信さんの釣行記

静岡  2010年12月29日(水) 同行者:金子(正)
   今回は関西へ遠征する予定だったが天気予報がかなり悪かったので断念し、
   11:00の満潮へ合わせて、静岡へ行ってみる事にした。
   Oポイント周辺をメインに暗くなる探ってみたが、結局、本命アタリはなく終了、
   2010年はこれで納竿となった。

   今年は最盛期に体調を大きく崩したり、悪天候に見舞われ恐怖の体験をした
   り、ある意味、印象深い1年だった。
   来年は体調管理と安全第一で楽しい釣行にしたいと思う。
   みなさん、良いお年を!


静岡
  2010年12月23日(木) 同行者:藤嶋
   今回も鉄人藤嶋氏との静岡探索、前回の静岡と同様だが今回は一番湾奥か
   ら開始してみた。
   少し進むと大きな船が停泊していたので、その隙間を狙って落とし込む。
   すると1ヒロくらいでコツン、思い切り、うりゃ〜!と行きたかったが、ロープと
   障害物があったので、軽く合わせた。
   ずっしりとした感触と黒鯛独特の心地良い引きが伝わってきた。
   この場所での初ヒットに喜びを噛み締めながら、丁寧にやり取りする。
   何度か強い抵抗にあったが、何とか水面近くまで寄せ、しめしめと思いながら
   タモに左手を掛けたが・・・・・・。
   痛恨の針外れ、やはり合わせが上品すぎたか!

   気を取り直して再開、魚が口を使ってくれたので、また来るに違いない。
   そう思いながら丁寧に落とし込んでいったが反応はない。
   湾奥から湾口方面まで進んだが沈黙状態のまま昼食となった。
   湾口方面では多くの投げ釣り師が並んで賑わっていたので、のぞいてみると、
   サビキ仕掛けで遠投し、アジ、イシモチ、カイワリなどが釣れていた。

   昼食後、場所を移動して仮眠、15:00から再開し暗くなっても暫く粘ったが、
   釣れたのはカサゴのみだった。
   今年もあと僅か、年内にもう一回行けるか? 行きたいな〜??? 


鹿児島
  2010年12月18日(土)〜19日(日) 同行者:長友(護)
   前回が今年最後のTYOT、の筈だったが、長友氏からの強いお誘いがあり、
   マイルもたまっていたので、1Rのみしかできないが、もう1度だけ行ってみる
   事にした。
   幸い天気も良さそうで気温も前日までの0度(夜)から持ち直し、予想では4度
   となっていた。
   11:35予定通りに鹿児島空港へ到着、迎えに来てくれた長友氏の車にの乗
   って現地へ向かった。
   途中、色々と話をしていたが、ここで事件が発覚!
   なんと長友氏は寝袋を1つしか持ってきていなかったのだ!
   私はいつも長友氏との釣行では持ってきてくれるので今回も大丈夫と思って
   いたが、長友氏は私がテントを鹿児島に置いているので、当然、寝袋も置いて
   いると思っていたのだ。
   寝袋を買おうか?とも思ったが、防寒服とエアーマット、そしてホカロンも持っ
   ていたので、そのまま堤防に渡った。

   テントを組み立て、仕掛けを作り海を覗いて見ると思いのほか濁っている。
   これは良いかな!
   ワクワクしながら開始した。
   私は例によって北側方面、長友氏は南側に進んだ。
   タンタンと進んだが本命(黒鯛)のアタリは一向にない。
   少し深めのたなも探ってきたが、アタルのはフグやベラ、ハタの子ばかり。
   復路は内側をやってみたが、結果は同じ。
   長友氏に状況を聞くも私と同様だった。
   基地に戻り、休憩していると長友氏からTELが入っていた。
   黒鯛をGetしたとの事だった。
   

   私も頑張ろうかと思ったが、今週はかなり疲れ気味だったのでテントで暫く横
   になった。
   日も落ちて暫くすると長友氏が戻ってきた。
   風が冷たくなってきたので、お湯を沸かしカップ麺を食べる事にした。
   寒いときに堤防で食べるカップ麺はとても美味しく感じる。
   エネルギーを注入したので、夜仕掛けに変えて釣りを再開。
   今回は道糸&ハリスをワンランク上げ、共に6号を用意してきた。
   モンスターよ!待ってろよ!!と呟きながら。
   23時までやったが潮は止まり全く反応がなかったので3時まで寝る事にした。
   背中にホカロンを3つ胸に2つ貼り靴下を2枚に用意してきた上着を1枚足し、
   覆面帽を被った。
   テント内には3mm程度のシートを敷き、エアーマットを敷いた。
   勿論、長友氏は寝袋に入っていた。

   意識が無くなってから直ぐに寒さで目を覚ました。
   時刻は0時、全身が冷たく体の芯まで冷え切っていた。
   これはマズイと思っていると、優しい???長友氏が寝袋のチャックを外して
   掛け布団の様にしてくれた。
   さすがに、この中でお稲荷長友氏と二人で抱き合って寝るのは気持ち悪くて
   無理なので、背中合わせで寝る事にした。
   少し寝たが、お互い1時間が限界で、結局2時に起きてカップ麺を食べた。
   体を温めたところで、ホカロンを背中に2個、胸に2個、足に2個追加し、気合を
   入れて開始した。
   途中、睡魔が襲ってきたが、何とかモンスターと戦いたいという思いで懸命に
   落とし込んだ。
   しかし、結局、何事も起こらず終了となった。

   10時の船であがり、いろはの湯で汗を流し、久しぶりに鹿児島名物「黒豚丼」
   を食べ、来年こそは、モンスターを!との思いを秘めて鹿児島をあとにした。
   


静岡
  2010年11月28日(日) 同行者:藤嶋
   今回は、前回黒鯛が多数確認できた新規開拓場所へ行ってみる事にした。
   夜明け前に現地へ到着、明るくなってきてから仕掛けを作り藤嶋さんは南側、
   私は北側に行ってみた。
   しかし、予想通り潮は澄んでいて厳しそうな雰囲気。
   一通りやってみたが、前回同様、魚は居るが全く口を使ってくれない。
   湾奥や船溜まりを狙ってみたが、やはり魚は居るが餌に反応は無かった。
   次第に風が強まってきて波がバシャバシャし始め、これは良いかな?と期待
   したが期待は空振り。
   満潮になって来たので昼食を食べに行くと番長号(湯浅号)が停まっていた。
   渡辺さんに状況を聞くと、やはり魚の姿はあるが食ってこないとの事だった。
   昼食後、渡辺さん達は外側、私達は内側に行ってみる事にした。
   ここも前回見つけた場所で良さそうなのだが反応はなし。
   すぐに実績のあるOポイントに移動。
   潮は思ったより高く、バシャバシャしているので取りあえずやってみた。
   少し進んで反応はなく、やはりダメかな〜と思っていたら、道糸がすぅ〜っと引
   き込まれた!
   あれっ?取りあえず、うりゃ〜!!
   するとこれがヒット。
   グググッと引っ張り込むが、竿を立てて溜め込む。
   一気に巻こうかとも思ったが、バラシてはいけないので、ここは丁寧に応戦。
   水面近くでかなり暴れたが、無事にタモに納める事ができた。
   49.5cmの綺麗な黒鯛だった。
   しかしその後、アタリはなく、再び朝のポイントに戻って暫く仮眠。
   夕マズメを狙ってやってみたが結局、ここでアタリは貰えず終了となった。
   


鹿児島  2010年11月19日(金)〜21日(日) 同行者:金子、
                                     (長友、財部、窪)
   いよいよ今年最後のTYOT、前回、前々回と恐怖の釣行を味わっただけに、
   今回はどうか???と不安を胸に鹿児島に到着した。
   一応、天気予報では夜に小雨がある程度、但し、前回も前々回も天気予報は
   大外れだったので油断はできない。

   堤防に渡ってみると、風波共に穏やか、潮はやや澄んでいて黒鯛釣りにはや
   や厳しそうな状況。
   2kmの堤防は貸切状態なのでゆっくりテントを組み立て、仕掛けを作った。
   まずは、いつもの様に、ミドリを餌にして黒鯛を狙ってみた。
   私は北側に、金子さんは南に進んだ。
   時折、黒鯛やコロ鯛の姿は見えるので期待して落とし込んだが全く反応はな
   かった。
   やはり潮が澄みぎみなので夕まずめかな?と思ったが、時は無常に過ぎてい
   った。
   私は一旦基地に戻り休憩していると、金子さんから「小さいけど黒鯛を釣った
   ぞ」と連絡が入った。
   休憩後、再び北側を探ったが沈黙が続き、眠くなった私はテントで横になった。

   20時30分から再開、今度は餌をカニに変えて夜バージョンで真鯛を狙う。
   北側に向かい外側に落とし込んでいくが、全く何も当たってこない。
   金子さんにTELして状況を聞いたが、南側も同じだった。
   タンタンと落としながら進んでいると、21時30分頃、コツコツと来て竿先が沈
   んだ!
   思い切って両手でうりゃ〜!!!
   竿が大きく曲がり、重量感が伝わってきた。
   よしよし、これは本命か?
   魚は右に走った後、沖に向かう。
   竿を立てて応戦、かなり抵抗はあったものの、リールを巻くことができるので、
   あまり大きくはなさそう。
   水面近くまで抵抗していたが、最後は無事にタモに納まった。
   ライトを当てて確認すると綺麗な真鯛(55cm)だった。
   

   ストリンガーに繋いで、金子さんにTELしようと思った時、金子さんから掛かっ
   てきた。
   「今、デカイのにやられた! 魚はいるぞ」、
   私「はい、私も今、真鯛を釣ったところです。頑張りましょう!」
   時合い到来か?
   直ぐに仕掛けを点検し餌を付けて再開。
   ケーソンを3〜4つ進んだ所で今度は上層で糸がスルスルスルと出て行った!
   これもうりゃ〜〜!!!
   上層なので黒鯛か?と思ったが、軽い割りには結構引きが強いし、なかなか
   弱らない。
   ちょっと時間は掛かったものの最後は強引に浮かせて取り込んだ。
   確認すると42cmのコロ鯛だった。
   

   その後、私にアタリはなかったが、0時少し前に金子さんが真鯛をGetした。
   

   0時を過ぎたので、私は3時まで寝ることにした・・・・・・。

   予定通りに起床、外はかなり寒くなっていたのでホカロンを貼り防寒服を着て
   開始した。
   例によって私は北、金子さんは南に進む。
   ここから明け方まではゴールデンタイム、ワクワクしながら落とし込んだが、ど
   うした事か?全く何も当たらない。
   結局2人とも撃沈、明るくなってから黒鯛らしきアタリは貰ったものの針掛かり
   せず終了となった。
   第1ラウンの結果
    金子さん=真鯛(40cm)と黒鯛、そしてモンスター級のバラシ1回、
    私=真鯛(55cm)とコロ鯛(42cm)
   いつもの様に「いろはの湯」で汗を流して昼食、仮眠を取った。

   第2ラウンドは、宮崎のお稲荷代将軍こと長友氏とその弟子?2人と「第3回、
   鯛捕マッチ」が開催される。
   私達が16時の船で渡ると、宮崎軍団は13:30に渡り準備を整えていた。
   基地のテントは、たたまずに置いていたのだが、荷物を入れようとすると、中
   には既にトナカイが寝そべっていた。
   

   仕掛けを準備したところで、開会式を行い記念撮影、そして笛の合図でスター
   トとなった。
   終了は7時、18時〜20時は鍋タイムで休戦、優勝者は祝勝会への招待、最
   下位者はトナカイになって帰りの船に乗る事になっている。
   (詳細は、妄想まもやんの頁をご覧下さい)
   

   私の作戦は、まず黒鯛を釣って点数を稼ぐ!だったが、昨日からの状況では
   あまり望めない。
   優勝よりも、まずは最下位のトナカイを免れる事が先決だ。
   とにかく早く対象魚を釣りたいと思い、真剣に落とし込んでいった。
   しかし昨日と同様、沈黙が続き、鍋タイムとなった。
   宮崎軍団が用意してくれた暖かい鍋をご馳走になり、しばし休憩した。
   

   20時に再開し、私と金子さんは北側、宮崎軍団は南側に進んだ。
   22時頃、昨夜釣った付近で着低前にモゾモゾモゾとした感触で合わせた!
   ずっしりとした手ごたえ、これは本命だろう。
   へへへ、やったぜ!
   強い引き込みをいなしながら応戦を続け、あと少しと思った時、お稲荷長友氏
   のトナカイ姿が目に浮かび、思わず噴出してしまった。
   これがいけなかった・・・・・、フッと軽くなり針が外れてしまった。

   その頃、南側では、お稲荷長友氏にもアタリが!
   ヒヒヒこれで、トナカイは信だな!!とほくそ笑みながら合わせのタイミングを
   計っていると、餌がなくなっていた。

   結局ここまで得点者はなしで、私と金子さんは3時まで寝る事にした。
   お稲荷長友氏も少ししてから就寝した様だった。

   3時のアラーム音で即起床(私は目覚めが良い)、リポDで気合を入れて開始。
   金子さんも起床して再開の準備、宮崎軍団はまだ就寝中の様子。
   しぃ〜んと静まり返った堤防、魚が近くに居るかもしれないな!と思いながら、
   そぉ〜っと落とし込むと着低前にコツンときて、ギュイ〜ンと竿先を持っていか
   れた!!
   思いっ切りうりゃ〜!!! そして数回、追い合わせ。
   右側に走ったので追随、金子さんに来たよ!と叫びたかったが、ここは何とし
   ても取り込みたいので応戦に集中した。
   数回突っ込まれるものの徐々に浮かせ、落ち着いてタモに収めた。
   50cmの真鯛、20点獲得。
   

   ストリンガーに繋ぎ、金子さんが北側に進んだので、私は南側(昨日金子さん
   がモンスターを掛けた付近)に行ってみた。
   期待して落とし込んでみたが全く反応がないので、やはり北側に行ってみよう
   と思い、戻っていたが、途中で何気なく落とし込んでみた。
   中層を過ぎた辺りでゴンッと来たかと思った瞬間、竿ごと持って行かれるかと
   思うほどの引き込み!!
   慌てて思い切り合わせを入れると強烈に右に走った。
   これはデカそう!!!
   無理はしないで追随しるとケーソン3つ程走り、結局、金子さんが掛けた付近
   まで戻された。
   そこから今度は一気に沖に向かう。
   間違いなく大物だ!
   尾びれで力強く水をかく様なテンポでグイグイグイッっと沖に走る。
   機を見て糸を巻きたい、しかし魚を怒らせずにゆっくりと一定速度で巻きたい。
   頭の中で色んな対策が浮かんできた。
   しかし、現実は、糸を巻いたと思うと再び強烈に引っ張られる。
   巻いては出され巻いては出されるので、魚が弱るのを待つしかない。
   こちらも体制を整えて応戦していたが、フッと軽くなってしまった。
   あちゃ〜バラシしたか〜う〜残念・・・・・・・・・・。
   これが金子さんが言っていた奴だったのか?
   仕掛けを回収してみるとハリス(5号)が無残に切られていた。
   そして道糸も20mほどザラザラだった。

   仕掛けを全て作り直し、さぁ再開だ!と落とし込んでいると、糸の出が悪い。
   オモリはちゃんと付いている、穂先絡んでいる訳でもない、糸がひどくヨレてい
   る訳でもない、何故だ?
   よ〜く見ると、ガイドに糸屑の様なものが絡まっている。
   ライトをあてて、よくよく見ると道糸が摩れてできた繊維状の屑だった。
   丁寧に除去して漸く再開。
   少し進んだ所で、お稲荷長友氏からTEL「釣ったんだって?」
   「朝の第1投目よ! 飲んだくれて寝てたら勝てんよ!」と話してるとアタリが!
   TELを切って思い切りうりゃ〜!!
   完全にヒットだ!! 
   重量感もある、ヨシヨシ、だが引きが少し変、抵抗が弱い。
   タモに収めて確認すると52cmのキジハタ(アコウ)だった。
   これも今回の対象魚で10点、合計30点になった。
   

   朝マズメになり、金子さんも真鯛をGet、宮崎軍団の財部氏、窪氏も掛けるが
   残念ながらバラシ。
   これで終了時刻の7時になった。
   

   結果、優勝は私。
   魚を掛ける事もなかったお稲荷長友氏が最下位となりトナカイになった。
   

   宮崎軍団は8時の船で上がったので見送った後、9時までやってみたが本命
   のアタリはなく終了。
   

   第2ラウンドの結果、
    金子さん=真鯛40cm、
    私=真鯛50cmとキジハタ52cmだった。
   最後に「いろはの湯」で汗を流し、美味しいスペシャルハンバーグを食べて鹿
   児島空港に向かった。
   

   今回は天気に恵まれ、久しぶりに安心して釣りが出来た。
   しかし残念ながらモンスターにはまたしても敗れてしまったので、また来年、勝
   負を挑みたい。


静岡
  11月07日(日) 同行者:藤嶋
   午前03:30、藤嶋さんと共に出発した。
   道路は渋滞もなく予定通りに高速を降り、まずは牛丼屋でしっかり朝食を取っ
   てから現地へ向かった。
   Oポイントに行ってみたが、既に先客が見えたので、Oポイント裏からやって
   みた。
   一通り落とし込むも反応は無かったので、Fポイント奥に移動。
   しかし、本命のアタリはなく、潮も下がってきたので新規開拓に行く事にした。

   地図を見ながら進み、目的地付近で車を降りて確認するとなかなか良さそうな
   雰囲気。
   ただ他の釣り人が多かったので、次の場所に行ってみると黒鯛が数匹確認で
   きた。
   よし、ここでやってみよう!と言う事で、私は湾奥へ、藤嶋さんは反対方向に
   進んだ。
   他の釣り人を避けながら進むと、黒鯛が数多く確認できたので、姿を隠しなが
   ら、そぉ〜っと落としこんでみたが残念ながら喰ってはくれなかった。
   その後も他の場所を転々と探ってみたが、同様に魚は多く確認できるが口を
   使ってくれなかった。

   少し遅めの昼食を済ました後、再びOポイント付近に戻り暫し昼寝。
   15:30に起きて海を見ると濁りが入っていたので、期待して再開。
   私はOポイントのST、藤嶋さんはTKポイントに進んだ。
   期待に反して魚の反応は全く無く沈黙が続いた。
   日も落ちて暗くなってから、藤嶋さんが漸く1枚Getしたとの連絡が入った。
   私も何とか釣りたい!と思い落とし込むと、竿先にゴソッとした感触が伝わって
   きたので、アタリか?と思ったが、体が反応せず。
   餌は案の定、潰されていた。
   しまった〜、今度こそ!
   急いで餌を付けて再開したが、結局、アタリはその1回で、残念ながら終了と
   なった。   
   今回はまた新しい場所を発見したので次回はそっちを重点的にやってみたい。
   



とりはま
 10月31日(日)同行者:三木
   30日の土曜日に職場の五目釣りたい会を企画していたが、台風接近で早々
   に中止となり、今週の釣行は諦めていたが、台風は予想より早く土曜日夜に
   通過したので、台風後のバクバクを期待して鳥浜にやってきた。
   (鳥浜は台風前の金曜日に常連の山田さんが午前中だけで6枚Getしたとの
   事だった)
   餌はタンクガニを用意していたが、三木さんがミドリを持っていたので分けても
   らった。
   堤防に渡ると北風がやや強く海はバシャバシャしていて期待できそう。
   急いで仕掛けを作り、まずはミドリで低い方の根元から柱を1本1本丁寧に探
   っていった。
   8時頃、中間よりやや手前で落とし込むと、着底間近でコツコツと小さな感触が
   伝わってきた。
   フグかも知れないが、ここは思い切り、うりゃ〜〜!!!
   竿は大きく綺麗な弧を描いた! 手堪え十分。
   ワンテンポ置いてグググッと引きこむ。
   どうやら柱に入った様で、糸がやや擦れる感触が伝わってきた。
   ここは無理をせず、柱の位置を確認、機を見て巻く。
   柱から出たと思ったので、今度はゴリゴリと巻き上げた。
   鳥浜での久しぶりの黒鯛くん、落ち着いて魚を浮かせ丁寧に取り込んだ。
   43cmだったが居付きの様な色をした元気な魚だった。   

   高い方に行った三木さんに連絡して再開、2枚目を!と思いながら落とし込む
   ものの反応はない。
   少ししてから五十嵐さんが先端付近でGetして戻ってきたが、その後はまた沈
   黙。
   10時になってお腹が空いたので休憩&腹ごしらえ。
   すると、今度は三木さんが低い方でGet。
   続いて再び五十嵐さん、三木さん、遅れて登場した絶好調の山田さんが続け
   てGet。
   完全に時合いだ!
   次は俺に!と思ったが、こんな時、何故かいつも飛ばされる、と思ったら、やは
   りこの日も・・・・。
   五十嵐さん3枚目、4枚目はバラシ! 山田さん2枚目、これで時合い終了。
   オーバーハングでも連続してヒットしていた様だった。
   


鹿児島
   10月22日(金)〜24日(日)同行者:金子(正)
   今回は師匠の金子さんと2人でのTYOT。
   天気予報では、曇りから晴れ、風はやや強く東北東7mとなっていた。
   風向から考えると、東風は堤防の外側からとなるのでテントも大丈夫だと判断
   した。
   13時前の船で堤防に上がると風は北東で冷たく吹いていた。
   テントを組み立ててから仕掛けの準備。
   夜使用の愛用竿はまだ修理中なので、今回はこの日の為に、「がまへち探り
   2.4のMタイプ」を準備し昼夜兼用でやる事にした。

   今回もまずは、ミドリを用いて黒鯛狙い。
   外側を北に向かって進んだが、うねりが入って釣り辛くアタリも無かったので、
   折り返しは内側をタンタンと落とし込んでいった。
   すると糸が拭けた!
   アタリか??? 
   竿先で軽く聞いたが反応はない、残念、これは壁に引っかかった。
   潮上に向けて竿を煽ったが外れない、更に強く引っ張ると逆にグググと引っ張
   り返された。
   お〜これは魚だ!!!
   と思ったらギュギュギュっと引きこみ慌てて応戦したが、針が外れてしまった・・。
   その後も基地まで落として行ったが、解らないうち餌をグッチャリやられただけ
   だった。

   休憩後、期待の夕まずめ。
   今度は南側に向かい内側を丁寧に落としてみた。
   暫く反応はなく沈黙していたが、再び糸が拭けた。
   さっきの事もあるので慎重に聞いて見ると、かすかに生命反応。
   すかさず思い切りうりゃ〜〜!!!
   新しい竿は根元から大きく曲がった。
   竿の調子を試すには絶好の感触。
   魚はかなり重量感があるが、やや強引にやりとりしてみた。
   2、3回引っ張られたが、ほどなく水面に浮かせる事ができた。
   Mタイプなので柔らかめだが、なかなか柔軟な感触で良かった。
   魚は
50cmの黒鯛だった。   
   

   その後、餌をカニに変更し底近辺で真鯛狙い。
   しかし、今回のカニは型が小さい。
   尖閣諸島問題でカニの調達にも影響がでていたのだ。
   最初にヒットしたのは、オウモンハタ。
   その後、チビハタの猛攻にあい、やっと鯛らしき引きを味わったが、これはキビ
   レだった。
   

   一方、金子さんは南側先端まで進み、黒鯛を3枚Getしていた。
   23時になりアタリも無かったので、私は仮眠をとる事にした。
   1時間くらいして金子さんが戻ってきた。
   どうやら戻ってくる途中で真鯛らしき魚を掛け20分以上の格闘の末、ハリスを
   飛ばされたとの事だった。   

   私は3時に起きて再開しようとしたが、小雨が降り始めていたので少しめげた。
   もう少し休んでからにしようかな〜?と思ったが、リポDスーパーを飲んで気合
   を入れて開始した。   
   どこに行こうかと思っていたが、前回釣った場所に誘われる様に落とし込んで
   いた。
   するとコツンときて竿先を押さえ込んだ。
   両手を添えてうりゃ〜〜!!
   確かな手ごたえで竿が大きくしなる。
   横走りしたので追随、そんなに大きくは無さそうだったが慎重に応戦。
   引きから言って、まず真鯛に違いない。
   期待しながら浮かせたのは、48cmの綺麗な真鯛だった。
   何はともあれ本命をGetできたので、とても嬉しかった。
   

   これで勢いを付けて連発!と行きたかったが、なかなか思った通りには行か
   ない。
   結局、本命はこの1枚だった。

   第1ラウンドは、
   金子さんが黒鯛4枚、キビレ1枚、私は真鯛1枚と黒鯛1枚だった。

   途中、風が強くてテントが2回潰れてしまったので、第2ラウンドは天気も良さ
   そうだったので小型(1人用)にする事にした。

   いつもの様に、いろはの湯で汗を流し昼食を摂ってから仮眠した。

   第2ラウンドは16時の船。
   天気予報では東風9m、船頭さんからは「どうする?」と聞かれたが、昨日も風
   が強かったし、東風なら外側からの風なので大丈夫と思って渡る事にした。
   堤防に渡ってみると南の暖かい風が吹いていた。
   テントはいつもの場所ではなく、万一の事を考えてやや高い場所にセットし念
   のために固定。

   仕掛けを作り私は北側、金子さんは南側に進んだ。
   外側からやろうと思ったが、うねりが想像以上に大きく竿を出せる状態ではな
   かったので内側のみにした。

   しかし、潮位が高くなるにつれ外側から波しぶきが飛んできた。
   現在は17時30分、内側にいてもびしょ濡れになってきたので、19時の満潮
   が心配になってきた。   
   急いで基地に戻ってくると大きなうねりが堤防を叩きつけ、殆どの場所が波に
   洗われ始めた。
   テントは少し高い位置にセットしたので、まだ濡れてはいなかったが・・・・。
   金子さんは南側に行っていたので、連絡してみると、とても基地に戻れる状態
   ではないとの事だった。

   南側は灯台があり、かなり高くなっているので何とかなるのではないかと思い、
   私はテントの中でエアマットを抱いて小さくなっていた。
   満潮時、ドカンと大きな音がした次の瞬間、ドドドドっとテントが押され海水が
   侵入してきた。
   うわぁ〜〜一瞬の出来事だったが、テントは固定していたので何とか耐えた。
   外に置いていた竿やタモが流されたか?と心配したが、かろうじて無事。
   道具類はびちゃびちゃになっていた。
   潮が低くなる21時まで何とか耐えてくれ!と祈りながらテントにもぐり込んだ
   が、ひっきりなしに周りでザザザ、ドスンと言う音がする。
   頼むからもう大波は此処に来ないでくれ!と真剣に祈った。
   そして、流されたらどうするか?
   ライフセーバーは腰に付けているが、テントごと流された場合、出口は開けて
   おいた方が良いよな。   
   バッグは蓋を閉じていれば暫くは浮く筈だが、でも沈むよな。
   そうか、エアーマットが二つあるのでこれは浮くな・・・・とか、生きた心地はしな
   かった。

   一方、金子さん、高くなった灯台は、波をかぶった状態、しかも内側の階段付
   近まで回り込んだうねりが打ち寄せ、5mくらい潮が吹き上げて絶体絶命。
   灯台では危険・・・・、何処かないか???
   すると、なんと一箇所だけエアーポケットの様に波も風も当たっていない場所
   があったので、そこで竿や道具をロープで固定し身を屈めてじっとしていたとの
   事だった。

   21時頃まで、なんと時間が長かったことか。
   幸い、あれから大波は襲ってこなかったので持ちこたえる事ができた。    

   21時を過ぎ、潮が下がって漸く竿を出せる状態になったので、内側を南側に
   向かって進んだが、潮の流れはなく全く反応はない。

   風が一瞬止んだので、外の様子を覗いてみると大丈夫そうだったので、急い
   で餌を落としてみた。
   すると着底後、いきなりコツンと当たった。
   竿先に集中し、気をみて思い切りうりゃ〜〜〜、確かな感触と同時に強い引き
   が伝わってきた。
   なるべく竿でためて応戦、やや強引ぎみに浮かせたが、水位が低いのとうねり
   が激しくてタモになかなか入らない。
   2度3度4度失敗、5度6度、腕が疲れた。
   魚は弱っているが時折抵抗してくる。
   体制を整えて再度挑戦、10度目にしてやっとタモに入った。
   46cmの本命、真鯛。
   

   ヨシヨシと思いながら続けたが後が一切続かない。
   睡魔も襲ってきたので、仮眠する事にした。

   2時前に起きて再開したが、期待の朝まずめも全く反応はなく終了となった。
   結局、恐怖の第2ラウンドは、
   金子さんが黒鯛、キビレ、私が真鯛の結果だった。
   

   帰り間際から雨が強くなり、再びビショ濡れで堤防を後にした。
   今回、無事でいられた事に感謝しつつ、海の恐ろしさを教訓として、安全釣行
   に心がけて行きたい。



大阪
  2010年10月09日(土)〜10日(日)
         同行者:三木、鈴木、堀江、渡辺、湯浅、藤澤、和田、(井川、芦田)
   10月の3連休、今回は金曜日の夜に出発して土日の釣行計画、場所は北港
   スリット。
   番長(湯浅)号は渡辺さん、藤澤さん、三木さん、堀江号は鈴木さん、和田さん、
   私で出発した。
   途中、目立った渋滞もなく予定より早く到着した。
   渡船受付場に着くと、関東や愛知からの遠征組が大勢で賑わっていた。 

   私達はいつもの様にレーダーに渡ると幸いここで降りたのは私達だけだった。
   天候は小雨だったので集合写真は撮らず、直ぐに仕掛けを作ってヤイタ方面
   に向かって進んだ。
   餌はミドリ、ツブ団子、フジツボ、パイプと揃っていたが、今回は苦手のフジツボ
   を克服する為にフジツボでやってみる事にした。

   暗いうちから開始したが、最初のアタリは充分明るくなってからだった。
   落とし込む糸がコツンときてグイッと引っ張られた!
   思い切ってうりゃ〜!!!
   しっかり掛かって戦闘開始だが、思ったより遥かに引きが強い。
   やり取りの途中で糸が出てしまい、深いところでスリットに入られプッツン・・・・。
   その後、2回掛けるも同様にプッツンしてしまった。
   そこでハリスサイズを上げて再開した。

   再開後、間もなくアタリを貰い、やや強引にやりとりし今度は無事に取り込む事
   ができた。44cmだった。
   

   相変わらず小雨が続く中、魚の活性は高く午前中は6枚Get(6バラシ)だった。
   

   午後になってアタリはストップし、雨も大粒になっていた。
   雨に強いトレッキングシューズも午前中は耐えていたが、午後からの砂降りで
   遂にグチュグチュになってしまった。
   やはり長靴にするべきだったか!と後悔しても後の祭り。
   開き直って釣る事に集中していると、久しぶりのアタリで42cmをGet。
   

   少し経ってから、微妙なアタリを思い切って合わせると、一気にスリット内に走
   った。
   竿を立てようとしたが、糸がブルルルルと出て行ってしまった。
   やばいと思ったが、止めようがない。
   一瞬止まったので少し巻き取ると再びギュギュギュと引きこまれてしまった。
   無理に引っ張ると間違いなく糸が切れる。
   こんな時は落ち着いて!と言い聞かせながら祈る様な気持ちで応戦。
   糸が巻ける時は一定速度で魚を怒らせない様に巻いていく。
   だが再び奥に走る。
   スリットの地下に潜られると一巻の終わり。
   道糸が擦れない様、同じ場所で力を入れない様にして再び巻く。
   すると何かに引っかかった様で動かない。
   あちゃ〜、すると再びグイグイと引く。
   機を見て再び巻く、ダメもとでやや強引に巻く、引っかかるなよ、切れるなよ!
   一気に巻けるだけ巻き上げると漸くスリットから引っ張り出す事に成功した。
   しかし、糸は多分キズだらけなので油断は禁物。
   水面付近で再び突っ込もうとしたが、これは何とか耐え、やっとこさ水面に浮か
   せた。
   慎重にタモにおさめたのは、51cmの居つきっぽい魚だった。
   

   写真を撮ってリリースしようとしたら右腕がつってしまい、魚は自分で海に帰っ
   ていった(^^;

   その後も1枚追加し、この日は9Get8バラシの結果だった。
   結局、全員(10人)で71枚、
   渡辺さん18枚、プンちゃん12枚、藤澤さんが10枚で二桁達成、
   今回初参加の和田さんも、ヘチ釣り初の黒鯛を2枚Getする事ができ、嬉しい
   全員安打だった。
   

   陸に上がってからはいつものホテルにチェックイン後、靴やズボン等をドライ
   ヤーで乾かし、カッパ等を干してから夕食に出掛けた。
   夕食はこれまたいつもの中華屋さん、みんなでワイワイ騒ぎながらの反省
   会?だった。
   

   翌日も3時に起きて朝一番の船で渡った。
   

   この日は雨も止み、絶好の天気になったが・・・・魚の活性は低く午前中は全く
   反応が無かった。
   午後になってもダメ、期待の夕方に漸く魚のスイッチが入った。
   渡辺さんに柱裏の攻め方を教授してもらい2枚掛けて1枚Getした。
   

   その後、外側でもアタリが出ていたが、私の餌には喰ってくれず、この日は1
   枚で終わった。
   結局、全員(9人)で27枚の釣果だった。
   

   陸に上がってから、名物のたこ焼きを食べて帰途についた。


とりはま
 10月03日(日)同行者:三木、鈴木、堀江
   雨の予報が曇りに変わったので、久しぶりに鳥浜にやってきた。
   餌は何が良いのか?何が手に入るのか??だったが、結局、三木さん&鈴
   木さんが調達してきてくれた
   小粒のツブ&ミドリでやる事にした。
   渡堤早々は潮が低くあまり期待できなかったが、この日は低い方メインでやる
   事にしていたので根元から開始した。
   しかし、予想通りの沈黙が続いた。
   一往復してアタリはなく船着場を見てみると、何だか賑やか!

   これはカワハギが上がっているのかな?と思い、お腹も空いたので船着場に
   行ってみると番長グループと堀江さんと鈴木さんがキープサイズのカワハギを
   上げていた。
   

   私は腹ごしらえをしながら三木さんと一緒に見ていたが、面白そうだったので
   参戦する事にした。
   針を鈴木さんから、ガンダマは三木さんから分けて貰い、餌は番長が青イソメ
   の他にアサリを持っていたので分けて貰った。(^^;
   番長から「アサリはアタリはあるけど掛からないよ!」と言われたが、取り合え
   ず開始。
   やってみると、言われた通り入れアタリだが何回やっても何度やっても掛から
   ない・・・・・。
   番長が試しに青イソメでやってみたら?と言うので、貴重な青イソメを一匹貰
   ってやってみた。
   すると一発でヒット!
   やや小さめだったが、これは嬉しい一枚だった。
   やっぱり青イソメが良いのか?と思ったが、アサリでも掛かるはず!と思いな
   がら、錘の重さを変えたり、ハリスの長さを変えたり色々とやってみた。
   どうやってもダメだったが、最後に餌を2つ付けてやってみた。
   すると、これが的中! 4連続ヒットとなった。
   満足したところで潮の状態が良さそうになってきたので再び黒鯛狙いに戻った。
   
   
   風が強めに吹いていたので、今回は小ツブの複数枚掛けで狙ってみた。
   これは静岡で、藤嶋さんや渡辺さんから教わったやり方を状況によって組み合
   わせた落とし方。
   私にとっては鳥浜で初めての試みだった。
   根元からやっていると、伊東さん、山田さんが上げて戻ってきた。
   やはり状況が良くなっているな!と思いながら落とし込むと、コンと来た!
   思い切りうりゃ〜!!!!
   すると小さなウミタナゴが中を舞った。(^^;
   その後、1ヒロを重点的に狙って落とし込むも全く反応がない。

   先を行く三木さんの近くまで来た時、「なんも当たらんな〜」と言いながら落と
   すと、強めの反応がコツン! すかざす、うりゃ〜〜!!!
   今度はずっしりとした重量感が伝わってきた。
   「来た来た」と呟きながら竿をたてると、グイグイと強く引きこむ。
   三木さんの頑張れ頑張れの声援にこたえながら応戦。
   すると魚は沖に向かって走った。
   ヨシヨシこれで安心、あとはゆっくりと楽しみながら上げるか!と思った時、フッ
   と軽くなってしまった。
   ありゃ〜・・・、仕掛けを上げてみるとハリスがチモト付近から切れていた。(T_T)
   急いで仕掛けを作り再開したが、その後、反応はなく終了となった。

   この日、伊藤さんが上げた1枚は56cm(鳥浜タイ記録)3.3kgの大
物だった。