信さんの釣行記

関西遠征 09月19日(土)〜21日(月)
                        同行者:三木、堀江、加藤、藤嶋、渡辺(太)
   21:30、堀江号(三木、加藤、堀江)と大久保号(藤嶋、渡辺、大久保)の2台
   で出発。
   5時の一番船に乗るつもりで一路、北港を目指した。
   しかし、さすがに大型連休、渋滞は免れず、結局、7時の2番船となった。
   ここで、一番船で渡っていた茅呂里の井川さん松本さんと合流。
   

   ワクワク感を押さえながら仕掛けを作り、私はヤイタ方面に進んだ。
   加藤&藤嶋さんは、勿論、ヤイタを目指し、三木&堀江&渡辺さんは1コーナー
   に向けて進んだ。
   中間付近まで探ったがアタリはなく、風が当たる1コーナー側に行く為に基地に
   戻っていたが、加藤ちゃんからTEL「3発あたって1枚Getした」との事で、再び
   ヤイタ方面に急いで向かった。
   

   すると直ぐにアタリ!
   ググッと竿先が押さえ込まれ慌てて合わせたが直ぐにハリスが切れてしまった。
   ハリスを2.5号に変えて再開、丁寧に落とし込んだが、その後、アタリがない。
   魚はたくさん見えるがなかなか食わない・・・・・。
   結局、引き返し、手すり方面まで行ってみたが1度、餌を割られただけだった。
   これで1日目は終了、結果は、朝一で時合いを掴んだ渡辺さんが4枚、堀江さん、
   加藤ちゃんが2枚ずつ、藤嶋さんが粘って1枚、私と三木さんがバラシのみに終
   わってしまった。

   いつもの様に、いつものホテルにチェックイン、いつもの中華屋さんで反省会&
   作戦会議を行った。
   

   翌日は一番船で渡り、午前中勝負と思ってスタートした。
   私にしては珍しく思いきって手摺りまでワープし、そこから1コーナーに向かって
   進んだ。
   タンタンと進み、1コーナーを曲がると強風状態だった。
   少しやってみたが、あまりにも釣り辛いのでUターンした。
   9時を過ぎた頃、1コーナーから手摺り方面に少し戻ったところで待望のアタリ!
   うりゃ〜!!!思い切り合わせると完全にヒットしたが、魚はスリットの中。
   そして升の中に走ってしまった。
   こうなると無理はできない。
   落ち着いて糸を気にしながら丁寧に応戦、バラシてなるものか!と言い聞かせ、
   漸くタモに納めたのは42cmの綺麗な魚だった。
   側に居た三木さんに写真を撮ってもらい再会すると、今度は三木さんにヒット。
   難なく取り込んだのは45cmを超える良型だった。
   堀江さんも餌を潰されたらしい。
   時合い到来か?
   私も急いで再開すると、根掛かりの様な感触で餌が潰されてしまった。
   暫くこの近辺で粘ったが、その後、アタリはなく終了となった。
   この日は、三木さん2枚、堀江、渡辺、藤嶋さん、私が1枚、加藤ちゃんがバラシ
   のみに終わった。
   北港に着くや否や真っ先にヤイタに向かう藤嶋さん&加藤ちゃんは、「ヤイター
   ズ」を結成したとかしないとか???
   

   この日は、これから徳島に移動しホテルにチェックインした。
   翌日は5時の船でジャンボに渡った。

   久しぶりのジャンボにウキウキした私は、ここで痛恨のミスを犯してしまった。
   基地から中間付近に進んだ時、左手を腰に回すと何かが足りないような・・・・。
   タモを忘れていたのに気が付いた。
   その時、渡辺さんがGetしたとの情報が入った。
   私は急ぎ足で基地に戻っていると、今度は三木さんが49.5cmGet。
   

   タモを取ってアタリのある場所に戻ると藤嶋さんが52cmをGetしていたが、残念
   ながら既に時合いは去った様だった。
   

   12時に一旦、丘にあがり恒例となった浜での焼きそばタイム!
   

   今回も、ニュータケダ丸の常連さん達が心を込めて作ってくれた絶品の焼きそば
   をご馳走になり、船頭さんからは、エビス&マグナムドライ1:1ビールをついで貰
   った。
   エビスのコクとマグナムドライの切れが融合し、格別の味だった。
   みなさんも是非、お試しあれ!
   

   休憩後、再びジャンボに渡ったが強風に見舞われてしまった。
   私は波をかぶりながらも、なんとか1枚を!と懸命に落とし込んだがアタリはなく
   内側の豆腐を攻めていた藤嶋さんが見事に1枚Getした。
   

   丘に戻ってから、今年の夏に行われた津田一文字堤防での大会で優勝した三
   木さんへ、船頭さんから豪華賞品が贈呈された。おめでとうございます。
   



鹿児島
  09月12日(土)〜13日(日) 同行者:長友(護)
   この日は、第8回2人だけの全日本ヘチ釣り選手権大会決勝戦、相手は勿論、
   お稲荷大将軍こと長友護氏、過去私の2勝3敗なので、今回は是が非でも勝っ
   て五分にもちこみたいところである。
   場所はこの時期厳しいとみられているTYOT、1枚勝負になる可能性が高い。
   最近は全国的に天気が良く、全く心配していなかったが、前日から予報が急変、
   大会開始の14時前から強風になり15時には雨も降るとの事。
   やむ終えず、開始時間をずらし18時からとなった。

   開始前まで時間が空いたので、垂水港〜海潟港に行ってみた。
   垂水港では、前回バラシた小さい堤防を往復してみたが、反応はなく海潟港に
   移動。
   ここは前回1枚釣った場所付近を落とし込んだが、小さなハタのみだったので、
   そろそろ食事にいこうか!
   と長友氏の所に行くと、船の下のイシガキ鯛やその下になにやら大きい魚が見
   えたと言う事だったので、私ももう少しやろうかと思った矢先。
   辺りが暗くなったと思いきや、突然の大雨、しかも物凄い突風が吹き出した。
   急いで車に戻ったが、風向きの関係でドアを開ける事もままならない。
   シャワーに打たれながら竿は取りあえず車の陰に置き、自分は車内に逃げ込ん
   だ。
   大嵐は10分程で治まったので、竿を仕舞おうと社外にでると、そこは池状態。
   おまけに水は火山灰で泥水になっていた。
   泥水の中から竿とタモを取り上げて片付けたが、長友氏のリールとタモの柄はこ
   の時、かなりのダメージを負った様だった。

   食事を済ませ、風雨も去ったので、いよいよ決戦の場へ向かった。
   現地到着後、基地を設営し、開会の挨拶が終わってスタートした。
   終了は翌日の朝8時の予定。
   

   ディフェンディングチャンピオンの長友氏は、徹夜で釣るぞ!と決意を語ってい
   たが、私はいつもの様に0時から2時までは睡眠を取る計画だった。

   開始後、私はテトラ方面に向けて外側を、長友氏は灯台方面に向かって内側か
   ら落とし込んでいった。
   私の作戦は、0時頃まではアタル確立が高い、テトラ方面から1番までの外から
   内側を丁寧に探る。
   2時からは、灯台方面コーナーまでの内側をざっと探り、すぐに基地からテトラ側
   の外から内を探る。
   とにかくこの時期は、アタリが少ないので何とか1枚を!と思っていた。

   暫く沈黙が続いたが、漸くアタリがあったのは21時を過ぎた頃。
   着底後、モゾッと来た様な気がしたので竿先に神経を集中して軽く誘ってみた。
   すると確かに生命反応がある。
   ジックリ食い込ませ、うりゃ〜〜!!
   手ごたえは充分、重さもまずまず、しかし引きが弱い。
   難なく水面に浮かしたが、タモ入れに失敗、引き上げる途中でボチャン・・・・。
   しまった、と思ったが針は外れていなかったので再びタモに納める事ができた。
   魚は案の定、キビレだった。
   大きさは43cm、これは得点対象なのでキープした。

   その後、アタリはなく復路は内側を狙った。
   するとコツコツというアタリで魚を掛けた!
   魚は強い力で抵抗したのでシメシメと思ったが、その瞬間、スポッと抜けてしまっ
   た。
   しまった〜と思いながらも、急いで餌をつけて再開、少し進んだ所でアタリがあっ
   たが針掛かりしなかった。
   灯台方面に行った長友氏が気になったが、0時を回ったので基地に戻った。
   すると、テント外には長友氏の靴が?
   徹夜でやると言ってたのに、既に大いびきだった。
   私も急いでテントに入って仮眠をとった。

   2時に目を覚まし、予定通りに灯台方面内側を急いで探った。
   長友氏は、今度はテトラ方面外側を進んでいった。

   3時になったので急いで基地に戻り、基地から外側を丹念に落とし込んで、明け
   方は内側を狙うつもりだった。
   一段上がりを少し過ぎた所で、着底後、ゴツンと来て餌が無くなった。
   かなり大きい(お稲荷ガニ)を取られたので、本命か?と思いながら、今度は一
   回り小さ目のカニを付けて落とし込んだ。
   すると、道糸が着底する色になってもドンドン出て行く。
   あれっ???と思ったが勘違いか?と糸を出していたが、やっぱりおかしい?と
   上げてみると餌が無くなっていた。
   ありゃ〜〜・・・・、再び、餌を付けて投入し、暫くその付近で粘っていたがアタリ
   はなかった。

   それから間もなくして、落とす途中に違和感を感じたので軽くきいてみたが喰っ
   ていなかったので、そのまま着底させたがアタリはない。
   少し聞きあげて再び落とそうとした時、糸がフワッと拭けた感じがしたので、うり
   ゃ〜!!と思い切り合わせて見た。
   元気な引きが伝わってきたが、かなり軽い。ハタの子供かな?と思いながらタモ
   で掬ってみると、これが小さいながらも本日初の真鯛だった。
   一応キープしたが、規程の40cmに満たなかった。
   その後、外側から内側に変更する予定だったが、一番船で多くの人が来たので
   断念し、そのまま外側を進んだ。
   明るくなってからは、ハタを釣っただけで、後は、フグの猛攻だった。

   終了予定時間が迫ったので基地に戻ると、長友氏が「なんか良い感じだね〜」
   「開始が遅れたから、もう少しやっても良いんじゃない?」と意味ありげな発言。
   これに快く同意。1時間延長して9時終了となった。
   まんまと長友氏の策略に乗ってしまった。
   私は最後に一発を狙って灯台方面の内側を狙いに移動した。
   しかし、潮は済み、何も起こらず終了時刻となった。

   延長で逆転を狙った長友氏は、狙い通りに50cm級を掛け、ヒヒヒとほくそ笑み
   ながら引き上げたが、それは大きなハトポッポ(イラ)だった。

   結局、本大会は対象魚を1枚釣った私の優勝(最下位=長友氏)で幕を閉じた。
   めでたし、めでたし。
   


清水
   09月05日(土) 同行者:長塚、広川、橋本、最上&Jr2人
   22時に集合する事になっていたが、急遽出張で滋賀県へ行く事になり、間に合
   うかどうか心配していたが、どうにか間に合った。

   24時過ぎに現地到着。
   まずは寝る予定だったが、目が冴えてきたので夜用の仕掛けを作りちょっと竿を
   出してみた。
   堤防の外側はけっこう強い風が吹き付けて海もざわついていた。
   一投目はオモリが軽すぎたので、二等目は3Bを足して落とし込んだ。
   着底後、コリコリと噛む様な感触、軽くききながら食い込まそうとしたが、残念な
   がら餌を取られてしまった。
   急いで餌を付けて再投入したが反応はなかった。
   魚が居ると思うと夢中になって落とし込んだが、結局、何もなく1:30から仮眠を
   取った。

   3時に起きて再び同じ場所でやってみたがアタリはなく、浅場に移動した。
   大潮の満潮でかなり期待した場所だったが、全くアタリはなく次の場所に移動。
   ここでも丹念に探ってみたが何も起こらず。
   すると最上Jr達が良型のキスをGetしていたので私も青イソメでキスを狙ってみ
   た。
   投入すると直ぐにアタリがあるが、一向に針掛かりしない。
   針をチヌ2号にしてもなかなか掛からない、意地になって何とか3匹Getした。
   再び仕掛けを戻し、チヌを狙ったが反応はなく昼食時間となった。

   昼食後、長塚さんと田子の浦に行ってみたが、どこに行ってもフグのみ。
   18時までやって帰途についた。



とりはま
 08月29日(土)
   昨日の川崎で、本命を掛ける事ができなかったので、何とかホームグラウンドで
   1枚を!と思い、
   午前中のみの予定でやってきたが、結局、撃沈してしまった。
   マイボートの方の話では、低い方では私達が渡る前の干潮時に時合いがあった
   との事。
   それでも高い方では、午前中3枚出ていた。
   帰り間際になって、五十嵐さんとマイボートの人がGetして戻ってきた。
   来週は何処に行こうかな???


川崎
  08月28日(金) 同行者:佐藤(清)、佐々木、長塚、鍋倉、最上
   会社の仲間が川崎にアジ釣りに行くとの事でお誘いがあり、私はヘチ釣りで参
   加する事にした。
   この場所は2002年以来で実に7年ぶりであった。
   仕掛けを作ったら、ツブを餌に堤防外側を左に進んだ。
   暫く探ったがアタリはなく、先端付近のコバに来た時、餌が潰されていた。
   魚は居るな!と思い、コバ付近で暫く粘ったがアタリはなく休憩。
   アジ釣りの様子を伺うと、鍋倉さんの1匹のみだったが30cmオーバーの良型だ
   った。  

   休憩後、再び同じ様に進んだが反応が無かったが、基地に戻ってみると長塚さ
   んが小型(32cm)ながらも黒鯛をGetしていた。  
   アジの方は鍋倉さんが30cmオーバーをもう1匹追加していた。
   

   昼から30分ほど横になって休憩、帰りまでもう1往復しようと外側に上ってみる
   と風がかなり強くなり海もザワザワと、いかにも釣れそうな感じ、期待しながら
   進んだ。
   コーナー付近で風に煽られていた糸が不自然に動いたので、あれっと思ったが
   合わせる事ができず、餌が潰されていた。
   同じ場所で再度、餌がなくなったが、アタリが全く取れず。
   結局、本命を手にする事はできなかった。
   アジの方は、佐藤さんも、佐々木さんも良型をGetしおかずを確保していた。
   


由比&田子の浦
 08月22日(土) 同行者:神崎
   前回下見を行った由比が気になっていたので、今回は夜をメインに由比へやっ
   てきた。
   到着後、神崎さんは漁港内を私は堤防方面(新漁港)を探ってみたが本命の反
   応はなくカサゴ1匹のみ。
   休憩&仮眠をとって再開後、漁港内を探るも大型カサゴのみ。
   再び堤防方面を8時まで丹念に探ってみたが全くアタリはなかった。
   カニが余っていたので田子の浦に移動、しかし魚影は全く見られず、ヌメリコ(ハ
   タ)のみで終了となった。    
   


田子の裏
 08月15日(土) 同行者:神崎
   神崎さんと渋滞を避ける為に早朝2:30に出発した。
   その甲斐あって?明るくなる寸前に到着、早速、仕掛けを作って開始。
   私は港堤防の内側、神崎さんは外側を狙った。
   船の間で反応はなく、オーバーハングの内側に流し込んだ時、糸がスルスルス
   ルと出ていった!
   良し!と竿をしゃくると確かな手応え。
   フフフ来たぞと思いながら「神崎さん、来たよ!」と叫んだ。
   しかし、浅い棚で掛けたので一気に水面まで浮いた姿は異常に長い。
   70cmは超えるスズキだった。
   神崎さんに「ゴメン長かった!」と言いながら応戦していたが、ハリスがアッサリ
   と切れてしまった。
   本命じゃなかったので、まぁ良いか、と呟きながら仕掛けを作り直して再開、しか
   し、その後、何も当たらず、場所を移動した。
   次は初めての場所で水が淀んでいる感じだったが取りあえず落とし込んでみた。
   暫く進むと、先を行っていた神崎さんが「潰された〜」と残念そうな表情をしていた。
   私も気合いを入れたが、掛かったのはまたもやスズキ(フッコ)だった。
   

   その後、数ヶ所廻ってから、また港に戻ってくると神崎さんが2回当たったとの事
   だったが残念ながらGetはならなかった。
   更に対岸に移動、ここで1回ツブが取られたがGetならず。
   すると神崎さんの竿が曲がった!
   取り込んだのはキビレだった。
   

   昼食後、兼ねてから目を付けていた由比漁港に行ってみた。
   ここは、漁港内と堤防そして工事中の新港があった。
   新港内は小魚を追った回遊魚やエイが確認でき、かなり良さそうな気配だった。
   この日は、暑くて先端まで探索しなかったが、漁港内を含め、かなり面白そうな場所だった。
   

   最後に田子の浦漁港に戻って落とし込んだが、反応はなく18時に終了。
   帰りの東名高速は予想に反し、全く渋滞もなく戻る事ができた。



鹿児島
  07月31日(金)〜08月02日(日) 同行者:金子(正)、慶一
   5月中旬から隔週で続いた遠征計画も今回で一区切りとなる。
   天気も第一ラウンドは全く問題なし、第二ラウンドに小雨があるとの事だが殆ど
   心配はなさそう。
   14時の船で渡り、いつもの様に基地の設営を行った。
   

   まずは、慶一に釣り方を説明し、その後、自分の仕掛けを作り、ツブで黒鯛を狙
   ってみた。
   私と慶一は基地から灯台方面へ、金子さんはテトラ方面へ進んだ。
   灯台まで落とし続けたが反応がなかったので、早くも餌をカニに変更して折り返
   したが沈黙。
   金子さんに様子を聞くと、黒鯛1枚のみとの事だった。
   基地に戻り今度はテトラ方面へ、私は外側を慶一は内側を狙って進んだ。
   途中、慶一にアタリがあった様だったが針掛かりせず、私は折り返しで内側に移
   動した。
   内側での1投目、浅い棚で糸がゆっくり動き出したので、すかさずウリャ〜!
   元気よく暴れたが黒鯛には充分太い仕掛けだったので強引に取り込んだ。
   (42cm
   

   休憩を挟み、暗くなってから22時迄やったが、全く反応がない。
   しかし、その頃、金子さんは大物を掛け20分間格闘していた。
   右に左に引っ張られ、漸く寄せてきたが最後の最後で痛恨の針外れとなった。

   再開後、外側を探ると2投目で待望のアタリ!
   グイッと合わせると、グイグイ引きこむ真鯛の引き!!
   ヨッシャ!と思いながら「来たよ!」と慶一を呼んだ。
   しかし、こんな時はおうにしてバラスもの・・・・・。針が外れてしまった・・・・。(^^;
   その後、私は灯台方面外側、慶一が内側を狙って進んだ。
   暫く進んでアタリが無いな〜と思っていたが、コツンと来たような?
   竿先に神経を集中し軽く聞くと再び小さくコツン。
   食い込め〜と思いながら誘いを入れると竿先が軽く沈んだので、両手で思い切
   りウリャ〜!
   元気な引きだったが重さはあまりない。
   ほどなく取り込んだのは40cmの真鯛だった。
   型はイマイチだったが、やはり嬉しい。(^^)
   慶一に見せて、急いでストリンガーに繋いで再開。
   しかし、その後は全く反応がなく仮眠時間となった。
   

   私と慶一は2時に目を覚ましテトラ方面に向け私が外側、慶一が内側を探った。
   金子さんは私よりも早く起きて灯台方面に行った様だった。
   タンタンと落とし込んでいくが反応はない。
   遂に朝一の船がやってきた、焦る気持ちもあったが、丁寧にジックリと落とし込
   む事を心がけた。
   すると、着底と同時にコツンときてぐいっっと引きこまれた。
   待ってましたとばかりに、ウリャ〜!!!
   なかなかの重量感で右に走ったので糸を出さない程度の速度で一緒に走る。
   機を見て一気に巻くが今度は沖に走る。
   モンスター級でない事は解ったので、落ち着いて対応。
   タモに納めたのは55cmの本命(真鯛)、満足サイズだった。
   

   しかし、その後はアタリは続かず第一ラウンド終了となった。
   結果は、金子さんが黒鯛1枚、外道多数、大物バラシ1、私が真鯛2枚と黒鯛1
   枚のみだった。

   いつもの様に「いろはの湯」で朝を流して仮眠した。

   第二ラウンドは16時の船、第一ラウンドの雪辱を期してスタートした。
   土曜日なので釣り人は多数、地元の落としこみ師も増えていた。
   灯台方面の外側を一通り狙ったが反応はなし、しかし、黒鯛とコロがかなり見え
   ていた。
   地元の落としこみ師?(両軸リール使用)が、虫餌で小型のコロを仕留めていた。
   私は内側に落としてみると直ぐにモゾモゾときたので、ウリャ〜!
   しかし引きが変、水面にはデカイ顔???
   特大のクサフグが上がってきた。
   鞠の様に膨らみ面白かったので暫く観察して海に蹴飛ばした。
   蹴鞠は水面でも暫く浮いて漂っていたが、ほどなく水面下に戻っていった。
   

   その後、外側に移動していたが、先行していた慶一が根掛かりした様に竿を煽
   っていた。
   どうした?と聞くと根掛かりしたみたい。
   と言ったその瞬間、リールがブルブルブルと逆回転!
   慶一も慌てて戦闘態勢に入ったが魚が強くて糸が巻けない様子。
   急いで近寄ってみると、懸命に応戦しているが歯が立たない。
   そのうちに根に入られたのか?全く動かなくなった。
   左右にゆすって魚が再び動き出し、またまた元気に引きこんでいく。
   漸く取り込んだのは、44cmのコロダイだった。
   

   その後、少しやってみたが疲れたのでテントで休憩した。
   夕マズメ、私はテトラ方面、金子さんは灯台方面、慶一は満足してテントで仮眠。
   22時まで粘ったが反応なしで、私も仮眠となった。
   3時に慶一を起こしてテトラ方面に向かって進んだ。
   少し進んだ所で内側の慶一の様子が変。
   近寄ってみると格闘中だった。
   やった〜!と思ったが、またまた根に入られ動かなくなり、出たと思った時、道
   糸から切れてしまった。

   私も気合を入れて外側を探って進んだが沈黙が続く。
   そのうちに一番船がやってきた。
   昨日はこの時間帯にGetしたんだ!と気合を入れていると、コツンと小さなアタリ。
   来た来たとほくそ笑んだが、餌を取られただけで終わってしまった。
   どんどん進んで慶一と距離が離れていたが、慶一は再びヒットしたが、残念なが
   らバラシてしまったとの事だった。

   明るくなってから、常連のふかせ釣りの方と話をしながら落とし込むと竿先にコ
   ツンコツンと明確なアタリ。
   後で考えると、もう少し待てば良かったのだが、待望のアタリに思わず合わせて
   しまった。
   一瞬、ずっしりとした重量感、沖に走り、これは大きい!!と思った瞬間、外れて
   しまった。

   これで第二ラウンドも終了。
   結果は、金子さんが黒鯛1枚、慶一がコロダイ1枚、私は・・・・(T_T)。

   「いろはの湯」でゆっくり休憩し鹿児島空港に向かった。
   今年は全て天候に恵まれ、安全で楽しい釣行が出来たが、満足した釣果は1回
   のみであった。
   去年と全く違う海の状況に苦戦しているがこれが自然の難しさだと改めて感じる。
   という事は、ひょっとすると、去年、悪かった8月〜9月が良いのかも知れない。 



とりはま 07月28日(火) 第17回 ダメ磯黒鯛釣り大会(参加者16名)
   詳細は「Photo」を参照願います。


鹿児島
  07月17日(金)〜07月19日(日) 同行者:佐々木、(長友)
   前回、TYOTの本領発揮となったので今回も期待してやってきた。
   

   いつもの様に基地を設営後、景気付けにと思いツブを餌に黒鯛を狙ってみた。
   私はテトラ方面の外側、佐々木さんは灯台方面の外側を探り始め、長友氏はサ
   ンシェーダー内で焼酎を飲み始めた。
   

   少し歩いた所で引き込みアタリ!
   元気な引き込みを楽しみながら、まずは1枚。45cmの綺麗な黒鯛だった。
   

   しかし、なんせ暑い。
   たまらず基地に戻ってサンシェーダ内で長友氏と雑談タイムとなった。  

   再開後、灯台方面に向かい、今度はカニで内側の底近辺を狙ってみた。
   コーナー近辺にきた時、やや深めの中層でコツンと来た! すかさずウリャ〜!!
   ずっしりとした重量感、引きもまずまず。
   一瞬、これはひょっとして赤?と思ったが少し違う。コロか???
   右へ左へ走ったがリールを巻く事ができた。
   ほどなく浮いて来たのは
52cmの黒鯛だった。
   

   少し歩いた所で、今度は着底と同時に竿先にもたれかかった。
   思い切りウリャ〜!これもしっかり掛かった。
   元気な引き込みを楽しみ取り込んだのは42cmの黒鯛だった。
   

   暑さはまだ厳しかったので休もう思い灯台の影にやってきた。
   コーナーに落とすと2ヒロで当たった!
   これも合わせが決まり、一挙に浮かせた。
   黒鯛かと思いきやコロ!そう簡単には取り込ませてくれない。
   ここから猛反撃を喰らい数回突っ込まれたが何とか無事に取り込んだ。
   47cmの小ぶりだったが、コロダイはやはり強い。
   

   灯台の影で少し休憩し、水がなくなったので基地に戻ってまた休憩した。

   この間、佐々木さんは黒鯛を4枚Getしていた。
   

   ちなみに長友さんは大いびき・・・・。  

   日も陰ってきた頃、漸く長友さんも先頭体制に入った。
   私は灯台方面に向かって内側を狙ってみた。
   しかし、なかなかアタリがない。
   暫く、進んだ所でゴツンとひったくられた。
   なかなかの引きだったのでコロかと思ったが取り込んだのは42cmの真鯛だっ
   た。
   漸く本命のアイシャドーが釣れてホッと一安心だった。
   これで時合いが来るのか?と期待したがサッパリ。
   仮眠後、再開、期待した朝マズメにアタリはなかった。
   水が切れていたので、船頭さんに朝一で水を持ってきて貰った。
   「いつも親切な対応有難うございます」

   夜が明けてから灯台近くの内側に落としこんでいると、着底時にコンッときて大
   きなカニが無くなった。
   おっ、これは本命が居るか?
   急いで餌を付けて再投入、すると、落とす途中で糸が走り始めた。
   グイッっと合わせ、戦闘開始。
   これもなかなかの引き込み、無理はしないが出来るだけ糸も出したくない。
   少し時間が掛かったが浮いてきてから再び暴れて先頭再開。
   なかなかへばらないと思ったら、やはりコロダイだった。47cm。

   その後、外側に落とし込むとモゾモゾとアタリ、掛かったのは42cmの黒鯛だった。
   

   これで第一ラウンドは終了となった。
   結局、佐々木さんが黒鯛6枚、長友さんがコロダイ1枚、私が黒鯛4枚と
   コロダイ2枚と真鯛1枚だった。
   

   いつもの様に、いろはの湯で汗を流して休憩した。

   16時の船で渡り、第二ラウンド開始。
   この日は、連休という事もあり、渡船は満員御礼状態だった。
   基地を設営後、外側でチヌを狙おうと思ってはいたが、少し疲れ気味だったので、
   日が暮れるまでテントで横になった。
   この間、佐々木さんはツブで黒鯛をGetしていた。

   日が暮れてから気合を入れ、テトラ方面内側を丹念に狙って進んだ。
   中間付近で着底後、数回誘っているとコツンと来たがカサゴっぽい。
   神経を集中して誘うと再びコツコツと来た。
   どうせカサゴだろうと思いながら誘いをかけ、適度な間合いでウリャ〜!!
   掛かったと同時にギュギュギュギュギュと沖に走った。
   これはカサゴじゃない、走られたと思ったらストップ。糸が巻き取れなくなった。
   あ〜根掛かり、ハタだったのか。
   右や左に引っ張っても動かないので、仕方なく道糸を手で持って右に引っ張っ
   て見たら外れた!
   しめた!!と思い懸命にリールを巻くがどうも変。
   竿先に糸が絡まっていた。
   ありゃありゃ、ライトを付け竿先に絡まった糸を外す。
   もうダメかな?とリールを巻くと魚はまだ付いていた、ラッキー!
   慎重に巻き取りタモに収めると40cmの本命、真鯛だった。

   その後、またアタリはなく仮眠。
   2時前に起きて再開、私は灯台方面に向かい内側をメインで落とし込んだ。
   なかなか反応が無かったが、朝一便の船で多くの方々が渡ってきた時、
   漸くヒット! 取り込んだのは38cmの真鯛だった。
   この時、テトラ方面に進んで外側を狙っていた佐々木さんも連続でヒットしていた。
   これで第二ラウンドが終了、佐々木さん、私、共に真鯛2枚ずつであった。
   

   今回は、期待した大物には残念ながらお目にかかれなかったが、何より怪我も
   なく天候にも恵まれ、楽しい釣行になった事に感謝したい。



田子の浦
 07月12日(日) 同行者:神崎、慶一
   今週は、まず朝一で清水に行き、直ぐに田子の浦を探索してみる事にした。
   清水では狙った2つの場所で竿を出してみたが、慶一にアタリがあっただけで
   田子の浦に移動した。
   ここは初めての場所なので、良さそうな所があれば積極的に落とし込んでみる
   つもり。
   まずは川が流れ込んでいる付近が目を引いた。
   竿は出せるか?と辺りを見ると釣り人が数人目に入ったので、そちらに向かっ
   て行くと駐車スペースがあった。
   岸壁は既に釣り人が並んでいた。
   私達は落としこみなので、空いた場所、空いた場所に落とし込んでいく。
   岸壁に排水口があり水が大量に流れ込んでいた。
   その付近にツブを流し込んでいくと、いつの間にか無くなっていた。
   あれっ?と思いながら、その後、数回、落としてみたが反応はなかった。
   何気なく少し離れた海面に目をやると、黒鯛の姿があった。
   そぉ〜っと近づいてツブを投入したが何も起こらず。
   時間を於いて再び同じ所に投入、餌が落ちてワンテンポしてグイッっと引き込ま
   れた!
   ヨッシャ!! しかし大きな空振りに終わった。
   その後、アタリはなく移動。
   今度は漁港に行ってみた。
   私はやや新しい小堤防を探ってみた。そこは、足下は空洞数本のパイプで支え
   られた構造の様だった。
   潮に流して足下に流すと、コツン!
   反射的に合わせるとヒット!!
   軽く元気な引き込みで上がってきたのは28cmの黒鯛だった。
   

   続いて船溜まりに移動、暫くすると対岸でやっていた神崎さんから「取ったよ!」
   と連絡が入った。
   私も!と気合を入れたが全く反応はなく、昼食TIMEとなった。
   清水でよく行っていたうどん屋さんと全く同じお店があったので、そこで、海苔・
   桜海老うどんを食べた。

   昼食後、車の中で暫く仮眠、15:30から再開した。
   漁港は干潮で可能性が低いと思ったので、最初の河口へ行ってみた。
   朝、餌をとられた場所に流し込むと再び餌が無くなった。
   再度、投入し、アタリを逃すまいと糸を張りながら入れると中層で小さくコツンコツ
   ンと来ている。
   こりゃ〜フグだな、成敗してやる!と思い切り合わせると掛かった。
   すると引きが結構強い、フグのくせに!と思ったが、途中からひょっとしてひょっ
   とする?
   水面に浮かせたのは40cm程度の黒鯛だった。

   その後、沖の方の赤灯台に行ってみたが人が多くて落とし込めず、結局、漁港
   内で20時まで粘って終了した。
   


鹿児島
 07月03日(金)〜05日(日) 同行者:鈴木、堀江、神崎、(長友、熊本)
   今年は去年と違い、やや活性の低いTYOT、そろそろ上昇している頃かな〜?
   と思いながらやってきた。
   小雨の中、テントを組み立て、まずは堀江さんが取ってきてくれた横浜産のツブ
   で黒鯛を狙ってみる。
   すると第1投目で糸が走った! しかし大きく空振り。
   「魚はいるよ!」とみんなに告げて再開。
   するとテトラ方面に進んだ鈴木さんが1投目でヒット!見事に黒鯛を取りみ、立て
   続けに3枚をGetした。
   

   私は灯台方面に進んだが、時折アタリはあるものの針掛かりせず。
   しかし、少し深めの2ヒロ半の棚で漸く掛かった。
   元気な引きを楽しみながら取り込んだのは44cmの黒鯛だった。

   これで一安心、休憩後、真鯛狙いに切り替えた。
   まずは基地から灯台方面に向かい、内側を狙ってみた。
   少し進んだ所でヒットしたが根に潜られてハリス切れ、多分ハタだったのだろう。
   

   その後、沈黙が続いた。
   夜になってから今度はテトラ方面に向かい内側を探っていたが、反応はない。
   すると外側を狙っていた神崎さんが40cmくらいの真鯛をGetした。
   私も外側に移り、暫く進むとゴソッときて餌が食いちぎられ足1本になってしまっ
   た。
   直ぐに餌を付けて落とし込むと今度はゴツンときたので、うりゃ〜!!!
   グイグイと引き込む感触は、真鯛に違いない。
   落ち着いて応戦、タモに納めたのは53cmの真鯛だった。
   

   時合いか?と思ったが、後が続かず。
   ビールを飲んで2時まで仮眠した。
   

   目覚ましで起き、気合いを入れ、ヒッソリとした内側を灯台方面に向かって進ん
   でいった。
   への字までの中間付近で竿先が沈んだ!
   よっしゃ〜と合わせると竿が大きく曲がり左へ走る。
   先回りして様子をみると、今度は下に引き込み、一挙に沖に走った。
   これからだ!と思った矢先に針が外れてしまった・・・・・。
   悔しい〜と思いながらも、魚は居る居るとほくそ笑みながら落とし込むと今度は
   ひったくられた!
   今度こそ!!!と思ったが、これも針外れでガックリ・・・・。
   その後、アタリはなく明るくなってしまった。

   明るくなってからは灯台の内側を狙おうと思っていたので、への字から灯台方
   面に進み探っていった。
   狙いは的中、コツコツとしたアタリを「せ〜の」で合わせるとずっしりとした重さが
   伝わり、2、3回底に引き込んだ後、一気に沖に走った。
   これはデカイと思ったので無理をせずに糸を出した。
   しかし、沖で根に引っかかったのか動かなくなってしまった。
   万事休すかと肩を落としていたが、再び生命反応があり先頭再開。
   しめた!と思って一気に糸を巻していたが、強烈に突っ込まれた時にみち糸が
   切れてしまった。
   回収してみると糸がザラザラで30mほどダメになってしまった。

   第1ラウンドはこれで終了。
   結果は、鈴木さんが黒鯛4枚、堀江さんが黒鯛2枚、神崎さんが真鯛1枚、
   

   私が黒鯛1枚と真鯛1枚だった。
   

   いつもの様に温泉センターで汗を流して仮眠、夕方の船で再び渡った。
   

   夕方からは、長友氏と熊本氏が合流した。
   

   基地を設営し、外側をテトラ方面に向かって進んだ。
   夕マズメ、私が小型の真鯛(35cm)を釣ってから、神崎さんが40cmくらいの
   コロダイをGet、
   

   鈴木さん、堀江さん、長友さんも小型の真鯛をGetした。
   

   昨日より、活性は高そうだ。
   21時にみんなで食事をして、私と神崎さん、堀江さんは、23時から2時まで寝よ
   うと思いテントに入った。
   すると直ぐに長友さんが「ヒヒヒ、寝てる場合じゃないよ!」と60cmオーバーの
   真鯛を持ってきた。
   

   これでみんな起こされて開始したが、私は1回当たるも空振り、堀江さんは魚を
   掛けたが、これはキビレだった。
   再びテントに入って仮眠、しかし1時半に目が覚めた。

   寝ずにやっていた熊本さんがテトラ方面から戻ってきたので様子を聞くと、アタリ
   はあったが掛からなかったとの事だったので、灯台方面に進む事にした。
   暫く探っているといつの間にか餌が無くなっていた。
   あれっもしや???と思いながら急いでカニを付け、神経を集中させながら落と
   し込んだ。
   着底したがアタリはない、少し誘ってから2mほど上げて再び落とし込もうとした、
   その時、ガツンと大きなアタリ!
   思い切りうりゃ〜〜!!! 合わせが決まり確かな手ごたえ。
   今度は取るぞ!と呟きながら応戦。
   魚は元気に暴れ沖に走る。
   出来る限り糸を出さない様にしたいが、リールがブルルルル〜と回転し糸がでて
   いく。
   機を見て巻き取るが再び走られる。
   これを数回繰り返し、ようやく水面に浮かせた。
   慎重にタモに収めたのは68cmの真鯛、満足サイズだった。
   

   時合い到来か? すぐ後に熊本さんも良型をGetした。
   へに字近くで、先端から戻ってきた長友氏の話を聞くと、「アタリは頻繁にあった
   が針にのらない。
   でも先端で大物を掛けてバラシた」との事だった。
   そこで今度は外側に落とし込んでみると、直ぐに反応。
   思い切り合わせて応戦開始、ほどなく取り込んだのは52cmだった。

   すると神崎さんにも待望のアタリが!
   グイグイと引き込まれ悪戦苦闘、かなり引っ張られたが漸く水面に浮かせ、
   タモに入れようとしたが失敗、ここで再び魚が走ると慌てた神崎さん、タモを手放
   しリールを押さえた。
   タモはポチャン、柄が堤防に沿って落下していく・・・・。
   しかし、すんでの所で私がキャッチ、魚を救う事に成功した。
   65cmの満足サイズだった。おめでとうございます。
   

   気がつくと私は親指に痛みを感じていた、リールを押さえる指先に豆が出来て
   潰れそうになっていた。
   もう満足したから戻って休憩しようと思っていた時、鈴木さんからTELが入った。
   「お稲荷さんが化け物・・・」
   えっ、お稲荷さんは、もともと化け物なんだが・・・。
   「お稲荷さんが、化け物サイズを釣り上げたぞ!」
   大きさは?
   「80はありそう!」
   それは凄い。すぐに見に戻るね。
   と言い戻りながら、つい落とし込んでみると、またまたアタリ。
   うりゃ〜!!が決まって戦闘開始、こんどの魚もなかなか強い。
   痛い指をかばいながら、悪戦苦闘して取り込んだのは、63cmだった。

   基地に戻って長友氏の魚を見てビックリ、30分格闘したそうで、計ってみると
   82cmだった。
   恐れ入りました・・・・。
   

   そして、ふと鈴木さんを見ると竿を大きく曲げて応戦している。
   しかもデカそう。
   カメラを持って近づくと、やはりデカイとの事。
   かなり沖に走っている。
   巻いては走られ、走られてはまた巻く。
   堤防上をテトラ方面に50mくらい引っ張られていた。
   

   鈴木さんが格闘している途中、テトラ方面に行っていた堀江さんにTELして様子
   を聞くと、全くアタリがないとの事。
   そこで、こちらはアタリがあるから、すぐに基地から灯台方面に戻ってきたら!と
   伝えた。

   鈴木さんの応戦は約20分間続き、遂に魚は水面に姿を現した。
   慎重に掬い上げてみると、やはりデカい。
   計ってみると74cmだった。おめでとうございます。
   

   一方、堀江さんは遙々テトラ方面から戻り、灯台方面に移動していた。
   その努力が実ったのか?
   なんとなんと70cmを釣っていた。おめでとうございます。
   

   結局、第二ラウンドは、
   鈴木さんが74cmを筆頭に真鯛3枚、
   堀江さんが70cmを筆頭に真鯛2枚とキビレ1枚、
   神崎さんが65cmを筆頭に真鯛1枚とコロダイ1枚、黒鯛1枚、
   鈴木さんが74cmを筆頭に真鯛3枚、
   長友さんが82cmを筆頭に真鯛3枚、
   熊本さんが53cmを筆頭に真鯛3枚、
   私が68cmを筆頭に真鯛4枚、
   合計で真鯛16枚の釣果だった。