
   

   期待の夕マズメ、ここから前日と同様、時合いになって2枚を追加。
   終了時間時刻が迫ってきたので急いで帰りながら、ちょっと落とし込んで1枚
   追加したところで終了となった。
   

   この日の結果は、井川さんと加藤さんが9枚、私が8枚、藤嶋さんが7枚、佐々
   木さんが3枚、長塚さんが2枚だった。

   ホテルに戻って汗を流した後、串カツ屋さんで飲んで喰って大満足だった。
   

   最終日は11:00までの予定だったので桟橋に渡った。
   仕掛けを作ってから、じっくりと落とし込んで行ったが、初アタリが10:45を回
   った頃、これをバラして終了となった。
   この日の桟橋組は、長塚さんが1枚のみの結果だった。
   なかなか厳しい状況とは言うものの、やはりスリットは面白い。
   また来たいな!と思いながら大阪をあとにした。   

   
鹿児島  2011年10月28日(金)〜30日(日) 同行者:金子(正)、佐藤(清)
   10月のTYOT、去年は金子さんと大荒れの中での釣行だったが、今回の天気
   予報では小雨程度だったので安心してやってきた。
   いつもの場所に渡してもらい、早速、基地の設営して昼用の仕掛けを作った。
   

   まずは、ツブを餌にして棚を探る、狙いは黒鯛とうまくいけばコロダイが食ってく
   れないか?
   そんな期待をしながら南側へ進んだ。
   ツブは最近流行のヒゲ掛け、少し進んだ所で引き込みアタリがあったが残念な
   がら空振り。
   よしよし魚は居るな!と思って気合が入ったが、ここで雨が降ってきたので合
   羽を着る為に一旦基地に戻った。
   再開後は、金子さんが最近やっているトサカ掛けにして落とし込んで行くと、先
   端付近まで進んだ時、再び糸がスルスルと引き込まれた!
   ワンテンポ置いてから、うりゃ〜〜!!!
   完全にヒットし、竿は大きく曲がりグググッと引き込む。
   何度味わってもこの感触はたまらない。
   丁寧に丁寧に応戦し、少し時間を掛けて取り込んだのは綺麗な
50cmの黒鯛
   だった。
   

   ストリンガーに繋いで、北側に行った金子さんに電話すると、丁度、金子さんも
   42cmの黒鯛を釣ったとの事だった。
   これは時合いか?と思って、慌てて再開したが、アタリはなく時間が経過してい
   った。
   すると今度は金子さんからTEL「55cm(黒鯛)を取ったよ」との事だった。
   

   よし私も!と思ったが、気持ちだけが空回りした感じでアタリはなく休憩タイム
   になった。     
   気がつくと雨はやみ、日も照って暑くなってきた。
   夕マズメは、金子さんのいる北側に行ってみたが、アタリは貰えず基地に戻っ
   て夜仕掛けを作った。
   

   夜はカニを餌にして底を狙う。
   海は風があり多少うねりも入っていたので、期待しながら落とし込んでみた。
   しかし、なかなかアタリはない。
   夜も更け、金子さんと佐藤さんは南側に、私は北側に進んでいた。
   金子さん、佐藤さんからも連絡はなく沈黙状態。
   気分がなえてきた頃、着底後、軽く竿先できいてみるとやや重い感じがした。
   またカニが何か掴んだのかな?と重いながら再びそぉ〜っときくが重いだけ。
   更にそぉ〜っと長い距離を上げてみたがやはり重いだけで少し下に引くような
   感覚。
   あれ〜??これはイカかな???
   そう思ってストンと落として見ると竿先がガクンときたので、両手で思い切って
   うりゃ〜〜!!!
   しかし、竿先があまり動かずに肘宛が外れた・・・・。
   あちゃ、根掛かりだったか、と思った瞬間、凄い力でリールが逆回転。
   糸が一気に沖に走った。
   これはデカイ!!!
   慌てて竿を立てて応戦体制に入ったが、魚を止める事はできない。
   期を見てリールを巻くが、また出されてしまう。
   何とか取りたいので、焦るな焦るな!と自分に言いきかせる。
   が、次の瞬間、フッと抜けてしまった。
   あ〜針外れか・・・・・・・・・。
   呆然としながら仕掛けを回収してみると、真鯛の12号針が折れていた。
   急いで仕掛けを作って再開したが、その後のアタリはキビレのみだった。
   

   基地に戻って仮眠し2時から再開。
   私と佐藤さんは北側、金子さんは南側に進んだ。
   先ほどのデカパンよ、もう一度!と願ったが、今度は内側にいた佐藤さんが掛
   けた!
   しかし、これもGetする事は出来なかった。
   その後、佐藤さんが小型のコロダイをGetしたが、私にはアタリはなく終了とな
   った。
   

   結局、第1ラウンドは、
   佐藤さんがコロダイ1枚とヘダイ1枚と大アジ1尾(ルアー)、
   金子さんが黒鯛5枚とキビレ1枚とヘダイ1枚
   私が黒鯛1枚とキビレ3枚の結果だった。

   いつもの様に、いろはの湯で汗を流し昼食をとってから仮眠をとった。
   

   目が覚めると外はいつの間にか雨になっていた。
   第2ラウンドは雨の中、合羽を着て開始となった。
   私はツブで北側に向かったが何も当たらないので、早々に基地に戻って休憩
   していると金子さんは暗くなってからツブで黒鯛を2枚釣っていた。
   それならと私も再開して北側に向かう途中、既に夜仕掛けだったカニを落とし
   て潮に馴染むのを待っていたら引っ手繰られた!
   釣れたのは元気な黒鯛38cmだった。
   

   針を外していると佐藤さんからTEL「風でテントが飛ばされそうなのでHELP」
   との事だったので急いで基地に戻ってみると佐藤さんがテントの中で奮闘して
   いた。
   急遽、テントの位置をずらし風向きに応じて固定した。

   再開後、アタリは遠のき、雨も強くなってきたのでテントで横になった。
   3時を過ぎたので目を覚まし、気合を入れて、佐藤さんと再び雨の中へ出て行
   った。
   ちょっと進ん所でモゾッと来て餌を取られた。
   佐藤さん、餌を取られたよ!モゾッと来たので本命かも?と期待半分で会話し
   た直後、佐藤さんの竿が曲がった!
   取り込まれたのは、やや小ぶりだったが色は赤、綺麗な真鯛だった。
   

   よ〜し、かなり気合が入ったが、風向きが変わってかなり強くなってきた。
   仕方なくまた基地に戻って金子さんとテントを移動して固定しなおした。
   再開後、佐藤さんは直ぐにコロらしき魚を掛けたがこれは残念ながらバラシた
   様だった。
   朝マズメ、私は南側に行っていたが佐藤さんが得体の知れない大物と格闘し
   ていた。
   ズッシリとした引きで何度も根にへばり着かれた様で一度ははがして水面近く
   まで寄せたが、再び潜られて万事休したとの事だった。
   これで第2ラウンドも終了、雨の中、急いでテントを畳み船に乗った。
   結局、第2ラウンドは、
   佐藤さんが真鯛1枚、
   金子さんが黒鯛2枚、
   私が黒鯛1枚の結果だった。


静岡
  2011年10月23日(日) 同行者:Keruzo
   朝4時に出発、現地には6時頃到着した。
   この日の潮は満潮が14時、あまり期待はできないが、まずは実績のあるポイ
   ントから開始した。
   一流ししたが全く反応はなく、Keruzo君推奨の船溜りポイントへ行ってみた。
   ここは濁りはあるものの水深は浅く、あまり期待できないと思ったが、開始して
   直ぐに着底後、かすかに糸が跳ねた様な気がしたので竿先でそぉ〜っと聞い
   てみたが反応はない。
   違ったか!と思ったら再び糸がツンッと動いた感じだったので、再び息を凝らし
   て竿先で聞くと、小さくもぞっと動いた。
   これはフグかな??と思ったが更に聞いたところで竿先がやや曲がったので、
   うりゃ〜〜!
   竿は大きく曲がり重量感を感じたので、これは本命と確信!!
   しかし魚はギュギュギュっと勢いよく走り竿を締めこんだ。
   岸壁の障害物とロープを確認しながら竿を操作していたが、ザラザラとした感
   触が伝わってきた。
   どうやら海底に向かったロープに巻かれた様だったので、竿をロープにくぐらせ
   ながら応戦していたが残念ながらハリスが切れてしまった。
   ザラザラになった道糸を切って仕掛けを作り直して再開したが、なかなかアタ
   リはない。
   1往復の帰りに再びアタリがあり合わせも決まったが、これはかなり軽い。
   上がって来たのはタモ不要の小型(28cm)だった。 
   

   Keruzo君に様子を聞くと、やはりアタリはあったがGetするには至らなかった様
   だった。 
   期待の満潮時まで暫く休憩しているとKeruzo君が得意の青イソメでカワハギを
   狙い始めた。
   カワハギらしきアタリはあるものの、なかなか針掛かりせず、面白そうだったの
   で私もやってみたが、やはり掛かってくれない。
   掛からないのでムキになてきたが、13時になったので黒鯛釣りを再開した。
   かなり期待した時間帯だったが、実績ポイントは釣り人がいっぱいで落とし込
   めず、午前中に釣った場所で粘ってみたが全く反応がなかった。
   そこで夕マズメは場所をややワープして、久しぶりに超浅場ポイントに行ってみ
   たが、様子は一変し、釣れる場所が少なくなっていた。
   結局、ここではKeruzo君がカニを潰されただけで、私にアタリはなく本日は終
   了とした。



鳥浜
  2011年10月16日(日) 同行者:鈴木、堀江、三木、藤澤
   前日の大風もややおさまり、今日は午前中のみ鳥浜にやってきた。
   出発時の雨もやみ、なかなか良い感じ、しかも昨日は大荒れだったので荒食
   いを期待したが、堤防に着いてみると潮は思った以上に澄み、厳しい状況を覚
   悟した。
   そこで今日はタンクガニを餌に底付近まで、広く探ってみる事にした。
   開始して間もなく、先端付近で1枚、そして五十○さんがGetしたので、これは
   いけるかな?と思ったが、その後はサッパリ。
   1往復して全く気配を感じられないので基地に戻って休憩&腹ごしらえ、そして
   暫く三木さん、藤澤さんと雑談時間となった。
   11時頃、高い方で1枚上がったとの情報があり、その後、低い方で伊○さんが
   Getしたので、そろそろかな〜?と重い腰を上げた。
   低い方の根元から落とし込んでいくが、潮はあまり効いておらず期待はできな
   かった。
   中間付近を過ぎた頃、やや潮がざわついてザワついてきたので、少しは良い
   かな〜と思いながらも全く期待せずに落としていると、着底間際に糸がやや跳
   ねた様な気がしたので、またフグ〜と思い、成敗してやるぜ!と呟きながら次
   のアタリを待つとコツンと来たので、すかさず、うりゃ〜!!
   竿は弧を描いたが軽かったので、雑にやりとりすると次の瞬間、フグとは明らか
   に違う引きに変わった。
   お〜これは???
   水面に浮いてきたのは小ぶりだが本命の黒鯛(34cm)だった。
   

   これで本日は終了。
   13:00の船に乗って出発すると高い方で三木さんがタモを持って歩いている
   姿が目に入った。
   見事、49cmをGetしたとの事だった。
   



大阪
  2011年10月08日(土)〜09日(日)
      同行者:三木、鈴木、堀江、和田、加藤、金子、神崎、横尾、藤澤、鱸、
                                 (藤嶋、井川、芦田、西山)
   久しぶりの三木さん主催の関西遠征、今回も総勢11名が参加し車3台で金
   曜日の夜に出発した。
   ほぼ予定の時刻に進み、吹田SAでうどんを食べてから渡船場に向かった。
   渡船場で藤嶋さん、井川さん、芦田さん、西山さんと合流、今回は芦田さんと
   藤嶋さん、鱸さんが11:00まで関電に(11:00〜スリット)、残りは全員スリ
   ットに渡った。
   期待に胸を膨らませ意気揚々と仕掛けを作って開始。
   私は基地から徐々に右に進み、他の方も思い思いの場所に向かって行った。
   開始して直ぐに井川さんがGetしたとの連絡が入ったので、集中力を増して落
   とし込んだ。
   しかし、落とせど落とせどアタリは貰えず、時間だけが過ぎていく。
   みんなかなり苦戦していたが、その中で馬○の釣り仙人こと加藤さんが順調
   にGetしていた。
   

   戻ってきたプンちゃんからコーナー付近でアタリが有った事を聞いて行ってみ
   ると、待ってましたとばかりにコツン!と来たので、すかさずうりゃ〜!!!
   綺麗に掛かって竿が大きく曲がると同時にグイグイと引き込む。
   魚はスリットから出ていたのでわざと手前にテンションを掛けて沖に走らす。
   ここでやり取りを開始、今の魚はかなりパワフルに抵抗するのでとても面白い。
   少し弱ったところでリールを巻き取りタモを伸ばした。
   48cmの満足サイズだった。
   

   すると前方でやっていた和田さん、堀江さんもGet、これは時合だと思ったが、
   長続きはせず再び沈黙となった。
   しかし、基地に戻る途中で落とし込むと連続で2枚Get、これで暫く休憩した。
   期待の14時過ぎまで暫く寝ようと思ったが、なかなか寝る事ができず、結局、
   再開した。
   コーナー付近に行ってみると鈴木さんが竿を曲げて格闘していた。
   かなり元気で何度か突っ込もうとしていたが、最後は観念した様だった。
   

   14時を過ぎた頃に1枚、そして期待の夕まずめに2枚Get、苦戦していた神崎
   さんも無事にGetした。   
   私は最後に2連発バラシで1日目を終了したが、金子さんは5枚、他の方たち
   も数を伸ばしていた。

   

   ホテルにチェックインし、汗を流した後は中華屋さんでたらふく飲んで食べて盛
   り上がった。
   

   翌日も3:45にホテルを出発、朝一の船で全員スリットにあがった。
   この日は開始して直ぐにアタリはあったものの針掛かりせず、周りでGetの情
   報は入るが、なかなか私にアタリはない。
   そこで狙いを枡内にして落とし込んだ時、エイちゃんの影が・・・・、そして竿先
   が抑え込まれた。
   あちゃ〜〜マンタが掛かってしまった〜(^^;
   枡の重量感のある引きでもっていく、糸を切ってしまおおうかと思ったが、取り
   敢えず姿を見ようと思い、かなり雑に応戦。
   何度か引き込まれたがリールを巻けたので、これは小型のマンタ君かと思った
   が水面に見えたのは茶色ではなく黒。
   お〜これは本命!慌てて丁寧に応戦再開。無事にタモに収めたのは47cm
   の良型だった。
   その後、和田さんもGet。
   

   なんだかトクした様な感じで喜んだが、その後は全くアタリが出ない。
   11:30を過ぎた頃、睡魔に襲われてきたので基地に戻って休憩、そして1時
   間ほど寝る事にした。
   13:30頃から再開、また直ぐにアタリがあったが、これも針掛かりせず。
   潮も高くなって期待したが、餌が思うように落とし込めなくなってきた。
   あれこれやってみるも、たまにコツンと来るだけで掛からない。
   すると鈴木さんが年ナシを持って戻ってきた、本日2枚目の年ナシだ。
   

   結局、あれこれやってるうちに終了時刻が近づいていたが雰囲気が良く、しか
   も前方の横尾さんに続き、金子さんもこの日5枚目をGetしたので、私も!とば
   かり最後の最後まで粘ったが残念ながら終了となってしまった。
   

   ちょっと心残りだったが渋い状況の中でもみんな楽しく数を伸ばしていたので、
   次回もまた楽しもう!と思いながら帰途についた。   
   三木さん、堀江さん、今回もみんなの餌を調達してくれて、どうも有難うござい
   ました。



鹿児島
  2011年10月01日(土)〜02日(日) 同行者:長友、小林(誠)
   出張で宮崎にいっていたので、その後、鹿児島まで足をのばしてみた。
   この時期は例年、活性が低く厳しい状況だが、それでも今年は海の状態が例
   年と違っているので、どうかな?と思いながら出発した。
   お昼の船で渡堤、基地を設営し、いつもの様にまずはツブを餌に黒鯛を狙って
   開始した。
   開始して間もなくアタリがあり、ヨシッ!と思って合わせたが、これはハトポッポ
   (イラ)、続いて掛かったのはハタ、さらに引き込みアタリで、今度こそ!と思っ
   たが上がってきたのはカワハギだった。
   

   期待の夕まずめだったが、私にアタリはなく長友さんからTELが入った。
   「チヌとコロを取ったよ!」との事。
   

   私も!と意気込んだが反応はない。
   よく考えてみると昼食をとっていなかったのでお腹が空き、基地で腹ごしらえ。
   夜仕掛けに変更し、餌もカニに変えて再開。
   すると直ぐに当たったが、これもハタ。
   そして再投入で直ぐにまたアタリ、またハタかな?と思いながら取り敢えず、う
   りゃ〜!!
   すると今度は少し重く、引き込みもせわしい、これはキビレかな?と思いながら
   タモにおさめたのは嬉しい予想が外れ、小型ながらも本命の真鯛だった。
   

   やったね、居るじゃん!と独り言を言いながらストリンガーに吊るして再開。
   その後は、なかなかアタリがない。
   夜も更けて長友さんが戻ってきたが追加はなかった様で、テントに入って飲み
   始めた。
   私は南側に向けて少しずつ進んでいたが、小林さんからTEL「なんか釣りまし
   た!斑点がある魚」
   私は「横紋ハタかな?大きかったらストリンガーに繋いどいたら?」と返してお
   いた。
   電話を切った直後に餌を取られた。
   あれっ?と思いながら再投入するも反応はない。
   黒鯛かな??
   少し進んで行くと、今度は潰されていた。
   なかなかアタリがわからない。
   集中して進むと暫くして待望のアタリ、喰い込みを待ってうりゃ〜!!!
   竿は綺麗に曲がり、引きもまぁまぁだったが、上がって来たのは赤ではなく黄
   色だった。
   その後、立て続けに3枚。
   

   う〜ん、黄色が多いな〜と思っていると、再び小林さんから「真鯛、小さいけど
   釣りました!」との事。
   お〜!やったね!!
   私も何とか釣りたいと思いながら落とし込んだが本命の反応はなく、基地にも
   どった。
   小林さんの釣った真鯛を見てみると、真鯛は小さかったが、ハタかと思ってい
   た魚は、まさかのコロ鯛、しかも51cmだった。
   

   明るくなってからも黒鯛とコロ鯛を狙ってやってみたが、残念ながらアタリはな
   く終了。
   最後はいつもの様に、いろはの湯で汗を流して帰途についた。